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真の歴史へ

しばらく月日がたち
その日
横島は
ルシオラとタマモと小竜姫と
ルシオラお薦めの甘い物食べながら
ゆったりとした午後を過ごしていた


そんな時
また騒動の元がやってきた


「横島さ~ん 助けて下さい!」

現れたのは子どもを抱えたおキヌだった

おキヌは泣きながら助けを求めてきた


「おキヌちゃん、どうしたの? その子ども誰?」

横島はすぐに理解した
バイパー事件だと


「それが… この子どもは美神さんなんです。 バイパーって悪魔に子どもにされたらしいんです。 唐巣神父の教会に行ったんですけど、襲われて……」

おキヌは一生懸命説明したが慌てて理解に時間がかかった


「で逃げて来たと…」

「うーん」

横島がうなる

「信じられませんね…… あの美神さんの小さな頃がこんなに可愛いなんて……」

小竜姫がショックをうけたようにつぶやく

「「本当に…ね」」
ルシオラとタマモもつぶやく


三人には守銭奴美神の姿が浮かんでいた


「唐巣神父もそれ言ってましたよ?」
おキヌがつぶやく


(みんな考えことは同じだな)

横島は思った


「問題はバイパーがどこに居るかだな~」

横島はバイパーの場所を知ってるが、知っていることを言えない


小竜姫もルシオラもタマモも考えていた

「オーナー。 すいません 今さっき事務所に進入しようとした、ピエロ姿の魔族らしき者が来ました。 ただ事務所の結界に阻まれて逃げました」


人工幽霊一号が報告した


横島は子どもの令子に聞いた

「美神さん バイパーはどこかわかる?」


「バイパー!? れいこ、遊園地行く!」

「遊園地ですか?」
小竜姫が首を傾げる

「さっきからそればかりなんですよ…」
おキヌが困ったように話す

令子ちゃんは
横島の足元で遊園地行くって騒いでいる

「うーん、ルシオラの精神ダイブしかないか……」

横島がルシオラを見て話す

「うーんあれなら魂で話せるけど、プライベートを覗くようなものよ?」

「この事務所は安全です。もうしばらく様子をみて調べてみましょう。」

小竜姫はそう言った
まあ横島も
小竜姫達もバブルランド遊園地なのは知ってるので令子ちゃんが寝るのを待つことにした

ルシオラが
令子ちゃんにおやつをあげて落ち着かせて
お昼寝させた


しばらくすると
令子が精神で話してきた

「ごめんなさいね。 横島くん 迷惑かけて。 バイパーは建設中に倒産した、バブルランド遊園地にいるわ。 正式に依頼するから協力して頂戴。」


「協力はいいですが、国連の懸賞金も半分下さいね」

横島は美神に爆弾を落とした
美神はある程度払って、懸賞金は自分がもらうつもりだったからだ。


「うっ… わかったわ 金の針は私が持ってるわ 頼むわよ」


そうして横島は目を開けた

「ルシオラ出発だ! 場所はN県にある建設中に倒産したバブルランド遊園地だ」


横島達はルシオラの運転でバブルランド遊園地へ急いだ


「飛んで行った方早くない?」

タマモが横島を見て言った


「まあな でも目立つぞ~ それにこの車は普通じゃないからな。 小さな美神もいるし安全だよな?」

横島はルシオラに話わ振る

「そうよ! この車は地上移動用兵鬼ストライク号よ!! バイパーの攻撃なんか効かないわ!」

ルシオラはご機嫌で説明を始めた

みんな詳しくは聞いても理解出来ないが、聞かないと後が怖いので聞いていた


途中ネズミの大群が来たが超音波を発して逃げていった


横島達は数時間をかけて遊園地に到着しま。


「美神さん金の針渡してくれませんか?」

横島が美神に優しく聞いた

「やーだ!」

美神はぷいっと横を向いて渡してくれなかった


「うーん困ったな~」

横島が腕を組んで首をひねる

「横島さん、バイパーを倒すなら今の私達なら金の針は必要ないですよ? 後で美神さん達の風船を割るのには必要ですが…」


「ならいいじゃない、私達で行きましょう。」

タマモの言葉で決まって横島達は、おキヌと小さな美神を車に残してバイパーを探しに行った


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