【短編】未知との遭遇
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未知との遭遇
「ただい、っ」
ガタガタッ
「!?なに、何の音っ?…って…なんだ、杏寿郎くん。おかえりー」
「…澪か!?」
「…はい?」
何を言っているのか、この人は。
と思いつつ、
最近同棲を始めたばかりの恋人を出迎える。
大きな目を更に大きく広げて、
こちらを凝視する彼は
煉獄杏寿郎。
高校で歴史を教えている熱血教師だ。
いや、熱血なのかは知らんけど。笑
私は大学の同期生として出会い、
何やかやあった上でお付き合いを始めただけなので
私自身が彼に教わったことはないが、
本人の話を聞いている限り、
熱血過ぎてイマドキの若者には引かれるレベルなのでは?と
正直少し思っている。
だが、実際には大人気みたいなので(彼の同僚(先生)情報)
イマドキの高校生って謎だ。
「…面妖だな!」
だから、なんのこっちゃ??
「…あ。もしかしてコレのこと?」
思いついて、自分の顔を指差す。
今日は、仕事がいつもより早く終わったので
久しぶりに丁寧なスキンケアをしよう!と
フェイスパックを付けていた。
(ちなみに私の仕事はしがないOLである。)
「単なるフェイスパックにそんな驚くかな!?え、杏寿郎くん同い年だよね?(笑)」
「む?歳は誤魔化していないぞ!免許証確認するか?」
「いや、そこまでは大丈夫。」
ようやく杏寿郎くんがリビングのドアから
私の座っていたソファに近寄って来た。
そんなに警戒することなくない!?(笑)
「…。」
「いや、近いよ。(笑)」
と思ったらソファの脇に立って、
腰をかがめて顔を至近距離でガン見された。
やだなぁ、ちょっと一瞬ちゅーされるのかと思っちゃったじゃないか。
「…ふむ。目と鼻と口の部分は隙間があるのだな!」
「…噓でしょ。もしかして見たのも初めて…?」
「あぁ、初めて見たな!」
「!?ちょっと待って!!瑠火さんパック使わずにあの美肌なの!?」
杏寿郎くんの過去の彼女なんて、
知ってもプラスなことは何もないから聞いたことはないけど
少なくとも同棲は私が初めてって言ってたし
彼女が使っているところを見たことないのは、まぁ分かる。
でもパックそのものを杏寿郎くんが見たことないってことは
杏寿郎くんのお母さんである瑠火さんは使ったことないってことだよね!?
いや、メイクとかスキンケアとかは自室の中だけで
やるタイプなのかも…?
何はともあれ、とにかく!!
「…今度、スキンケア何使ってらっしゃるのか聞かなきゃ…」
「ただい、っ」
ガタガタッ
「!?なに、何の音っ?…って…なんだ、杏寿郎くん。おかえりー」
「…澪か!?」
「…はい?」
何を言っているのか、この人は。
と思いつつ、
最近同棲を始めたばかりの恋人を出迎える。
大きな目を更に大きく広げて、
こちらを凝視する彼は
煉獄杏寿郎。
高校で歴史を教えている熱血教師だ。
いや、熱血なのかは知らんけど。笑
私は大学の同期生として出会い、
何やかやあった上でお付き合いを始めただけなので
私自身が彼に教わったことはないが、
本人の話を聞いている限り、
熱血過ぎてイマドキの若者には引かれるレベルなのでは?と
正直少し思っている。
だが、実際には大人気みたいなので(彼の同僚(先生)情報)
イマドキの高校生って謎だ。
「…面妖だな!」
だから、なんのこっちゃ??
「…あ。もしかしてコレのこと?」
思いついて、自分の顔を指差す。
今日は、仕事がいつもより早く終わったので
久しぶりに丁寧なスキンケアをしよう!と
フェイスパックを付けていた。
(ちなみに私の仕事はしがないOLである。)
「単なるフェイスパックにそんな驚くかな!?え、杏寿郎くん同い年だよね?(笑)」
「む?歳は誤魔化していないぞ!免許証確認するか?」
「いや、そこまでは大丈夫。」
ようやく杏寿郎くんがリビングのドアから
私の座っていたソファに近寄って来た。
そんなに警戒することなくない!?(笑)
「…。」
「いや、近いよ。(笑)」
と思ったらソファの脇に立って、
腰をかがめて顔を至近距離でガン見された。
やだなぁ、ちょっと一瞬ちゅーされるのかと思っちゃったじゃないか。
「…ふむ。目と鼻と口の部分は隙間があるのだな!」
「…噓でしょ。もしかして見たのも初めて…?」
「あぁ、初めて見たな!」
「!?ちょっと待って!!瑠火さんパック使わずにあの美肌なの!?」
杏寿郎くんの過去の彼女なんて、
知ってもプラスなことは何もないから聞いたことはないけど
少なくとも同棲は私が初めてって言ってたし
彼女が使っているところを見たことないのは、まぁ分かる。
でもパックそのものを杏寿郎くんが見たことないってことは
杏寿郎くんのお母さんである瑠火さんは使ったことないってことだよね!?
いや、メイクとかスキンケアとかは自室の中だけで
やるタイプなのかも…?
何はともあれ、とにかく!!
「…今度、スキンケア何使ってらっしゃるのか聞かなきゃ…」
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