おちたツキ【暴太郎・ソノイ】
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
結果的に、教授はピーナッツを口で受け止めることができた。
ソノイさんはドンブラザーズの力について「脳人のかつての王家、ドン家が作ったもの」と答えた。そして、それはタロウ君を助けるために、彼が覚醒すると同時に発動するようになっていたのだろうと。ドン家という言葉に対してはるかちゃんが疑問を述べたが、ソノイさんは質問は一つだとバッサリ切り捨てる。
ドン家と何故タロウ君が繋がるのか分からなかったが、とにかく教授がお供にならなくて良かった…と胸を撫で下ろしたのも束の間、次の勝負が始まる。次は沈黙のゲーム。黙っていればいい、と雉野さんは説明した。
流石にそれは絵面が面白くないな…と私も思ったものの、ソノイさんが頷いた為この超地味なゲームが始まった。
「…あのー…私はドンブラザーズでも脳人でもないので、お喋りしていいですよね…?」
一応尋ねてみたが、全員に無視された。みんな、不利になるかもしれないことには反応しないと決めたのだろう。
「じゃあ勝手に喋りますけど…あの、脳人のお二人のお名前を聞いてもいいですか?」
すると、女の子は二本指を。男の人は三本指を立てた。
「……二と、三?あ、もしかして女の子はソノニさんで…男の人は…ソノサンだと変だから…ソノサ…あ、ソノザさん?」
こくりと二人が頷く。どうやら合っていたようだ。ソノイ、ソノニ、ソノザ。うん、確かにしっくりくる。
私が一つ疑問を解消してスッキリした瞬間、はるかちゃんが盛大なくしゃみをしてスッキリしてしまった。
「あっ…すいません…」
一斉に指を指されるはるかちゃん。彼女はソノイさんによって油性ペンで額に「脳人」と書かれてしまった。う、羨ましい…!
「待って!待ってください!ソノイさん、私も何か書いてください!」
「……」
面倒くさそうな顔をしたが、ソノイさんは私の頭を押さえて額に何かを書いてくれた。そして二回戦が始まったが、私はそんなことは気にも留めずスマホのインカメで自分の額を映した。
「…え?ハテナマーク…?」
私の額には「?」と大きく書かれていた。お供でも、脳人でも、ドンブラザーズでもない。
頭の上にハテナマークを浮かべる。もしかして、ソノイさんは一度死んだことで記憶を失ってしまったのだろうか。それで私のことが分からない、とか…。
妙に有り得る話なので怖い。ソノイさんにとっては…どうでも良かった記憶なのかもしれない。しかしそれでも、私にとっては人生という本の何ページかを埋め尽くすに匹敵する記憶だ。…忘れられていたら…嫌われるより、悲しい。
私がしんみりしていると、ドンブラザーズと脳人の人達が声を出した。どうやら、不毛だということでゲームが終了したらしい。
「じゃあ、次の君達のゲームは…大食い競争だ」
マスターがカレー、チャーハン、焼きそばを運んでくる。しかも、三品で一人分。机には沢山の料理が並び、ぎゅうぎゅうになった。
「スタート」
開始が宣言された瞬間、一斉にみんなががっついて食べ始めた。そ、ソノイさんのこんな振る舞い見たくなかった…!
「でも…いっぱい食べるソノイさんも素敵…!ソノイさん、頑張ってください!」
頑張れ~!と応援すると、食べていたはるかちゃんに「どっちの味方なんです!?」と冷静に突っ込まれた。
……ソノイさんの味方、かなあ?
*
雉野さんが音を上げた為、ドンブラザーズ三人はソノイさんのお供になった。まあ、額には「脳人」と書かれていて、ソノイさん自身も彼らを「脳人」と称したのだが。
「あくまで二軍だがな!ここだけははっきりしておきたい」
「そうね。私とソノザは一軍。お前達とは違う」
「納得できないなその格差は…。今まで君達と互角に戦ってきた私達を評価してもらいたい!」
そっちの心配か。
「ならば試そう!脳人は決してヒトツ鬼になることはない。今からお前達の欲望を解放する。もしヒトツ鬼にならなければ同等と認めよう」
「馬鹿馬鹿しい!私達がヒトツ鬼などに…なあ?」
「そうよ。有り得ないわ。ねえ雉野?」
「も…勿論ですよ!」
ああ、そういうの…フラグって言うんだ。
ソノイさんが赤い目を光らせた瞬間、三人は胸を押さえて苦しみ始めた。そして絶叫し、見事にヒトツ鬼になってしまう。二軍確定か…と呆れた瞬間。
「何をしている?お供たち」
「あっ…タロウ!」
「タロウ君!?」
「貴様…生きていたのか!」
「当然だ。天国も地獄も俺には縁がない。俺は不死身だ、フェニックスのようにな」
しかし、はるかちゃんと教授は人間に戻ったが雉野さんは依然ヒトツ鬼のままだ。みほちゃん、と奥さんの名前を呼んで苦しんでいる。そしてそのまま、扉のようなものを開ける動作をしてどこかに消えてしまった。
ソノイさんはドンブラザーズの力について「脳人のかつての王家、ドン家が作ったもの」と答えた。そして、それはタロウ君を助けるために、彼が覚醒すると同時に発動するようになっていたのだろうと。ドン家という言葉に対してはるかちゃんが疑問を述べたが、ソノイさんは質問は一つだとバッサリ切り捨てる。
ドン家と何故タロウ君が繋がるのか分からなかったが、とにかく教授がお供にならなくて良かった…と胸を撫で下ろしたのも束の間、次の勝負が始まる。次は沈黙のゲーム。黙っていればいい、と雉野さんは説明した。
流石にそれは絵面が面白くないな…と私も思ったものの、ソノイさんが頷いた為この超地味なゲームが始まった。
「…あのー…私はドンブラザーズでも脳人でもないので、お喋りしていいですよね…?」
一応尋ねてみたが、全員に無視された。みんな、不利になるかもしれないことには反応しないと決めたのだろう。
「じゃあ勝手に喋りますけど…あの、脳人のお二人のお名前を聞いてもいいですか?」
すると、女の子は二本指を。男の人は三本指を立てた。
「……二と、三?あ、もしかして女の子はソノニさんで…男の人は…ソノサンだと変だから…ソノサ…あ、ソノザさん?」
こくりと二人が頷く。どうやら合っていたようだ。ソノイ、ソノニ、ソノザ。うん、確かにしっくりくる。
私が一つ疑問を解消してスッキリした瞬間、はるかちゃんが盛大なくしゃみをしてスッキリしてしまった。
「あっ…すいません…」
一斉に指を指されるはるかちゃん。彼女はソノイさんによって油性ペンで額に「脳人」と書かれてしまった。う、羨ましい…!
「待って!待ってください!ソノイさん、私も何か書いてください!」
「……」
面倒くさそうな顔をしたが、ソノイさんは私の頭を押さえて額に何かを書いてくれた。そして二回戦が始まったが、私はそんなことは気にも留めずスマホのインカメで自分の額を映した。
「…え?ハテナマーク…?」
私の額には「?」と大きく書かれていた。お供でも、脳人でも、ドンブラザーズでもない。
頭の上にハテナマークを浮かべる。もしかして、ソノイさんは一度死んだことで記憶を失ってしまったのだろうか。それで私のことが分からない、とか…。
妙に有り得る話なので怖い。ソノイさんにとっては…どうでも良かった記憶なのかもしれない。しかしそれでも、私にとっては人生という本の何ページかを埋め尽くすに匹敵する記憶だ。…忘れられていたら…嫌われるより、悲しい。
私がしんみりしていると、ドンブラザーズと脳人の人達が声を出した。どうやら、不毛だということでゲームが終了したらしい。
「じゃあ、次の君達のゲームは…大食い競争だ」
マスターがカレー、チャーハン、焼きそばを運んでくる。しかも、三品で一人分。机には沢山の料理が並び、ぎゅうぎゅうになった。
「スタート」
開始が宣言された瞬間、一斉にみんなががっついて食べ始めた。そ、ソノイさんのこんな振る舞い見たくなかった…!
「でも…いっぱい食べるソノイさんも素敵…!ソノイさん、頑張ってください!」
頑張れ~!と応援すると、食べていたはるかちゃんに「どっちの味方なんです!?」と冷静に突っ込まれた。
……ソノイさんの味方、かなあ?
*
雉野さんが音を上げた為、ドンブラザーズ三人はソノイさんのお供になった。まあ、額には「脳人」と書かれていて、ソノイさん自身も彼らを「脳人」と称したのだが。
「あくまで二軍だがな!ここだけははっきりしておきたい」
「そうね。私とソノザは一軍。お前達とは違う」
「納得できないなその格差は…。今まで君達と互角に戦ってきた私達を評価してもらいたい!」
そっちの心配か。
「ならば試そう!脳人は決してヒトツ鬼になることはない。今からお前達の欲望を解放する。もしヒトツ鬼にならなければ同等と認めよう」
「馬鹿馬鹿しい!私達がヒトツ鬼などに…なあ?」
「そうよ。有り得ないわ。ねえ雉野?」
「も…勿論ですよ!」
ああ、そういうの…フラグって言うんだ。
ソノイさんが赤い目を光らせた瞬間、三人は胸を押さえて苦しみ始めた。そして絶叫し、見事にヒトツ鬼になってしまう。二軍確定か…と呆れた瞬間。
「何をしている?お供たち」
「あっ…タロウ!」
「タロウ君!?」
「貴様…生きていたのか!」
「当然だ。天国も地獄も俺には縁がない。俺は不死身だ、フェニックスのようにな」
しかし、はるかちゃんと教授は人間に戻ったが雉野さんは依然ヒトツ鬼のままだ。みほちゃん、と奥さんの名前を呼んで苦しんでいる。そしてそのまま、扉のようなものを開ける動作をしてどこかに消えてしまった。