このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

真の歴史へ

(黒岩、計画は失敗した。 超加速を使ってこの場から逃げるよ! 奴らで超加速を使えるのは小竜姫一人… 二人で一気に片付けるよ)

メドーサは作戦を決めて、黒岩に命令した


(はい、わかりました)


黒岩は返事をすると…


すぐに消えた


超加速に入ったのだ…

そして、メドーサと小竜姫も超加速に入っていた


「これで、狙撃は使えない… 後はあんたを始末しておさらばだ。 計画は失敗したが、あんたの命と引き換えならいいだろう」


メドーサはニヤリと笑みを浮かべて刺又を出した


小竜姫はそれに対応するように、神剣を構える


その時…

バキーン!!


メドーサの後ろで戦闘が始まっていた


黒岩と横島が戦いを始めていた


「あいつは横島! なぜ奴が超加速を使えるんだ!!」

メドーサは予期せぬ横島の参戦に小竜姫を睨んだ


「あら、あなたの弟子の彼が使える超加速を、私の横島さんが使えないと思ったんですか?」

小竜姫はメドーサの焦りを見て、嬉しそうに微笑んだ


「あいつは… この前から邪魔ばかりしやがって…」

メドーサは横島を横目で睨んだ



一方、横島は黒岩を探りながら戦っていた


いくら横島でも、一般人の居るこの場所はまずかった


それに黒岩を見極めようと戦っていた


バキ!バキ!


キン!キン!


黒岩の攻撃を霊波刀で受け止めて戦っていた


「お前、何者だ? 人間にしては強すぎるぞ?」

横島は黒岩に話しかけるが…


「お前には関係無い…」

黒岩は無表情で答えて、戦っていく…



「終わりです。 メドーサ! 投降しないなら倒します!」

小竜姫は竜気を解放した!


メドーサは悩んでいた

小竜姫は強い

負けない自信はあるが…

この場所はどんな罠があるかわからない

それに他の神族も気になった



その時……


「ぐぅ……」


黒岩が突然胸を押さえて苦しみだした


横島は警戒して黒岩を見つめる


(まずい!!)

その瞬間…

メドーサの顔色が変わった

「黒岩、引くよ!」

メドーサは黒岩に叫んでビッグイーターと霊波砲を観客席に放った!


「今日は引き分けにしたげるよ、小竜姫!」



メドーサと黒岩は天井を吹き飛ばして、逃げに入った


メドーサは苦しむ黒岩を抱えて逃げていった


一方横島と小竜姫はメドーサが無差別に放った霊波砲を受け止めて、観客を守っていた


横島と小竜姫は超加速を解いてビッグイーターの迎撃にまわる


観客席に居たタマモと横島と小竜姫は、一気にビッグイーターを片付けていった…



ルシオラとジークは最後まで、姿を隠してメドーサの仲間などが現れないか警戒していた


ビッグイーターを片付けると、横島達はやっとひと息ついていた…


そして、唐巣とGS協会関係者に事態を説明してその日は終わった…



この戦いを観客席から見ていたGS達は、横島達のあまりの強さに言葉を失っていた…


それは美神美智恵も同じだった…

敵が超加速を使ったのは理解出来た


だが、横島と小竜姫も超加速を使い迎撃した


美智恵が驚いたのは人間のはずの横島の実力だった…

美智恵が見えたのはビッグイーターと戦う横島だったが…


明らかに小竜姫と同等に見えた


その人間離れした実力は予想外だった


(どういうこと…? 明らかに彼の力は霊力だけど、強すぎる… しかも超加速まで使っているなんて…)

美智恵も竜神の装備があれば、超加速を使えるのは知っていた

だが、生身の横島が使ったのは理解出来なかった…


横島の切り札が文珠なのは知っているし、文珠を使ったのかとも思ったが…


横島の底が知れない実力に恐れを抱いていた



その他の令子やエミは、横島達の常識外の強さをある程度知っているため、比較的冷静に見つめていた…


そして、横島達は勘九朗が居る医務室に入っていた


医務室には横島達にジーク、ヒャクメ、雪之丞がに唐巣がいた


「横島君、彼も神界に連れていくのかい?」

唐巣は横島と小竜姫を見た

「ええ、説得が不可能ならそうします。」

横島はそう話して雪之丞を見た


60/100ページ
スキ