その一
横島は顔をしかめて考えた
「妖怪はめぐみとマリアとおキヌちゃんで頼む。 美神さんも居たら連携してくれ！」
横島は魔鈴達を見て話した
「しかし一人でノスフェラトゥを相手にするのは…」
魔鈴は心配そうに話した
横島と魔鈴は全力を出せば、中級神魔の上位の力を出せた
かつてのルシオラ達よりは弱いが、小竜姫よりは強かった
だが、ノスフェラトゥは少なく見積もってもメドーサよりは強い
その能力も詳しくわからない今、横島が全力を出しても倒せるかわからないのだ…
それをよく知る魔鈴は横島が心配でしかたなかった
「大丈夫だ。 めぐみ達が妖怪を倒すまでなら持ちこたえるさ」
横島は魔鈴を安心させるように微笑んだ
「絶対無理はしないで下さいね…」
魔鈴は横島を信じている
だが過去に来てから初めての未知の敵に不安が消えなかった…
「大丈夫だ。 みんなで現代にかえろう」
横島がそう話すと、横島は目の前の襖を開けた
そこにはノスフェラトゥと、小姓が数名と
、一般兵が約十名いた
そして、対峙していたのは光秀だった…
光秀の周りには退魔師が十数名
そして、令子もいた…
その少し前…
「気でも狂ったか！ ラッキョウ頭！！」
信長は攻めてきた光秀に叫んだ
「お前の正体はもう見抜いておる。 この世にはびこる邪悪なる魂を地獄に送るが我が使命！！」
光秀は光り輝く精霊石で出来た槍を構え信長に言った
信長の表情が変わる…
「やはり悪霊祓いか！ おみゃーが自ら志願して我が家臣となったのはこのためか！？」
信長は邪悪な笑みで光秀を睨む
「いかにも、参る！！」
光秀は走り出して信長に攻撃をしようとした
「無意味！！」
信長は魔力を解放した！
ブワァー！！
信長の姿が歪んでいき…
魔族の姿になった
周りの一般兵はその瞬間ゾンビに変わった
そして、ノスフェラトゥの解放した魔力に圧倒された光秀の兵は、吹っ飛ばされた！
防御して持ちこたえたのは…
光秀、令子、それに数名だった「まさか… これほどとは…」
光秀はノスフェラトゥの魔力に驚いていた
「ちょっと、光秀！ 話が違うわよ！ こんな奴どうやって倒すのよ！」
令子は神通混を構えて顔をひきつらせていた…
ばん！
横島達が入ったのはその時だった
「美神さん！！」
おキヌが真っ先に叫んだ
「えっ！？」
令子は呼ばれて声のする方を見るが…
誰もいない
その場の者もみんな周りを見るが、誰もいない
その時…
空間が歪んで
横島達が現れた
「おキヌちゃん！ どうやってここに！？」
令子はおキヌを見て驚いていた
「俺が連れて来たんですよ。 美神さん…」
横島と魔鈴とマリアは顔を隠していた物をとった…
「横島クン！？ まさか… なんで此処に…」
令子は本当に驚いていた
絶対にこの時代に居るはずのない人物だから…
「なんでって助けに来たんっすよ？」
横島は苦笑いして答えた
令子があそこまで驚くとは思わなかったのだ
「どうやら敵ではないようだな…」
事態を見極めようとしていた光秀は、安心したように呟いた
「ええ、よくわからないけど、味方よ」
令子は聞きだいことが山ほどあったが…
まずは目の前の敵を片付けることにした
おキヌが居る以上、横島達は本物だと判断した
その頃…
ノスフェラトゥはマリアを見て驚いていた
「おみゃーは… まさか… 何故こんな世界の果てにいるのだ…」
ノスフェラトゥは少し怯んだようにマリアに言った
「俺達はお前を倒す為に遙々来たんだよ…」
無言のマリアの変わりに横島が答えた
「蘭丸！！ やってしまえ！！」
ノスフェラトゥが命令すると、小姓の姿の３人とゾンビが横島達や光秀達に向かってきた
「こらつらは人間ではない！ 皆の者、退治するのだ！」
光秀の声に光秀側の退魔師が立ち上がって、戦いを始める
「めぐみ、あっちは頼んだ」
「はい！」
横島が魔鈴に言うと、横島はノスフェラトゥに向かっていった
魔鈴とマリアとおキヌは光秀のほうに援護に向かった
「妖怪はめぐみとマリアとおキヌちゃんで頼む。 美神さんも居たら連携してくれ！」
横島は魔鈴達を見て話した
「しかし一人でノスフェラトゥを相手にするのは…」
魔鈴は心配そうに話した
横島と魔鈴は全力を出せば、中級神魔の上位の力を出せた
かつてのルシオラ達よりは弱いが、小竜姫よりは強かった
だが、ノスフェラトゥは少なく見積もってもメドーサよりは強い
その能力も詳しくわからない今、横島が全力を出しても倒せるかわからないのだ…
それをよく知る魔鈴は横島が心配でしかたなかった
「大丈夫だ。 めぐみ達が妖怪を倒すまでなら持ちこたえるさ」
横島は魔鈴を安心させるように微笑んだ
「絶対無理はしないで下さいね…」
魔鈴は横島を信じている
だが過去に来てから初めての未知の敵に不安が消えなかった…
「大丈夫だ。 みんなで現代にかえろう」
横島がそう話すと、横島は目の前の襖を開けた
そこにはノスフェラトゥと、小姓が数名と
、一般兵が約十名いた
そして、対峙していたのは光秀だった…
光秀の周りには退魔師が十数名
そして、令子もいた…
その少し前…
「気でも狂ったか！ ラッキョウ頭！！」
信長は攻めてきた光秀に叫んだ
「お前の正体はもう見抜いておる。 この世にはびこる邪悪なる魂を地獄に送るが我が使命！！」
光秀は光り輝く精霊石で出来た槍を構え信長に言った
信長の表情が変わる…
「やはり悪霊祓いか！ おみゃーが自ら志願して我が家臣となったのはこのためか！？」
信長は邪悪な笑みで光秀を睨む
「いかにも、参る！！」
光秀は走り出して信長に攻撃をしようとした
「無意味！！」
信長は魔力を解放した！
ブワァー！！
信長の姿が歪んでいき…
魔族の姿になった
周りの一般兵はその瞬間ゾンビに変わった
そして、ノスフェラトゥの解放した魔力に圧倒された光秀の兵は、吹っ飛ばされた！
防御して持ちこたえたのは…
光秀、令子、それに数名だった「まさか… これほどとは…」
光秀はノスフェラトゥの魔力に驚いていた
「ちょっと、光秀！ 話が違うわよ！ こんな奴どうやって倒すのよ！」
令子は神通混を構えて顔をひきつらせていた…
ばん！
横島達が入ったのはその時だった
「美神さん！！」
おキヌが真っ先に叫んだ
「えっ！？」
令子は呼ばれて声のする方を見るが…
誰もいない
その場の者もみんな周りを見るが、誰もいない
その時…
空間が歪んで
横島達が現れた
「おキヌちゃん！ どうやってここに！？」
令子はおキヌを見て驚いていた
「俺が連れて来たんですよ。 美神さん…」
横島と魔鈴とマリアは顔を隠していた物をとった…
「横島クン！？ まさか… なんで此処に…」
令子は本当に驚いていた
絶対にこの時代に居るはずのない人物だから…
「なんでって助けに来たんっすよ？」
横島は苦笑いして答えた
令子があそこまで驚くとは思わなかったのだ
「どうやら敵ではないようだな…」
事態を見極めようとしていた光秀は、安心したように呟いた
「ええ、よくわからないけど、味方よ」
令子は聞きだいことが山ほどあったが…
まずは目の前の敵を片付けることにした
おキヌが居る以上、横島達は本物だと判断した
その頃…
ノスフェラトゥはマリアを見て驚いていた
「おみゃーは… まさか… 何故こんな世界の果てにいるのだ…」
ノスフェラトゥは少し怯んだようにマリアに言った
「俺達はお前を倒す為に遙々来たんだよ…」
無言のマリアの変わりに横島が答えた
「蘭丸！！ やってしまえ！！」
ノスフェラトゥが命令すると、小姓の姿の３人とゾンビが横島達や光秀達に向かってきた
「こらつらは人間ではない！ 皆の者、退治するのだ！」
光秀の声に光秀側の退魔師が立ち上がって、戦いを始める
「めぐみ、あっちは頼んだ」
「はい！」
横島が魔鈴に言うと、横島はノスフェラトゥに向かっていった
魔鈴とマリアとおキヌは光秀のほうに援護に向かった
