その一
「美神さんは、脱税に銃刀法違反は当たり前だし、月に行った時は核も使ったしな… 公園の地下に隠し部屋を作って大量の金塊や保存食を隠した人だぞ? その他にもまだまだあるぞ…」
横島は昔を思い出して魔鈴に話して聞かせた
「忠夫さん… アシュタロスより、美神さんを退治した方が世界は平和なのでは…」
魔鈴は真剣に悩んでいた
「そりゃそうだろうよ。 アシュタロスは他人を踏みにじりたくないから、反乱をしたんだからな… 美神さんは他人の命なんて、何とも思ってないし美神さんの方が邪悪だな。」
横島はそう話して考え込む魔鈴を見た
「あんまり考えすぎるなよ。 美神さんの思い通りにはさせないさ… めぐみは俺が守る。 そしていつか美神さんには罪を償ってもらうさ」
横島は魔鈴に優しく微笑んだ
「忠夫さん… 私は一緒に居られれば幸せですよ。 ただ、いつの日か… ルシオラさんを助けて、みんなで幸せになりたいだけです。」
魔鈴は横島の笑顔に顔を赤らめて話した
横島は魔鈴の優しさが本当に嬉しかった…
魔鈴自身はルシオラを直接知らない
それなのに自分のワガママに付き合って、一緒に幸せになりたいと話してくれる
ルシオラを亡くしてから、これまでやってこれたのは魔鈴のおかげだった
「めぐみ… 必ず幸せにするからな…」
横島は感謝の気持ちと愛情を精一杯込めて魔鈴に言った
魔鈴は幸せそうに微笑んだ
(私は… 忠夫さん、あなたに幸せになって欲しい… そしてルシオラさん… 同じ人を愛するあなたに早く会いたい)
それが魔鈴の気持ちだった
その後横島と魔鈴は夕食を食べて、早めに休んだ
荒れ寺なため、明かりになる物は無く、日が暮れたらすることは無かったのだ
横島と魔鈴は寒くないように火を絶やさずに、体を寄せ合って休んだ…
次の日
横島が目を覚ますと魔鈴はまだ寝ていた
いつの間にか横島は魔鈴を抱きしめて寝ていて
魔鈴は横島の腕の中で幸せそうに寝ていた
横島は魔鈴の寝顔に見とれていた…
(本当に可愛いな…)
横島はそう思って魔鈴を強く抱きしめたい気持ちになるが、我慢していた
横島は魔鈴が起きるまで寝顔をゆっくり堪能していた
「…ん…… 忠夫さん? おはようございます」
魔鈴は目を覚ましたら横島の腕の中だった…
魔鈴は横島に抱かれて幸せな気持ちのまま、横島に微笑んで挨拶した
「おはよう。 めぐみ」
横島も魔鈴を見て微笑んだ
「忠夫さん、先に起きてたんですか? 起こしてくれたら良かったのに…」
魔鈴は首を傾げて横島に聞いた
「めぐみの寝顔を見てたら起こすの悪い気がしてさ~」
横島はちょっと困ったように話した
「ええ~ 寝顔を見てたんですか!?」
魔鈴は顔を赤らめて横島に言った
「いや~ 可愛い寝顔だからさ… つい見とれちゃってさ~」
横島は頭をかきながら照れたように話した
「可愛いだなんて… そんな…」
魔鈴は横島の腕の中でモジモジと照れていた
「アハハ… ご飯食べて出発しようか」
横島と魔鈴は二人共新婚のように照れていた
そして、横島達はその日も城下町目指して歩きだした
横島達が城下町にたどり着いたのは、その日の夜だった
横島達は令子達を探すのは今日は無理だと思って、付近で泊まれる場所を探していた…
その時心眼の声が響いた
「横島! おキヌ殿を発見したぞ!」
「本当か? 心眼!?」
横島が驚いて確認する
「ああ、おキヌ殿一人は発見した。 この先の寺におる。」
心眼も少し嬉しそうに話した
「一人ですか?」
心眼の話に疑問を持ったのは魔鈴だった
「美神殿は近くには居ない。 我の検索範囲にはな…」
心眼の話に横島と魔鈴は顔を見合わせ考えこむ…
「とりあえず、おキヌちゃんに会いに行こう」
「そうですね。 まずはおキヌちゃんの安全を確認しなくてはなりません」
横島と魔鈴は心眼のナビに従って走って行った
そこは少し立派な寺だった
横島は昔を思い出して魔鈴に話して聞かせた
「忠夫さん… アシュタロスより、美神さんを退治した方が世界は平和なのでは…」
魔鈴は真剣に悩んでいた
「そりゃそうだろうよ。 アシュタロスは他人を踏みにじりたくないから、反乱をしたんだからな… 美神さんは他人の命なんて、何とも思ってないし美神さんの方が邪悪だな。」
横島はそう話して考え込む魔鈴を見た
「あんまり考えすぎるなよ。 美神さんの思い通りにはさせないさ… めぐみは俺が守る。 そしていつか美神さんには罪を償ってもらうさ」
横島は魔鈴に優しく微笑んだ
「忠夫さん… 私は一緒に居られれば幸せですよ。 ただ、いつの日か… ルシオラさんを助けて、みんなで幸せになりたいだけです。」
魔鈴は横島の笑顔に顔を赤らめて話した
横島は魔鈴の優しさが本当に嬉しかった…
魔鈴自身はルシオラを直接知らない
それなのに自分のワガママに付き合って、一緒に幸せになりたいと話してくれる
ルシオラを亡くしてから、これまでやってこれたのは魔鈴のおかげだった
「めぐみ… 必ず幸せにするからな…」
横島は感謝の気持ちと愛情を精一杯込めて魔鈴に言った
魔鈴は幸せそうに微笑んだ
(私は… 忠夫さん、あなたに幸せになって欲しい… そしてルシオラさん… 同じ人を愛するあなたに早く会いたい)
それが魔鈴の気持ちだった
その後横島と魔鈴は夕食を食べて、早めに休んだ
荒れ寺なため、明かりになる物は無く、日が暮れたらすることは無かったのだ
横島と魔鈴は寒くないように火を絶やさずに、体を寄せ合って休んだ…
次の日
横島が目を覚ますと魔鈴はまだ寝ていた
いつの間にか横島は魔鈴を抱きしめて寝ていて
魔鈴は横島の腕の中で幸せそうに寝ていた
横島は魔鈴の寝顔に見とれていた…
(本当に可愛いな…)
横島はそう思って魔鈴を強く抱きしめたい気持ちになるが、我慢していた
横島は魔鈴が起きるまで寝顔をゆっくり堪能していた
「…ん…… 忠夫さん? おはようございます」
魔鈴は目を覚ましたら横島の腕の中だった…
魔鈴は横島に抱かれて幸せな気持ちのまま、横島に微笑んで挨拶した
「おはよう。 めぐみ」
横島も魔鈴を見て微笑んだ
「忠夫さん、先に起きてたんですか? 起こしてくれたら良かったのに…」
魔鈴は首を傾げて横島に聞いた
「めぐみの寝顔を見てたら起こすの悪い気がしてさ~」
横島はちょっと困ったように話した
「ええ~ 寝顔を見てたんですか!?」
魔鈴は顔を赤らめて横島に言った
「いや~ 可愛い寝顔だからさ… つい見とれちゃってさ~」
横島は頭をかきながら照れたように話した
「可愛いだなんて… そんな…」
魔鈴は横島の腕の中でモジモジと照れていた
「アハハ… ご飯食べて出発しようか」
横島と魔鈴は二人共新婚のように照れていた
そして、横島達はその日も城下町目指して歩きだした
横島達が城下町にたどり着いたのは、その日の夜だった
横島達は令子達を探すのは今日は無理だと思って、付近で泊まれる場所を探していた…
その時心眼の声が響いた
「横島! おキヌ殿を発見したぞ!」
「本当か? 心眼!?」
横島が驚いて確認する
「ああ、おキヌ殿一人は発見した。 この先の寺におる。」
心眼も少し嬉しそうに話した
「一人ですか?」
心眼の話に疑問を持ったのは魔鈴だった
「美神殿は近くには居ない。 我の検索範囲にはな…」
心眼の話に横島と魔鈴は顔を見合わせ考えこむ…
「とりあえず、おキヌちゃんに会いに行こう」
「そうですね。 まずはおキヌちゃんの安全を確認しなくてはなりません」
横島と魔鈴は心眼のナビに従って走って行った
そこは少し立派な寺だった