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GS横島 運命と戦う者

横島と小竜姫はそのまま愛し合った……

小竜姫の白く綺麗な肌は横島の理性を完全に無くしていった


そうして朝方まで二人は愛し合った


次の日


「ヨコシマ… 起きて! 朝よ、ヨコシマ…」

横島は体を揺さぶられ起こされた


「おはよう。 ルシオラ」

横島が目を開けたら、目の前にはルシオラの笑顔があった


「ヨコシマ、昨日はだいぶ楽しんだみたいね~」

ルシオラは微笑みながら話したが…


横島は昨日を思い出して全身に冷や汗をダラダラ流していた

横を見るとすでに小竜姫は居なく、横島はなんと言っていいか分からなかった

「えーと… その…」

横島は冷や汗が止まらない

うまく言葉も出ないようだった

「うふふ… 怒ってないわよ。 私が小竜姫さんに進めたんだからね。」

ルシオラは本当に怒ってなく、横島に抱きついた

「ル… ルシオラ?」

横島はどうしていいか分からなかった

「もう~ ヨコシマはそんなにオドオドしないの! 私達を平等に愛してくれれば問題無いわ」
 
ルシオラは横島に自分からキスをした

横島はルシオラの態度に安心して落ち着いた

「でもルシオラ、本当にいいのか?」

横島はルシオラの気持ちを心配していた

「ヨコシマ… 小竜姫さんはずっとあなたを見守ってきたのよ。 そして今もあなたの幸せを願ってる… 私は彼女にも幸せになってほしいのよ… もちろん浮気はだめよ!」


ルシオラは横島に抱きついたまま、スリスリとしながら話した

「浮気なんてしないって… そりゃ昨日は小竜姫さまとしちゃったけど…」

横島は困ったように話した

「小竜姫さんはいいのよ。 私が認めた人だからね もし浮気したら… 小竜姫さんと二人でお仕置きだかね♪」

ルシオラは意味ありげな笑みを浮かべて横島を見つめた

横島は想像して血の気が引いていた

「俺がルシオラや小竜姫さまが悲しむことする訳ないだろ~」

横島は必死に話した

「うふふ… 信じてるわよ… 昨日も随分頑張って理性を保ってたしね。 少し前のヨコシマなら考えられなかったわ」

ルシオラは幸せそうに微笑んだ

「見てたのか?」

横島はルシオラに伺うように聞いた

「部屋に入るまでは見てたわよ。 ヨコシマが真剣に小竜姫さんを受け止めるか心配だったから…」

ルシオラは苦笑いしていた

「普通信じられないだろ~ 俺が小竜姫さまにモテるなんて…」

横島はいまだに信じられないと言った表情で話した

「ヨコシマの鈍感と奥手もそうとうなモノよね~」

ルシオラは呆れたように笑った

「俺… そんなに鈍感か? 確かにモテないから奥手なのはしかたないが」

横島は不思議そうに首を傾げる


「ヨコシマは前から十分モテてたわよ。 知らないのはあなただけよ。 まあ、私はそのおかげでここに居るんだけどね~」

ルシオラは幸せそうに話した

「うーん、全く思い当たらん!」

いくら話しても自分は信じられない横島だった


横島とルシオラがそんな甘い空間を作っていると…

トントン

ドアをノックして小竜姫が入ってきた

「横島さん、ルシオラさんご飯が冷めてしまいますよ」

横島を起こしに行ったルシオラが遅いので、小竜姫が様子を見に来ていた


他の人は横島とルシオラの甘い空間に入る勇気がなく、小竜姫が来たのだ

「あっ… 小竜姫さま、おはようございます。」

横島は顔を赤くして小竜姫に挨拶した


「横島さん、おはようございます。」

小竜姫も顔を赤らめて下を向いた

「二人共、ウブね~ 特にヨコシマはセクハラはするのに肝心な時は消極的なんだから」


ルシオラは横島と小竜姫を見て面白そうに話した

「いや~ でも、小竜姫さまだからな~ 未だに信じられんよ」


横島は頭をかきながら苦笑いして話した

小竜姫はそんな横島に悲しそうな表情をした

「横島さん… 私の気持ちは本物ですよ… 様づけで呼んだり敬語は止めて下さいね…」

小竜姫は悲しそうなまま、横島を見つめた

「う゛… 小竜姫… わかりました。 じゃなかった… わかったよ」

横島は悲しそうな小竜姫に困ったように呼び捨てで話した

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