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真の歴史へ

その後
ブラドー島には平和が戻った



横島達や
令子、エミ、冥子は3日ほどイタリア旅行をと買い物をして

唐巣は昔馴染みに挨拶に行っていた

カオスは興味が無いのか
さっさと帰国した


そして帰国する日
イタリアの空港にピートが見送りに来た

「みなさん本当にありがとうございました。 これで静かに暮らせます。 将来は人間との共存を目指して頑張ります。」


「私はあんまり役にたたなかったけどね… まあこれからも頑張ってね」

美神がピートに話した

「ピート。 日本に来たら連絡してね」

エミは最後まてピートに迫っていた

「ピート。 これからも楽じゃないぞ。 困ったことがあれば、いつでも連絡してくれよ」

横島はピートと握手をした

「僕もすぐに日本に行きます。 先生の元でGSになりたいですから」


「じゃあまた会おうな。 日本に来たら俺達の事務所にも来てくれよ!」


そうして各自挨拶を終えて帰国していった……


ピートは横島達が帰ってから思った

唐巣だけではなく
横島達も自分が吸血鬼だと知っても、何も変わらず接してくれた

そして
横島のように強く優しいGSになりたいと……




そして帰国して
2週間ほどしたある日
横島の事務所に美神が来た

「こんにちは 横島くん。」

「横島さんこんにちは。 これお土産です。」

おキヌはお土産にケーキを持ってきた

ルシオラが
紅茶とケーキをみんなに出した


「今日はどうしました? 仕事の助っ人ですか?」

横島は真面目な顔をして話した

ルシオラと小竜姫とタマモも近くに座った


「私ね。 妙神山に行きたいのよ。 それで唐巣先生に紹介状を書いて貰おうと思ったら、小竜姫さんが前の妙神山の管理人だから、小竜姫さんに紹介状を書いてもらった方いいって、先生が言うんで来たのよ」


小竜姫は少し考えて
「紹介状はいいですが、妙神山の修行は大変ですよ? しかも場合によっては危険ですし……」

小竜姫は過去を思い出しながら話した

今は妙神山には老師しかいないため
修行は前より厳しい可能性があるのだ


美神は真面目な顔になって

「私はこの業界でトップのつもりよ。 でもこの前は吸血鬼に噛まれるし、最近悪霊とかが強くなって来てるのよね… この辺でバーンとレベルアップしないと後輩に置いていかれそうだしね……」


美神は最後に横島を少し睨んだ


(ヨコシマにライバル意識持ってるみたいね)

(横島さんが居ないせいか、今の美神さんは前回に比べれば見劣りしますからね)

ルシオラと小竜姫は念話で話してた

(でも今の美神じゃ危ないんじゃない? 前も結構ギリギリだったんでしょ?)
タマモが言った

(老師は未来を知ってます。 老師がなんとかするでしょう)

小竜姫は老師に丸投げした


一方横島は…
おキヌと話していた
おキヌは目を輝かせながら話してた



そして

「じゃあ、紹介状書きますね。 頑張って下さいね」


小竜姫は紹介状を書いて令子に渡した


「ありがとう。 じゃまたね」

令子達は帰っていった


その後令子が
妙神山に行ってどうなったかは知らないが、死んだと言う話を聞かないんだからパワーアップしたんだろう


それからはしばらく大きな仕事もなく平和な日々だった



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