お姉様ナンバーワン!【50・ブーケ】
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ファイヤキャンドルがシンケンレッドの指輪を手にし、ついでにオルカブースター5050まで手に入れた。だがファイヤキャンドルはこの武器が持つ狂気のようなものに呑まれ、血を求める獣となってしまった。
「ファイヤキャンドルさん、少しお休みになって!でないと…!」
「ッ…俺の邪魔するなぁ!」
「ああっ!」
暴れるファイヤキャンドルを止めようとしたお姉様を乱暴に突き飛ばした。流石に黙って見過ごすことは出来なくなった為、あたしも武器を生成して彼の元に詰め寄る。
「正気か!?ファイヤキャンドル君!」
「この…お姉様に手を出すな!!」
「あああっ…!!!」
鎌で一発食らわせようとするが、暴発しているかのようにファイヤキャンドルがオルカブースターを乱射する為近付けない。彼は城内の物を壊しまくり、まるで操られているかのように暴れ続けた。シャイニングナイフとスイートケークが羽交い絞めにして取り押さえるが、オルカブースターの乱発は止められない。
「お姉様、お怪我はありませんか!?」
「っ…私は大丈夫です、でもファイヤキャンドルさんが…!」
「…今の彼は危険です。一先ず拘束する」
「早くして頂戴、柚葉ちゃん!」
「わかってる!ファイヤキャンドル、大人しくして!」
とりあえず生成した縄で彼をグルグル巻きにした。それでも尚暴れようとするファイヤキャンドルを地面に転がし、ふうと息を吐く。オルカブースターは檻に入れ、厳重に保管することにした。
「はあ…全く、手間かけさせて…」
「離せ!!」
「体を蝕まれても尚も力を求めるか」
「うっ…」
女王様がそう言うと、ファイヤキャンドルの目が光った。そしてそのまま──お姉様の膝に崩れ落ちる。
「は!?」
「そなたの戦い、見届けよう」
倒れたファイヤキャンドルから何かが現れた。…ノーワンのようにも見えるが。
「この者は?」
「指輪に眠る戦いの記憶をコピーし生成した兵卒だ」
確かに、ノーワンにしてはスマートな見た目をしている。ノーワンは自らを構成する要素を沢山体にくっ付けている為、どうしてもずんぐりむっくりとしたボディが多い。
私はお姉様の膝の上で眠りこけるファイヤキャンドルを睨みつけた。──あんな、あんなことが許されていいの!?あたしだってしてもらったことないのに…!!
血が出るのではと思うくらい唇を噛む。羨ましい。許せない。いくら暴走しているからって、あんな──
オルカブースターが鳴き声を発した。檻を出ようと何度も柵に激突し──見事に自身を閉じ込める檻を破壊して脱走する。
「あああああ…!」
「なッ…!?」
オルカブースターはそのまま発砲し、ファイヤキャンドルの縄を解いた。目覚めたファイヤキャンドルは飛び起き、嬉しそうにオルカブースターを撫で、掴む。
「お前も戦いてえのか!」
「ファイヤキャンドルさん!行ってはダメです!」
「ファイヤキャンドル!止まれ!」
オルカブースターの力が予想以上に強い。全くこちらの言うことを聞かなかった。ファイヤキャンドルは無我夢中で人間界に向かい、ゴジュウジャー達との戦いを目指す。
「…面倒くさいことになった……!」
「どうするのぉ?ファイヤキャンドル君、手も付けられない様子だけど」
「…あたしが探してくる。どうせ、ゴジュウウルフ達と戦っているだろうから…」
入口を生成すると、「私も行きます!」とお姉様が立ち上がった。
「お姉様…!ですがご無理は…!」
「仲間の為です。このまま何もしないなんてこと、出来ません!」
「…お姉様……」
そうだ。お姉様はいつだって”慈愛”のブーケ様だ。この人が向ける感情は、慈愛。恋情なんかじゃない。いくらファイヤキャンドルを膝枕しようとも──お姉様にそんな感情はない。
裏を返せば、お姉様は私のことを恋愛的な意味で好きになる訳がないということでもあるのだが。別に…それは分かり切っていることだ。今のお姉様にとって、何が優先順位の上にいるのかは一目瞭然。語るまでもない。
「…わかりました。私とお姉様で、ファイヤキャンドルを探しましょう」
「気を付けてね~?」
「わかってる。二人はいざという時の為に待機しておいて」
「わかった。ファイヤキャンドル君を頼んだ」
シャイニングナイフとスイートケークを置いて、二人で人間界へと向かう。とりあえず、ファイヤキャンドルの回収が先だ。オルカブースターはこの際誰の手に渡ろうが関係ない。あれは、呪いの力だ。
「ファイヤキャンドルさん、少しお休みになって!でないと…!」
「ッ…俺の邪魔するなぁ!」
「ああっ!」
暴れるファイヤキャンドルを止めようとしたお姉様を乱暴に突き飛ばした。流石に黙って見過ごすことは出来なくなった為、あたしも武器を生成して彼の元に詰め寄る。
「正気か!?ファイヤキャンドル君!」
「この…お姉様に手を出すな!!」
「あああっ…!!!」
鎌で一発食らわせようとするが、暴発しているかのようにファイヤキャンドルがオルカブースターを乱射する為近付けない。彼は城内の物を壊しまくり、まるで操られているかのように暴れ続けた。シャイニングナイフとスイートケークが羽交い絞めにして取り押さえるが、オルカブースターの乱発は止められない。
「お姉様、お怪我はありませんか!?」
「っ…私は大丈夫です、でもファイヤキャンドルさんが…!」
「…今の彼は危険です。一先ず拘束する」
「早くして頂戴、柚葉ちゃん!」
「わかってる!ファイヤキャンドル、大人しくして!」
とりあえず生成した縄で彼をグルグル巻きにした。それでも尚暴れようとするファイヤキャンドルを地面に転がし、ふうと息を吐く。オルカブースターは檻に入れ、厳重に保管することにした。
「はあ…全く、手間かけさせて…」
「離せ!!」
「体を蝕まれても尚も力を求めるか」
「うっ…」
女王様がそう言うと、ファイヤキャンドルの目が光った。そしてそのまま──お姉様の膝に崩れ落ちる。
「は!?」
「そなたの戦い、見届けよう」
倒れたファイヤキャンドルから何かが現れた。…ノーワンのようにも見えるが。
「この者は?」
「指輪に眠る戦いの記憶をコピーし生成した兵卒だ」
確かに、ノーワンにしてはスマートな見た目をしている。ノーワンは自らを構成する要素を沢山体にくっ付けている為、どうしてもずんぐりむっくりとしたボディが多い。
私はお姉様の膝の上で眠りこけるファイヤキャンドルを睨みつけた。──あんな、あんなことが許されていいの!?あたしだってしてもらったことないのに…!!
血が出るのではと思うくらい唇を噛む。羨ましい。許せない。いくら暴走しているからって、あんな──
オルカブースターが鳴き声を発した。檻を出ようと何度も柵に激突し──見事に自身を閉じ込める檻を破壊して脱走する。
「あああああ…!」
「なッ…!?」
オルカブースターはそのまま発砲し、ファイヤキャンドルの縄を解いた。目覚めたファイヤキャンドルは飛び起き、嬉しそうにオルカブースターを撫で、掴む。
「お前も戦いてえのか!」
「ファイヤキャンドルさん!行ってはダメです!」
「ファイヤキャンドル!止まれ!」
オルカブースターの力が予想以上に強い。全くこちらの言うことを聞かなかった。ファイヤキャンドルは無我夢中で人間界に向かい、ゴジュウジャー達との戦いを目指す。
「…面倒くさいことになった……!」
「どうするのぉ?ファイヤキャンドル君、手も付けられない様子だけど」
「…あたしが探してくる。どうせ、ゴジュウウルフ達と戦っているだろうから…」
入口を生成すると、「私も行きます!」とお姉様が立ち上がった。
「お姉様…!ですがご無理は…!」
「仲間の為です。このまま何もしないなんてこと、出来ません!」
「…お姉様……」
そうだ。お姉様はいつだって”慈愛”のブーケ様だ。この人が向ける感情は、慈愛。恋情なんかじゃない。いくらファイヤキャンドルを膝枕しようとも──お姉様にそんな感情はない。
裏を返せば、お姉様は私のことを恋愛的な意味で好きになる訳がないということでもあるのだが。別に…それは分かり切っていることだ。今のお姉様にとって、何が優先順位の上にいるのかは一目瞭然。語るまでもない。
「…わかりました。私とお姉様で、ファイヤキャンドルを探しましょう」
「気を付けてね~?」
「わかってる。二人はいざという時の為に待機しておいて」
「わかった。ファイヤキャンドル君を頼んだ」
シャイニングナイフとスイートケークを置いて、二人で人間界へと向かう。とりあえず、ファイヤキャンドルの回収が先だ。オルカブースターはこの際誰の手に渡ろうが関係ない。あれは、呪いの力だ。