蒲公英草紙
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蒲公英草紙_2
「師範っ、しはぁーーーーん!!」
「む?どうした、甘露寺!今日はやけに早いな、感心、感心!!」
「稽古どころじゃないですよ、師範っ!!」
「なんだ、何があった!?!?」
「今さっき澪ちゃんに聞いたんですが、今日は師範の出生日だそうじゃないですか!!」
「は…?」
「今日、五月十日が師範の出生日なんでしょう!?」
「あぁ、そうだが…それがどうかしたか?」
「それならお祝いしましょう!!」
「祝い…?」
「西洋では出生日に一歳ずつ歳を取るので、出生日当日をお祝いする風習があるんですよ!」
「そうなのか!それは知らなかった!甘露寺はもの知りだな!だが、それは稽古をやらない理由にはならない!さぁ始めるから早く着替えて来なさい!!」
「っ、えぇっ!?そんなぁ~…」
「…よし!そろそろ休憩にしよう!よく頑張ったな!」
「ひぃん…、いつもより早く始めたのにっ…休憩の時間がいつもの時間だなんて…っ、死んじゃいますぅ~…うぇっ…」
「杏寿郎さん、蜜璃さん、お疲れ様です。庭に席を用意しましたので、そちらで休憩なさいませんか?」
「澪か。庭に席とは何のことだ?」
「ふふふっ、いらして頂ければ分かります。…蜜璃さん、動けます?」
「うぅううぅ澪ちゃん~~~っ師範が、師範がぁっ」
「あらあら、肩をお貸ししましょうね。」
「あ、兄上!蜜璃さん!お疲れ様です!」
「千寿郎!これは…っ」
「今朝、蜜璃さんから出生日の祝いの話を聞いて、義姉上と準備しました!」
「わぁっ!澪ちゃん、澪ちゃん!敷布の上にある重箱の中身はなぁに?」
「握り飯やいなり寿司などの軽食と、大福や団子などの甘味です。」
「やったぁ!師範、師範!早く食べましょう~!!」
「さぁ、兄上こちらに…。」
「俺にだけ座布団もあるのか!」
「杏寿郎さんのお祝いですから。…おめでとうございます。」
「おめでとうございます、兄上。」
「師範!おめでとうございます!!」
「…何やら面映ゆいな!!だが、皆ありがとう!!」
「蜜璃さんが素敵なことを教えて下さったおかげですね。」
「本当ですね、義姉上!」
「えっ…そんなっ/////私も一緒にお祝い出来て嬉しいわっ!」
「うむ!礼に、この後はいつも以上に気合を入れて稽古をつけてあげよう!!」
「ぇえっ…い、いいいつも以上ですかぁ~!?」
「はっはっは!遠慮はいらないぞ!礼だからな!!」
「…杏寿郎さん?」
「風呂が空いたので呼びに来た!澪も湯を使ってくるといい!」
「あぁ、ありがとうございます。ここが終わりましたら頂きますね。」
「それは昼に使った敷布か?あとは俺が片付けておこう!」
「まぁそんな。今日は杏寿郎さんの祝いなのですから、最後まで私がやります。もう少しで終わりますし。」
「むぅ…そうか。急なことで大変だっただろう?すまなかったな。」
「いえ、楽しかったです。杏寿郎さんも楽しんで頂けましたか?」
「あぁもちろんだ!久しぶりに野掛けをした気分で楽しかったな!」
「それなら良かったです。そういえば…野掛けも久しく行っていませんでしたね…。」
「千寿郎の出生日を祝う際に、行くか!」
「そうですね、それは良い考えです!」
「うむ!楽しみだ!」
「はい!…杏寿郎さん。」
「何だ!」
「生まれて来て下さって、ありがとうございます。」
「っ、/////」
蒲公英草紙_煉獄杏寿郎生誕日記念
「師範っ、しはぁーーーーん!!」
「む?どうした、甘露寺!今日はやけに早いな、感心、感心!!」
「稽古どころじゃないですよ、師範っ!!」
「なんだ、何があった!?!?」
「今さっき澪ちゃんに聞いたんですが、今日は師範の出生日だそうじゃないですか!!」
「は…?」
「今日、五月十日が師範の出生日なんでしょう!?」
「あぁ、そうだが…それがどうかしたか?」
「それならお祝いしましょう!!」
「祝い…?」
「西洋では出生日に一歳ずつ歳を取るので、出生日当日をお祝いする風習があるんですよ!」
「そうなのか!それは知らなかった!甘露寺はもの知りだな!だが、それは稽古をやらない理由にはならない!さぁ始めるから早く着替えて来なさい!!」
「っ、えぇっ!?そんなぁ~…」
「…よし!そろそろ休憩にしよう!よく頑張ったな!」
「ひぃん…、いつもより早く始めたのにっ…休憩の時間がいつもの時間だなんて…っ、死んじゃいますぅ~…うぇっ…」
「杏寿郎さん、蜜璃さん、お疲れ様です。庭に席を用意しましたので、そちらで休憩なさいませんか?」
「澪か。庭に席とは何のことだ?」
「ふふふっ、いらして頂ければ分かります。…蜜璃さん、動けます?」
「うぅううぅ澪ちゃん~~~っ師範が、師範がぁっ」
「あらあら、肩をお貸ししましょうね。」
「あ、兄上!蜜璃さん!お疲れ様です!」
「千寿郎!これは…っ」
「今朝、蜜璃さんから出生日の祝いの話を聞いて、義姉上と準備しました!」
「わぁっ!澪ちゃん、澪ちゃん!敷布の上にある重箱の中身はなぁに?」
「握り飯やいなり寿司などの軽食と、大福や団子などの甘味です。」
「やったぁ!師範、師範!早く食べましょう~!!」
「さぁ、兄上こちらに…。」
「俺にだけ座布団もあるのか!」
「杏寿郎さんのお祝いですから。…おめでとうございます。」
「おめでとうございます、兄上。」
「師範!おめでとうございます!!」
「…何やら面映ゆいな!!だが、皆ありがとう!!」
「蜜璃さんが素敵なことを教えて下さったおかげですね。」
「本当ですね、義姉上!」
「えっ…そんなっ/////私も一緒にお祝い出来て嬉しいわっ!」
「うむ!礼に、この後はいつも以上に気合を入れて稽古をつけてあげよう!!」
「ぇえっ…い、いいいつも以上ですかぁ~!?」
「はっはっは!遠慮はいらないぞ!礼だからな!!」
「…杏寿郎さん?」
「風呂が空いたので呼びに来た!澪も湯を使ってくるといい!」
「あぁ、ありがとうございます。ここが終わりましたら頂きますね。」
「それは昼に使った敷布か?あとは俺が片付けておこう!」
「まぁそんな。今日は杏寿郎さんの祝いなのですから、最後まで私がやります。もう少しで終わりますし。」
「むぅ…そうか。急なことで大変だっただろう?すまなかったな。」
「いえ、楽しかったです。杏寿郎さんも楽しんで頂けましたか?」
「あぁもちろんだ!久しぶりに野掛けをした気分で楽しかったな!」
「それなら良かったです。そういえば…野掛けも久しく行っていませんでしたね…。」
「千寿郎の出生日を祝う際に、行くか!」
「そうですね、それは良い考えです!」
「うむ!楽しみだ!」
「はい!…杏寿郎さん。」
「何だ!」
「生まれて来て下さって、ありがとうございます。」
「っ、/////」
蒲公英草紙_煉獄杏寿郎生誕日記念