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真の歴史へ

「例えばおみゃにも責任がある!」

コンプレックスは横島を指差して言った

(あれ? 俺は今回は幸せだがな~)

横島がわからん?
といった顔をしている


「わからんだぎゃー! おみゃーは一人で3人もはべらせて幸せを独り占めしてるからだぎゃー」

コンプレックスは横島に思いっきり恨み節を言った


「そうか~ まあ俺は幸せだからな~」

横島は笑顔で話した

「おみゃーのような奴がいるから暗い夏を過ごす奴が増えるんだぎゃー!!」

コンプレックスは完全に興奮していた


「あんたに…」

「私達の…」

「苦労が…」

「わかるかー!!」

横島達は頭にきて一斉に攻撃した

ドーーン!!


「ぐふっ… だが…おでは必ずよみがえる…! 夏が来るかぎり… おでは…」

コンプレックスは消えていった…


「本当にうっとおしかったわね~」

タマモがため息をつきながら話した

「本当よ! 私達がここれまでにどれだけ苦労したか…!」
ルシオラは少し怒っていた

「まあ、所詮は下等妖怪ですからね」

小竜姫は呆れていた

「プールもあきたし、帰ってみんなで風呂でも入るか!」

横島は気を取り直してルシオラ達を引き連れ帰っていった


「もう~ 相変わらずなんだから…」

ルシオラは苦笑いしながら話した

「まあ、それでこそ横島さんですよね」

小竜姫は笑顔で言った

「私達の横島はそれでいいのよ」

タマモもまんざらではなさそうだった



こうして
横島の今回の仕事はほぼバカンスで終わった


それからしばらくして

横島は父親の大樹が帰国することになり空港に迎えに行った

大樹は相変わらず、スチュワーデスをはべらせて来た

「忠夫 元気そーじゃないか!!」

横島は苦笑いしながら言った

「親父も相変わらずだな~」


大樹はキツイ顔になり
「お前に言われたくないわ!! 相変わらずあの美人達と暮らしてるんだろ!!」

大樹は横島にナイフを突きつけようとしたが… 横島はスルリとかわした


「ほー 相変わらず腕は鈍ってないな~ それでこそ俺の息子だ!」
 
横島と大樹は
大樹の会社に行った
「先にすませとくからな。 しばらく待ってろ!」

大樹は横島に言った

「あれ? 横島クンじよない? 久しぶりね~」

そこには令子がいた

「美神さんじゃないっすか? 仕事ですか?」

横島はそう言えば、こんなことがあったな~ と思い出していた


「ええ、このビルでこれから仕事なんだけど… あなたは?」

令子はビックリしながら話した

「ここは親父の会社でね…」

横島が言うと


ゴバァッ!!

天井から悪霊が襲ってきた!

「出たな ゴーストスイーパー!! 殺す!!」

悪霊は令子に襲いかかっていったが
大樹が令子を抱えてよけた


その隙に横島が霊波刀で切り裂いた

ギャアアアー

横島はとどめに霊波砲を放つ

「迷える魂よ… 極楽に行け…!」

ドォーーン!!


悪霊は消えていった…


「ケガはないか…?」

大樹は令子に聞いた

「ええおかげで助かりましたわ。」

令子が礼をいうと大樹はすかさず自分を売り込む 
「はじめまして、横島大樹です。 息子の知り合いですか 息子がお世話になってます こんな可愛らしいお嬢さんもGSなんですね」

大樹はナンパをはじめた


一方横島は

「おキヌちゃん大丈夫?」

「はい、大丈夫ですよ。」

おキヌと話していた

(今回も親父は美神さんをナンパか… まあ俺には関係ないわな…)



「あの、大樹さん、 今のお礼に明日の夜お食事でもいかがでしょう?」

令子は照れながら大樹に話していた

「喜んで…」

大樹のナンパは成功したらしい


「横島さんのお父さん、美神さんをナンパしてますねー」

おキヌは横島を見ながら話した

「ほっときなよ。 いい大人なんだしさ」

横島には興味が無かった
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