その一
その後…
ヌルの研究所はカオスが居座り
モンスター工場や地獄炉はカオスにより解体された
横島達はモンスター工場の解体などを手伝って、城や領地が元に戻るまで中世にいた
そしてヌルを倒して数週間がしたある日…
横島達は現代に帰る為、カオスとマリア姫と会っていた
「ヨコシマとマリンよ。 本当に世話になった」
マリア姫は笑顔で横島達と話していた
「こちらこそお世話になりました…」
魔鈴は笑顔で会話していた
「しかし… 700年も先の者が私達を助けにくるとは… 私には未だに不思議だ。」
マリア姫は考え深げに話した
「全てはカオスのおかげだよ。 未来ではカオスに散々世話になったからな」
横島はカオスを見て話した
「お前達のような人間と共にいるとはな… 未来が楽しみだよ」
カオスはニヤリと笑った
「お二人ともお元気で… カオスさんは未来で話してました。 マリア姫と生きた時間は、自分の人生で最も輝ける時だったと…」
魔鈴は微笑んで話した
「未来のカオス様を頼む…」
マリア姫は横島、魔鈴、マリアと握手を交わしてそう話した
そして横島達は未来に帰っていった…
横島が帰った後、カオスとマリア姫は感慨深げにその場を見つめていた
「面白い人間だったな…」
カオスはニヤリとして呟いた
「私は安心しました… 私はいつかカオス様を置いていきます… その後、カオス様がどうなるのか… 気になってました。 でも、あの者達を見て何故か安心出来ました」
マリア姫は優しく微笑んでカオスを見た
「私達は今を生きればいいだろう…」
カオスはそう話した
そして、二人はしばらくその場で空を見つめていた
一方横島達は…
無事に現代に帰っていた
横島はマリアに一つの文珠を手渡した
「マリア姫のメッセージと一緒に渡してくれ」
横島は笑顔でマリアに話した
「イエス・横島さん・ありがとう…」
マリアは微笑んで、カオスの研究所に戻っていった
「忠夫さん、あの文珠渡したんですね…」
魔鈴は横島の隣に立ち話した
「ああ、あれはマリアから渡すべきだからな…」
横島は微笑んで話した
その文珠は帰る前日
横島がマリア姫に渡して、想いを込めた文珠だった…
「俺達にはあのくらいしかしてやれんからな…」
横島は少し寂しそうに呟いた
「愛し合う二人の寿命が違うと言うのは、悲しいですね…」
魔鈴は横島に静かに寄り添い話した
「ああ、そうだな… 姫は人間として生きる道を選んだ。 自分が不老不死になってもカオスの足手まといになるからと…」
実は横島は過去で、マリア姫に自分たちと同じ人間を超える道もあると教えていた
だが姫はそれをしなかった
カオスの生きる道に、自分は足手まといにしかならないからと…
この話は過去のカオスも知らない
そして歴史を変える危険は話さなかった…
それでも姫は選ばなかったのだ
横島達は歴史を変える危険を誰より知っていた
だが、それでもカオスとマリア姫には幸せになって欲しかった…
無限にある平行世界の一つくらいは、二人が幸せになる結末があってもいいと思ったのだ…
「俺達は誰に感謝すればいいのかな…」
横島は魔鈴を抱きしめて今、魔鈴と居る幸せをかみしめていた
二人永遠に共に生きることが出来る
そして、ルシオラを助けるチャンスを再び自分に与えてくれた…
偶然事故で逆行してきた皮肉な運命を思っていた
そして魔鈴も幸せそうに横島を抱きしめる…
「いいじゃないですか… 忠夫さんは世界を救った後も、ずっと頑張って来たのですから…」
魔鈴は優しい言葉で横島に話した
「ああ、今度こそルシオラを救って、あいつに未来を見せてやるんだ…」
横島は力強く言った
ヌルの研究所はカオスが居座り
モンスター工場や地獄炉はカオスにより解体された
横島達はモンスター工場の解体などを手伝って、城や領地が元に戻るまで中世にいた
そしてヌルを倒して数週間がしたある日…
横島達は現代に帰る為、カオスとマリア姫と会っていた
「ヨコシマとマリンよ。 本当に世話になった」
マリア姫は笑顔で横島達と話していた
「こちらこそお世話になりました…」
魔鈴は笑顔で会話していた
「しかし… 700年も先の者が私達を助けにくるとは… 私には未だに不思議だ。」
マリア姫は考え深げに話した
「全てはカオスのおかげだよ。 未来ではカオスに散々世話になったからな」
横島はカオスを見て話した
「お前達のような人間と共にいるとはな… 未来が楽しみだよ」
カオスはニヤリと笑った
「お二人ともお元気で… カオスさんは未来で話してました。 マリア姫と生きた時間は、自分の人生で最も輝ける時だったと…」
魔鈴は微笑んで話した
「未来のカオス様を頼む…」
マリア姫は横島、魔鈴、マリアと握手を交わしてそう話した
そして横島達は未来に帰っていった…
横島が帰った後、カオスとマリア姫は感慨深げにその場を見つめていた
「面白い人間だったな…」
カオスはニヤリとして呟いた
「私は安心しました… 私はいつかカオス様を置いていきます… その後、カオス様がどうなるのか… 気になってました。 でも、あの者達を見て何故か安心出来ました」
マリア姫は優しく微笑んでカオスを見た
「私達は今を生きればいいだろう…」
カオスはそう話した
そして、二人はしばらくその場で空を見つめていた
一方横島達は…
無事に現代に帰っていた
横島はマリアに一つの文珠を手渡した
「マリア姫のメッセージと一緒に渡してくれ」
横島は笑顔でマリアに話した
「イエス・横島さん・ありがとう…」
マリアは微笑んで、カオスの研究所に戻っていった
「忠夫さん、あの文珠渡したんですね…」
魔鈴は横島の隣に立ち話した
「ああ、あれはマリアから渡すべきだからな…」
横島は微笑んで話した
その文珠は帰る前日
横島がマリア姫に渡して、想いを込めた文珠だった…
「俺達にはあのくらいしかしてやれんからな…」
横島は少し寂しそうに呟いた
「愛し合う二人の寿命が違うと言うのは、悲しいですね…」
魔鈴は横島に静かに寄り添い話した
「ああ、そうだな… 姫は人間として生きる道を選んだ。 自分が不老不死になってもカオスの足手まといになるからと…」
実は横島は過去で、マリア姫に自分たちと同じ人間を超える道もあると教えていた
だが姫はそれをしなかった
カオスの生きる道に、自分は足手まといにしかならないからと…
この話は過去のカオスも知らない
そして歴史を変える危険は話さなかった…
それでも姫は選ばなかったのだ
横島達は歴史を変える危険を誰より知っていた
だが、それでもカオスとマリア姫には幸せになって欲しかった…
無限にある平行世界の一つくらいは、二人が幸せになる結末があってもいいと思ったのだ…
「俺達は誰に感謝すればいいのかな…」
横島は魔鈴を抱きしめて今、魔鈴と居る幸せをかみしめていた
二人永遠に共に生きることが出来る
そして、ルシオラを助けるチャンスを再び自分に与えてくれた…
偶然事故で逆行してきた皮肉な運命を思っていた
そして魔鈴も幸せそうに横島を抱きしめる…
「いいじゃないですか… 忠夫さんは世界を救った後も、ずっと頑張って来たのですから…」
魔鈴は優しい言葉で横島に話した
「ああ、今度こそルシオラを救って、あいつに未来を見せてやるんだ…」
横島は力強く言った