お姉様ナンバーワン!【50・ブーケ】
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「いいか!これから女王は破滅の王子、テガナグールを再教育する!」
「乗り手を得た女王は無敵!人間世界を再生成するという使命を彼に思い出させるのだ!」
興奮してはしゃぐファイヤキャンドルとつられているシャイニングナイフ。すると、お姉様はアーイー達を前にスタスタとどこかへ行こうとした。
「…ブーケちゃん?どこ行くの?」
「今の私の目的は一つだけです。失礼します」
その瞬間、警報音がけたたましく鳴り響き、鳩が赤く点滅した。ブライダン緊急事態アラームが反応している証拠だ。混乱の中、アーイー達の間を縫ってクオンが御前にやって来る。
「女王様、今し方この城にあった指輪が何者かによって盗まれたとの報告が」
「はあ~!?」
「なんだって!?犯人はまだ近くにいるかもしれねえ。ほれ!見つけ出せ!」
「見つけ出すわよダーリン!」
「…あたしも行く…」
*
ノーワンワールドへの入り口から、ゴジュウジャー達がやって来た。餌に食い付くことしかできない魚は可哀想だ。知恵を知らないのだから。
「ゴジュウジャー!そうか…指輪を盗んだのはお前達だったのか!」
「何の話だ?指輪はこれから分捕るところだぜ!」
「言い訳していいわけ~?お仕置きの時間ねえ」
吠以外がゴジュウジャーに変身した。どうやら、吠は熊手と行動するようだ。行く手を阻もうとしたが、レオンの銃撃が飛んできた。
「…お前……よくもブーケ様を…!」
「…君…そうだ、吠君がクオンと戦う際加勢してくれて……その前は、好きな人がいるって言ってた子、だよね…?」
こいつは覚えていた。あの一瞬の出来事を。百夜陸王として、机に突っ伏して唸っているあたしと出会ったことを。しかも、会話内容まで。
「…ッ、お前のせいで何もかもめちゃくちゃだ!死をもって償え!」
そう言って鎌を抱えて襲い掛かろうとしたが、気付いた。強い視線に。お姉様が、見ている。レオンも気付いて手を止めた。
「百夜陸王…」
「ブーケちゃん…」
お姉様の目があたしに「退け」と言っていた。百夜陸王、ゴジュウレオンを殺すのは自分だと。全身全霊で物語っていた。
あまりの威圧感に恐れ戦いたあたしは他のゴジュウジャー、イーグルに攻撃を仕掛けた。鎌を振り下ろしたが、テガソードの刃で受け止められた。
「このっ…大人しく倒されろ!」
「…君は…そんな目をするような子だったか?」
「は…?」
刃で押し返される。木の幹に押し付けられると、ささくれや枝に着物の裾が引っ掛かって動き辛い。帯がクッションになってるが、押し付けられたことで確実にぐちゃぐちゃになっている。
「夢はどうしたんだ!?」
「…そんなもの…もう無い!あたしにはわからない!」
「好きな人はどうするんだ!?」
「ッどうにもできない!だって……だって…」
もう、手の届かないところにいる。
ティラノが必殺技でアーイーを蹴散らすと、イーグルに向かって一斉射撃をしたアーイー達もイーグルの必殺技によって倒されてしまった。そのまま弓をシャイニングナイフとスイートケークに放ち、近接戦に持ち込まれて行く。
「緑のゴジュウジャー。君は以前、厄災に侵された私を止めてくれた。…感謝する」
「あ、ああ…。…ええっ!?じゃあ退いてくれるか?」
「生憎だが、それはそれ」
「これはこれ。指輪も王子も渡さないんだから~!」
*
あたしとシャイニングナイフ&スイートケーク、イーグル、ティラノでの戦闘が長引き始めた頃。カレンデウスと青のテガソードが出てきた。お姉様は…雄々しい、というよりも悲痛な叫びを上げて戦っている。
「ブーケ様…」
「”慈愛必殺アフェクションダンス”!」
カレンデウスの斬撃をモロに食らったというのに、テガソードはまだ倒れない。──早く倒れろ、負けろ、消えろ!早く、お姉様を苦しみから解放しろ!
「僕は…君に幸せでいてほしい。また僕にうちわを振ってよ、ブーケちゃん!」
「…勝手なことを言わないで!!」
カレンデウスの攻撃をテガソードは受け止めた。
「そうだね…酷いエゴだってわかってる。だけどそれでも…ファンを失った寂しさを僕は知ってるから!僕は君というリクオニストを諦めない!」
押し負けている。このままカレンデウスが…お姉様が負けたら、どうしよう。もう、お姉様は死んじゃうの?リボンみたいに消えていなくなるの?わからない…怖い…。百夜陸王は何をしようとしているの…?
歯痒い。自前のドレスガードを持っていれば、加勢できたのに。二人がかりなら、いくらテガソードといえども勝ち目はあったかもしれない。せめてリボンがリボンアイアイザーを残していれば…。
「僕の全てを込めて、もう一度君の心を打ち抜くよ。”キラリ☆ライオン流星群”!」
カレンデウスが銃撃の雨に晒された。そしてその機体にテガソードの刃が押し込まれる。
恐らく二人の間で何かがあったあと、刃は引き抜かれた。火花と共にカレンデウスが倒れ、爆発する。
「ブーケ様…。ど、どうしよう、死んじゃったら、どうし、うっ、あっ、おあっ、」
「落ち着いて柚葉ちゃん!ブーケちゃんなら絶対大丈夫よ!」
「あっ、あああっ、ああっ、あ……」
膝から崩れ落ち、座り込んでしまう。シャイニングナイフとスイートケークが一つの体でイーグルとティラノの相手をしていると、テガソードとグーデバーンがやって来た。
「二人とも、乗って!」
「有難い!」
二人がテガソードの手に移り、ノーワンワールドを出て行く。それを追う気力も体力も無かった。
「乗り手を得た女王は無敵!人間世界を再生成するという使命を彼に思い出させるのだ!」
興奮してはしゃぐファイヤキャンドルとつられているシャイニングナイフ。すると、お姉様はアーイー達を前にスタスタとどこかへ行こうとした。
「…ブーケちゃん?どこ行くの?」
「今の私の目的は一つだけです。失礼します」
その瞬間、警報音がけたたましく鳴り響き、鳩が赤く点滅した。ブライダン緊急事態アラームが反応している証拠だ。混乱の中、アーイー達の間を縫ってクオンが御前にやって来る。
「女王様、今し方この城にあった指輪が何者かによって盗まれたとの報告が」
「はあ~!?」
「なんだって!?犯人はまだ近くにいるかもしれねえ。ほれ!見つけ出せ!」
「見つけ出すわよダーリン!」
「…あたしも行く…」
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ノーワンワールドへの入り口から、ゴジュウジャー達がやって来た。餌に食い付くことしかできない魚は可哀想だ。知恵を知らないのだから。
「ゴジュウジャー!そうか…指輪を盗んだのはお前達だったのか!」
「何の話だ?指輪はこれから分捕るところだぜ!」
「言い訳していいわけ~?お仕置きの時間ねえ」
吠以外がゴジュウジャーに変身した。どうやら、吠は熊手と行動するようだ。行く手を阻もうとしたが、レオンの銃撃が飛んできた。
「…お前……よくもブーケ様を…!」
「…君…そうだ、吠君がクオンと戦う際加勢してくれて……その前は、好きな人がいるって言ってた子、だよね…?」
こいつは覚えていた。あの一瞬の出来事を。百夜陸王として、机に突っ伏して唸っているあたしと出会ったことを。しかも、会話内容まで。
「…ッ、お前のせいで何もかもめちゃくちゃだ!死をもって償え!」
そう言って鎌を抱えて襲い掛かろうとしたが、気付いた。強い視線に。お姉様が、見ている。レオンも気付いて手を止めた。
「百夜陸王…」
「ブーケちゃん…」
お姉様の目があたしに「退け」と言っていた。百夜陸王、ゴジュウレオンを殺すのは自分だと。全身全霊で物語っていた。
あまりの威圧感に恐れ戦いたあたしは他のゴジュウジャー、イーグルに攻撃を仕掛けた。鎌を振り下ろしたが、テガソードの刃で受け止められた。
「このっ…大人しく倒されろ!」
「…君は…そんな目をするような子だったか?」
「は…?」
刃で押し返される。木の幹に押し付けられると、ささくれや枝に着物の裾が引っ掛かって動き辛い。帯がクッションになってるが、押し付けられたことで確実にぐちゃぐちゃになっている。
「夢はどうしたんだ!?」
「…そんなもの…もう無い!あたしにはわからない!」
「好きな人はどうするんだ!?」
「ッどうにもできない!だって……だって…」
もう、手の届かないところにいる。
ティラノが必殺技でアーイーを蹴散らすと、イーグルに向かって一斉射撃をしたアーイー達もイーグルの必殺技によって倒されてしまった。そのまま弓をシャイニングナイフとスイートケークに放ち、近接戦に持ち込まれて行く。
「緑のゴジュウジャー。君は以前、厄災に侵された私を止めてくれた。…感謝する」
「あ、ああ…。…ええっ!?じゃあ退いてくれるか?」
「生憎だが、それはそれ」
「これはこれ。指輪も王子も渡さないんだから~!」
*
あたしとシャイニングナイフ&スイートケーク、イーグル、ティラノでの戦闘が長引き始めた頃。カレンデウスと青のテガソードが出てきた。お姉様は…雄々しい、というよりも悲痛な叫びを上げて戦っている。
「ブーケ様…」
「”慈愛必殺アフェクションダンス”!」
カレンデウスの斬撃をモロに食らったというのに、テガソードはまだ倒れない。──早く倒れろ、負けろ、消えろ!早く、お姉様を苦しみから解放しろ!
「僕は…君に幸せでいてほしい。また僕にうちわを振ってよ、ブーケちゃん!」
「…勝手なことを言わないで!!」
カレンデウスの攻撃をテガソードは受け止めた。
「そうだね…酷いエゴだってわかってる。だけどそれでも…ファンを失った寂しさを僕は知ってるから!僕は君というリクオニストを諦めない!」
押し負けている。このままカレンデウスが…お姉様が負けたら、どうしよう。もう、お姉様は死んじゃうの?リボンみたいに消えていなくなるの?わからない…怖い…。百夜陸王は何をしようとしているの…?
歯痒い。自前のドレスガードを持っていれば、加勢できたのに。二人がかりなら、いくらテガソードといえども勝ち目はあったかもしれない。せめてリボンがリボンアイアイザーを残していれば…。
「僕の全てを込めて、もう一度君の心を打ち抜くよ。”キラリ☆ライオン流星群”!」
カレンデウスが銃撃の雨に晒された。そしてその機体にテガソードの刃が押し込まれる。
恐らく二人の間で何かがあったあと、刃は引き抜かれた。火花と共にカレンデウスが倒れ、爆発する。
「ブーケ様…。ど、どうしよう、死んじゃったら、どうし、うっ、あっ、おあっ、」
「落ち着いて柚葉ちゃん!ブーケちゃんなら絶対大丈夫よ!」
「あっ、あああっ、ああっ、あ……」
膝から崩れ落ち、座り込んでしまう。シャイニングナイフとスイートケークが一つの体でイーグルとティラノの相手をしていると、テガソードとグーデバーンがやって来た。
「二人とも、乗って!」
「有難い!」
二人がテガソードの手に移り、ノーワンワールドを出て行く。それを追う気力も体力も無かった。