お姉様ナンバーワン!【50・ブーケ】
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※敢えて台本書きでお送りしております。メタ発言あります。
暗い店内に佇む柚葉。カチリと音がしてスポットライトが当たり、テガソードのマークが書かれた紙を持っている姿を照らす。
「懺悔ネーム、”ずっと一緒”さん。”私は長年とある人気キャラを推し続けているのですが、グッズの転売が後を絶ちません。推しの人気があるのは嬉しいのですが、やはり転売行為は許せません。最近は同担拒否というファンも増えてきて、推しの素晴らしさを共有することの難しさが窺えます”」
「いや、いやいや。何で普通に始まってんだよ」
「…新たな世界が作られた。それなら、この懺悔室も新しくするべき。この企画は、ゴジュウジャー補ジュウ計画からブライダン補ジュウ計画に改名する」
「勝手に改名すんな!そういうの怒られるから!」
やだやだと駄々をこねる柚葉を宥めるファイヤキャンドルを押し退け、ブーケがテガソードの里にやって来た。柚葉の手から紙をすくいとり、「非常に同意できる懺悔です」と頷く。
「転売ヤーは許せません。──するべきです。それにしても、同担拒否…。なるほど、そういう方もいるのですね……」
「ブーケ嬢はそういうの許せるのか?」
「陸王様が尊いのは当たり前です。素晴らしさを共有するのは当然の行為ですから、嫌という感情が出て来ること自体無いんです」
「なるほどなあ…」
ちらり、と柚葉を見るファイヤキャンドル。視線の先では、ブーケのアクスタやぬいぐるみ、カードやトランプを並べて祭壇を作っている彼女がいた。
「…柚葉?何をしているんですか?」
「えっ?あ……こ、これは、その!お姉様の真似と言いますか、そのぅ……」
「…私の祭壇?」
「……こ、公式です!非公式ではありません!うちわを除き全て公式グッズとなっています!入手ルートも正規のルートです!」
「…」
じー、と祭壇を見つめるブーケ。「ブーケ様優勝」とマゼンタで書かれたうちわを背景に、丁寧にグッズは並べられている。
「とても良いと思います」
「…!」
にっこりと微笑み、祭壇の隣に立つブーケ。
「ああ…お姉様が公式グッズの隣に……!」
「何だか、私も祭壇を手入れしたくなってきました。私は一足先に失礼しますね」
「お気を付けてお帰り下さい、お姉様」
店を出て行くブーケを眺め、「お姉様素敵……」と彼女は惚けて呟く。しかしブーケの姿が見えなくなって一分後には真顔に戻ってしまった。そしてバン!!と拳を壁に叩きつけ、前のめりで鬼の形相になる。
「…大体公式は百夜陸王とお姉様の距離が近すぎる…!!あたしは近付くだけで精一杯なのに…!!」
「…その辺烏滸がましいとか何とかで精算したんじゃねえのかよ」
「それはそれ、これはこれ。ここは懺悔室。あれが本心だったとしても、あたしは本質的に陸王を許せない。そう、あたしは同担拒否の性質を持っている」
「め、めんどうくせえ~~~!!」
「…これも、ある種の懺悔なのかもしれない」
ふ、と彼女が自嘲しているとそこへ「随分賑やかだなあ」とクオンが入ってきた。
「更に面倒くせえのが来た!!」
「クオン……あたしはお前が嫌いだ」
「はいはい、その辺はちゃんと本編でやるから」
「黙れ…」
「ああもう本編でやることをここで掘り下げない!ネタ無くなるから!」
「メタ発言やめねえか?」
椅子に腰掛けたクオンは取り出した指輪をいじりながら、「君は僕の下位互換だよ」と不敵に笑う。指輪を弾き、キャッチした。
「は?」
「君は”お姉様”に結婚しようなんて言えないよねえ?」
「そんなの当たり前。というか、あれはそもそも女王様がテガソードに求婚するという意味だからお前がゴジュウウルフに迫ったという意味ではない」
「でも台本にはああ書いてたから…。君、今後の台本読んでる?」
「台本?」
画面外から柚葉へ台本が渡された。ペラペラと捲っていく彼女は顔を真っ青にしていき、「あッ、ああ…!!」と呻き始める。
「柚葉嬢!?どうした!?」
「これが答えだよ。君は台本 から逃げられない」
「うわあああああッ!!!」
「柚葉嬢!!オイ誰か担架持って来てくれ!!!」
「フッ、可哀想だなあ」
「クオン──!!!!!」
どんがらがっしゃーん、とテンプレのような轟音がテガソードの里に響き渡る。ついでに、大鎌が空気を切る音も。
「何でまたこんなオチなんだよォーー!!!」
暗い店内に佇む柚葉。カチリと音がしてスポットライトが当たり、テガソードのマークが書かれた紙を持っている姿を照らす。
「懺悔ネーム、”ずっと一緒”さん。”私は長年とある人気キャラを推し続けているのですが、グッズの転売が後を絶ちません。推しの人気があるのは嬉しいのですが、やはり転売行為は許せません。最近は同担拒否というファンも増えてきて、推しの素晴らしさを共有することの難しさが窺えます”」
「いや、いやいや。何で普通に始まってんだよ」
「…新たな世界が作られた。それなら、この懺悔室も新しくするべき。この企画は、ゴジュウジャー補ジュウ計画からブライダン補ジュウ計画に改名する」
「勝手に改名すんな!そういうの怒られるから!」
やだやだと駄々をこねる柚葉を宥めるファイヤキャンドルを押し退け、ブーケがテガソードの里にやって来た。柚葉の手から紙をすくいとり、「非常に同意できる懺悔です」と頷く。
「転売ヤーは許せません。──するべきです。それにしても、同担拒否…。なるほど、そういう方もいるのですね……」
「ブーケ嬢はそういうの許せるのか?」
「陸王様が尊いのは当たり前です。素晴らしさを共有するのは当然の行為ですから、嫌という感情が出て来ること自体無いんです」
「なるほどなあ…」
ちらり、と柚葉を見るファイヤキャンドル。視線の先では、ブーケのアクスタやぬいぐるみ、カードやトランプを並べて祭壇を作っている彼女がいた。
「…柚葉?何をしているんですか?」
「えっ?あ……こ、これは、その!お姉様の真似と言いますか、そのぅ……」
「…私の祭壇?」
「……こ、公式です!非公式ではありません!うちわを除き全て公式グッズとなっています!入手ルートも正規のルートです!」
「…」
じー、と祭壇を見つめるブーケ。「ブーケ様優勝」とマゼンタで書かれたうちわを背景に、丁寧にグッズは並べられている。
「とても良いと思います」
「…!」
にっこりと微笑み、祭壇の隣に立つブーケ。
「ああ…お姉様が公式グッズの隣に……!」
「何だか、私も祭壇を手入れしたくなってきました。私は一足先に失礼しますね」
「お気を付けてお帰り下さい、お姉様」
店を出て行くブーケを眺め、「お姉様素敵……」と彼女は惚けて呟く。しかしブーケの姿が見えなくなって一分後には真顔に戻ってしまった。そしてバン!!と拳を壁に叩きつけ、前のめりで鬼の形相になる。
「…大体公式は百夜陸王とお姉様の距離が近すぎる…!!あたしは近付くだけで精一杯なのに…!!」
「…その辺烏滸がましいとか何とかで精算したんじゃねえのかよ」
「それはそれ、これはこれ。ここは懺悔室。あれが本心だったとしても、あたしは本質的に陸王を許せない。そう、あたしは同担拒否の性質を持っている」
「め、めんどうくせえ~~~!!」
「…これも、ある種の懺悔なのかもしれない」
ふ、と彼女が自嘲しているとそこへ「随分賑やかだなあ」とクオンが入ってきた。
「更に面倒くせえのが来た!!」
「クオン……あたしはお前が嫌いだ」
「はいはい、その辺はちゃんと本編でやるから」
「黙れ…」
「ああもう本編でやることをここで掘り下げない!ネタ無くなるから!」
「メタ発言やめねえか?」
椅子に腰掛けたクオンは取り出した指輪をいじりながら、「君は僕の下位互換だよ」と不敵に笑う。指輪を弾き、キャッチした。
「は?」
「君は”お姉様”に結婚しようなんて言えないよねえ?」
「そんなの当たり前。というか、あれはそもそも女王様がテガソードに求婚するという意味だからお前がゴジュウウルフに迫ったという意味ではない」
「でも台本にはああ書いてたから…。君、今後の台本読んでる?」
「台本?」
画面外から柚葉へ台本が渡された。ペラペラと捲っていく彼女は顔を真っ青にしていき、「あッ、ああ…!!」と呻き始める。
「柚葉嬢!?どうした!?」
「これが答えだよ。君は
「うわあああああッ!!!」
「柚葉嬢!!オイ誰か担架持って来てくれ!!!」
「フッ、可哀想だなあ」
「クオン──!!!!!」
どんがらがっしゃーん、とテンプレのような轟音がテガソードの里に響き渡る。ついでに、大鎌が空気を切る音も。
「何でまたこんなオチなんだよォーー!!!」