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真の歴史へ

後日、GS試験の結果は無効にしないと決定した為

雪之丞とピートは無事GS免許を取得した


そして横島達は…

ヒャクメとジークを交えて、今回の報告書を書いていた


「いろいろありましたが無事任務を完了しましたね」

事件が片付いてほっとしたジークが話した


「そうですね… 予想外の展開でしたが、結果はなんとか歴史通りに出来ました」

小竜姫も安心したように話した

「残る問題はあの黒岩の正体ね…」


ルシオラは今回の最大のイレギュラーな存在を考えていた


「ジークとヒャクメは、神魔界の情報を一応調べてくれないか? 簡単に見つからないだろうがな…」

横島はジークとヒャクメを見て話した

「わかりました。 あまり表立って探せないので、少し時間を頂ければ…」

ジークは考えて答えた

「ああ、無理はしなくていいよ。 ジークが動いてるのはまだ、アシュタロス一派にバレる訳にはいかないからな…」


横島の話にジークは頷いた


「神界も調べてみるけど、難しいのねー アシュタロス一派の情報なんて前回も無かったから。」

ヒャクメは困ったように話した

「そうですね… メドーサの事ですから、調べても無駄でしょうね」

小竜姫が少しため息をついて話した


結局、横島達は黒岩の正体を掴むことは出来なかった


彼の存在が今後の歴史にどう絡んでくるのか…

横島達はかすかな不安を感じていた


横島達がかなり動いた為、歴史が変わってきていた


「では、帰ります。 次は原始風水盤でしょうか…? 何かあれば連絡下さい。 通信鬼を置いて行きます」

ジークは横島に通信鬼を渡して帰っていった


「私も帰るのねー。 次の事件があれば呼んで欲しいのねー」

ヒャクメも同じく帰っていった


そして、横島達は次の行動を考えていた

「横島、死津藻比女を倒して、そろそろおキヌちゃんを生き返らせないとだめよ」

最初にタマモが話した

「そうだな… また東京まで攻撃させる訳にいかんからな…」

横島は少し考えて話した

「前回よりはまだ時間がありますが… すでにかなりの力を貯めてるはずです。」

小竜姫は横島を見て険しい表情て話した



それから数日後…

横島達は死津藻比女を退治する計画を立てていた


そんな時、横島の事務所に連絡が来た


ピートが人間に溶け込む為、高校に通ったが、妖怪らしき机に飲み込まれたと言うのだ…

ピート自身は、この世界ではオカルトGメンに入ろうとはしていなかった…


少し前に横島に言われた事を考えて、唐巣のようなGSになろうと考えたが…

学歴が全く無かった…

その為、高校に通ったのだった…


そんな時、机に飲み込まれたのだった…

最初は唐巣に連絡をしたが…

あいにく地方に行っていた為…

唐巣から横島に話が来たのだった

最近は何かにつけてお金を要求する令子よりも、横島の方が交流が多かったのだ


横島はタマモを連れて、すぐに学校に向かった…

ピートを飲み込んだ机は、おそらく愛子だ

今回は横島が高校に行かなかった為、歴史がズレたのだろう…


「ここが前は横島が通ってた高校なのね」

タマモは高校に入ると面白そうに見ていた

「ああ、卒業は出来なかったがな… 2年は通ってたんだ」

横島は懐かしそうに話した

欠席や遅刻や早退が多かったが…

それでもいろんな思い出があった

「学校に行きたかったんじゃないの?」

タマモは懐かしそうな横島を見て聞いた

「うーん… 今はいいかな… 今の生活は満足してるからな~ ただ、あの時は卒業はしたかったけどな~」

横島は苦笑いして話した

そして、かつての学生生活を思い出していた

愛子、ピート、タイガーなど…

かつてのクラスメートとの学生生活は悪くは無かった

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