その一
「忠夫さん、もう少しで夕食が出来ますからね」
魔鈴は横島に微笑んで話した
「ああ、ありがとうな。 めぐみのおかげでどこに行っても食事には困らないな~」
横島は幸せそうに笑って話した
そんな中、マリアが立ちたがった
「周囲を・囲まれました。人数は15人です」
マリアは横島達を見て話した
「敵か?」
横島が呟く
「昨日泊まった住職が言っておった山賊だろう。 相手は人間だ」
横島の疑問に答えたのは心眼だった
「ちっ! 厄介だな~ マリア、一応殺さないようにしてくれ」
横島はマリアに話した
「イエス・横島さん」
マリアは戦闘体制になる
「めぐみは荷物を頼む。 俺とマリアで追い払うよ」
横島が言うと魔鈴は頷いた
「忠夫さん、気をつけて下さい。 相手は殺すこともためらわないでしょう。」
魔鈴は心配そうに横島に話した
「ああ、わかってる。 気絶させれば大丈夫だよ」
横島がそう話すと、周りの森からたくさんのムサい男達が現れた
「ここは、俺達の敷地だ! 命が惜しかったら金目の物を置いていけ!!」
山賊のリーダーらしき人物は刀を抜いて横島達に詰め寄った
「金目の物なんてないよ。」
横島は冷たく言い放つ
「死にたいらしいな… みんな、やっちまえ!!」
山賊は横島達に一斉に襲いかかる!
「ロケットアーム!」
マリアは武装を使わずに山賊をぶっ飛ばしていく
「ハッ!!」
横島は霊波刀を鞭にして山賊を蹴散らしていた
「頭っ! こいつらただの人間じゃねえ!!」
横島とマリアに一瞬で半数が吹き飛ばされて山賊達は焦りだした
「また、陰陽師崩れか? この前の女共といい、ついてないぜ!」
山賊は横島達を苦々しく睨んでいる
どうやら山賊の頭は元侍らしく、横島の霊波刀を陰陽師の技と思ったらしい
「貴様、陰陽師を知ってるのか?」
横島は山賊の頭に聞いた
「俺は昔、都に居たことがある… 陰陽師も見たことがある…」
山賊の頭はこの先の行動を考えながら話した
無闇に向かって来ないのを見て、横島は山賊の頭がある程度の侍だったと推測した
「もう一つ聞きたい… さっき言っていた、この前の女共とはどんな奴だ?」
横島は霊波鞭を構えながらもう一度聞いた
「なんでそんなこと教えなきゃならないんだ?」
山賊の頭は横島に強がり睨む
「素直に話せば、見逃してやる。 それとも、全員纏めてあの世に送ってやろうか…?」
横島は霊力を300マイトほど解放して殺気を山賊達に向けた
「ヒィィィ…」
一流のGSの約3倍近い霊力と殺気に、山賊達は腰を抜かしている者もいた
そんな中山賊の頭は横島を見てゆっくり話し出した
「わっ… わかった… 話すよ。 一週間ほど前も、巫女と怪しい女がこの辺りに来たんだ。 俺達はそいつらを拉致しようとしたが、怪しい女に叩きのめされたんだ… その上、俺達の金目の物を奪っていきやがったんだ…」
山賊の頭は横島に怯えながら話した
横島と魔鈴は一瞬引きつった顔になった
「そうか… わかった。 死にたくなかったら、二度と俺達の前に姿を表すな! 倒れてる連中を連れてさっさと消えろ!」
横島は再び山賊達を睨んだ
「逃げろー!」
山賊達はあっという間に逃げ出した
「マリア、全員逃げたか?」
横島はマリアに聞いた
「イエス・全員逃げていきます」
マリアは横島を見て話した
「そうか… すまないがしばらく警戒してくれ」
マリアはその場に座って再び周囲を警戒していた
横島は荷物と火を守っていた魔鈴を見た
「忠夫さん、山賊から奪っていったのは……」
「ああ、間違い無く美神さんだな…」
魔鈴と横島は呆れたように話した
「本当にあの人は何処に行っても生きていけるな…」
横島も魔鈴も呆れて疲れたような顔をしていた
「信じられませんね… いくら山賊とはいえ、金目の物を奪い取るなんて… 泥棒ですよ!」
魔鈴は呆れたような怒ったような口調だった
「美神さんだからな… あの人は自分が良ければいい人だからな…」
横島は呆れたまま話した
魔鈴は横島に微笑んで話した
「ああ、ありがとうな。 めぐみのおかげでどこに行っても食事には困らないな~」
横島は幸せそうに笑って話した
そんな中、マリアが立ちたがった
「周囲を・囲まれました。人数は15人です」
マリアは横島達を見て話した
「敵か?」
横島が呟く
「昨日泊まった住職が言っておった山賊だろう。 相手は人間だ」
横島の疑問に答えたのは心眼だった
「ちっ! 厄介だな~ マリア、一応殺さないようにしてくれ」
横島はマリアに話した
「イエス・横島さん」
マリアは戦闘体制になる
「めぐみは荷物を頼む。 俺とマリアで追い払うよ」
横島が言うと魔鈴は頷いた
「忠夫さん、気をつけて下さい。 相手は殺すこともためらわないでしょう。」
魔鈴は心配そうに横島に話した
「ああ、わかってる。 気絶させれば大丈夫だよ」
横島がそう話すと、周りの森からたくさんのムサい男達が現れた
「ここは、俺達の敷地だ! 命が惜しかったら金目の物を置いていけ!!」
山賊のリーダーらしき人物は刀を抜いて横島達に詰め寄った
「金目の物なんてないよ。」
横島は冷たく言い放つ
「死にたいらしいな… みんな、やっちまえ!!」
山賊は横島達に一斉に襲いかかる!
「ロケットアーム!」
マリアは武装を使わずに山賊をぶっ飛ばしていく
「ハッ!!」
横島は霊波刀を鞭にして山賊を蹴散らしていた
「頭っ! こいつらただの人間じゃねえ!!」
横島とマリアに一瞬で半数が吹き飛ばされて山賊達は焦りだした
「また、陰陽師崩れか? この前の女共といい、ついてないぜ!」
山賊は横島達を苦々しく睨んでいる
どうやら山賊の頭は元侍らしく、横島の霊波刀を陰陽師の技と思ったらしい
「貴様、陰陽師を知ってるのか?」
横島は山賊の頭に聞いた
「俺は昔、都に居たことがある… 陰陽師も見たことがある…」
山賊の頭はこの先の行動を考えながら話した
無闇に向かって来ないのを見て、横島は山賊の頭がある程度の侍だったと推測した
「もう一つ聞きたい… さっき言っていた、この前の女共とはどんな奴だ?」
横島は霊波鞭を構えながらもう一度聞いた
「なんでそんなこと教えなきゃならないんだ?」
山賊の頭は横島に強がり睨む
「素直に話せば、見逃してやる。 それとも、全員纏めてあの世に送ってやろうか…?」
横島は霊力を300マイトほど解放して殺気を山賊達に向けた
「ヒィィィ…」
一流のGSの約3倍近い霊力と殺気に、山賊達は腰を抜かしている者もいた
そんな中山賊の頭は横島を見てゆっくり話し出した
「わっ… わかった… 話すよ。 一週間ほど前も、巫女と怪しい女がこの辺りに来たんだ。 俺達はそいつらを拉致しようとしたが、怪しい女に叩きのめされたんだ… その上、俺達の金目の物を奪っていきやがったんだ…」
山賊の頭は横島に怯えながら話した
横島と魔鈴は一瞬引きつった顔になった
「そうか… わかった。 死にたくなかったら、二度と俺達の前に姿を表すな! 倒れてる連中を連れてさっさと消えろ!」
横島は再び山賊達を睨んだ
「逃げろー!」
山賊達はあっという間に逃げ出した
「マリア、全員逃げたか?」
横島はマリアに聞いた
「イエス・全員逃げていきます」
マリアは横島を見て話した
「そうか… すまないがしばらく警戒してくれ」
マリアはその場に座って再び周囲を警戒していた
横島は荷物と火を守っていた魔鈴を見た
「忠夫さん、山賊から奪っていったのは……」
「ああ、間違い無く美神さんだな…」
魔鈴と横島は呆れたように話した
「本当にあの人は何処に行っても生きていけるな…」
横島も魔鈴も呆れて疲れたような顔をしていた
「信じられませんね… いくら山賊とはいえ、金目の物を奪い取るなんて… 泥棒ですよ!」
魔鈴は呆れたような怒ったような口調だった
「美神さんだからな… あの人は自分が良ければいい人だからな…」
横島は呆れたまま話した