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その一

その時
エヴァは自分が抱き抱えるられてることに気がついた


それは横島だった…


「横島…」

エヴァは呟いた

「エヴァちゃん、ご苦労さまだったな~」

横島はエヴァを、お姫様抱っこしながら話して
ゆっくりとネギ達の場所に降り立った


「みんな無事で良かったな」


「「横島さん!!」」


アスナと茶々丸が叫んだ


ネギは理解出来ないのかぼう然としていた……


「なぜ助けた…」

エヴァは横島に聞いた


「なんでって… 普通だろ?」


横島は、わからんっといった感じで話した


「バカが…」


エヴァは嬉しいような、恥ずかしいような、複雑な表情で言った


「あの~ 僕の勝ちですよね。 悪いことも辞めて授業出てもらいますからね~」

ネギは嬉しそうに言った


「お前、ネギって言ったな? 本当に実力で勝ったと思うのか?」

横島は苦笑いしながら話した

「えっ? 魔法の打ち合いで僕は勝ったじゃないですか?」
ネギは言われた意味が理解出来なかった


「お前な~ エヴァちゃんはお前に合わせて、手加減して戦ってたんだぞ? わかってるのか?」

横島はヤレヤレと言った感じで話した


だがここでアスナが突っ込んだ

「横島さん… エヴァちゃんをいつまでお姫様抱っこしてるの?」


「横島! さっさと下ろさんか!! 馬鹿者!!」

エヴァは顔を赤くして横島に掴みかかった


横島は苦笑いしながら、エヴァを下ろして
上着を着せてやった

エヴァと横島を見てアスナは聞いた

「エヴァちゃんっていつもこうなの?」

「いえ、こんなに楽しそうなマスターは、横島さんに会ってからですよ」


茶々丸も嬉しそうに話した


「それより横島!。 約束だ! 呪いを解けー!」

エヴァは横島に詰め寄っていた

「明日な、こんなとこで見せる訳にいかんだろ~」

横島の話にネギがビックリして聞いた


「エヴァンジォリンさんの呪い解けるんですか!? じゃあ僕は一体何のために戦ったのか……」


ネギは混乱していた

横島はエヴァの頭を撫でながらネギに話した

「いい勉強になったろ? ネギ? 戦いってのは自分にも相手にも戦う理由があるんだ… どちらかが正義でどちらかが悪なんてめったにないよ。 自分と相手の戦う理由をよく考えて知ることだ。」
横島は真面目に話をしていたが…

「頭をなでるな~!」

エヴァが照れて横島に掴みかかった


「横島さんとエヴァちゃんって仲いいね~」

アスナは笑っていた

「う~ 僕はまだまだ未熟なんですね」

ネギはある程度理解していたようだ



次の日
横島の家にエヴァと茶々丸が来ていた


「横島、約束だ。 呪いを解け!」

「いいよ。 だけど呪いが解けても不用意に魔力を出すなよ? まあ心配はしてないがな…」

横島はエヴァに話した

「わかっている 面倒はごめんだ! 貴様の立場もあるだろうしな」


「エヴァちゃんも優しいな~ 俺の心配してくれるんだな」

横島がエヴァに言うとエヴァは顔を赤らめて横島に掴みかかった

「横島~! 早くしろ!」


「アハハッ わかったよ」


横島は二文字が入る双文殊を3個出した

文字は【登/校】【地/獄】【解/呪】

「なんだそれは…」
エヴァは自分の知らない物に興味津々だった

その玉が凄まじい力を感じたせいだった

「悪いけど、種明かしは秘密な!」


横島がそう言うと
凄まじい力が横島から溢れでて
エヴァの呪いを一瞬で解いた


「本当に解けたぞ… しかも一瞬で…」

エヴァは嬉しさで震えていた

「マスター おめでとさんございます」

茶々丸も嬉しそうだった


「おっ うまくいったな。 良かった 良かった」

横島も笑顔で話した

「横島… お前いったいどれだけの力を隠している?」


エヴァは単純に横島に興味があった


「それは秘密だって、強すぎる力で目立っていいことないのは、エヴァちゃんが一番知ってるだろ?」


横島が苦笑いしてエヴァに話した


「近右衛門に私の過去を聞いたな?」

エヴァは確信を持って話した
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