その一
「実は… オーナーの母親は時間移動を出来ます。 一度だけ過去からやってきています。 話によれば雷を利用して時間を超えると言ってました。」
人工幽霊が過去な美智恵が来た時の話をした
「うむ。 時間移動の能力は遺伝かの… しかし問題はどこに飛ばされたかだな… マリア、美神の移動先を特定するのじゃ!!」
「イエス・ドクターカオス」
マリアは令子が居なくなった場所を調べていた
横島、魔鈴、カオスはマリアの結果を静かに待っていた
「ドクター、移動先を特定してもどうしようもありません! 他の時間移動能力者が居なければ助けに行けません!」
西条は令子の危機に慌ててカオスに詰め寄った
カオスは横島をチラリと見る
横島は静かに頷いた
「西条さん… 普通は時間移動はその能力者じゃなければ出来ません。 しかし、例外はあります。 これを知ってますか?」
横島は西条に文珠を見せた
西条は横島の話に驚きを隠せなかったが、少しでも可能性があれば助けに行きたかった
「これは… なんの珠だい?」
西条は文珠を見つめてもわからなかった…
「これは文珠です。 これとマリアが協力してくれれば時間移動を出来ます。」
横島は静かに話した
「もっ…文珠だって!!」
西条は初めて見た文珠に驚きを隠せなかった
伝説にしか残ってなく、一部の神族の神器と呼ばれる能力
まかさ人間に使える人がいるとは思わなかった…
「これは最近俺が作れるようになった能力です。 これなら助けに行けます。 ですが条件があります。」
西条は横島の話に少し冷静になり聞いていた
「条件とは…?」
西条は恐る恐る聞いた
「簡単なことです。 文珠の存在を第三者に一切言わないこと。 Gメンの報告書にも書かない。 その2つです。」
横島は真剣な表情で西条を見つめた
文珠はいずれ人に知れ渡るだろう
だが出来るだけ隠し通さなければ…
その能力を利用しようとする人間は元より、対アシュタロスの切り札の一つなのだから
西条は横島の言いたいことを理解した
あまりに希少で危険な能力
それが知れれば彼は大変なことになる
「わかった。 令子ちゃん達を助けに行けるのなら… 一切他言はしない」
西条は強い言葉で言い切った
西条とて横島と魔鈴の幸せを害するつもりはない
令子を助けに行ければそれで良かった
「残念だが、西条さんは連れていけない」
横島は令子を救出に行きたい西条に少し申し訳なさそうに言い切った
「横島くん、なぜだ!」
西条は横島に詰め寄る
よほど令子が心配なのだろう
そんな時カオスが西条に説明する
「いいか、時間移動はかなり危険なのだ。 マリアが移動先を特定して、文珠で移動する。 この場ではそれが一番成功する可能性が高い… だが、いかに文珠でも、無事帰ってこれるかはわからん。 行動次第では平行世界を作ってしまう。 そうすれば帰ってこれん。 それに人数が増えれば難易度が上がり、失敗の可能性も増える。 横島にマリアに魔鈴の3人が一番じゃ。 帰りに2人増えるでの… 帰ってこれるかはギリギリじゃな…」
カオスの言葉に西条は悔しそうな顔になる
「西条先輩、美神さんとおキヌさんは私達が必ず連れて帰ってきますから…」
魔鈴が西条を励ますように話す
横島達が西条を連れて行かない理由は、カオスの言った他にもあった
横島達の秘密を知らない
西条が居れば横島や魔鈴が力を隠して戦わねばならないためである
「魔鈴君、横島君… すまない… 君達に危険なことをさせることになってしまう」
西条は自分の無力さを嘆き、申し訳なさそうに話した
「美神さんやおキヌちゃんは少し前まで一緒に仕事してました。 その2人を見捨てることは出来ませんよ。」
横島は苦笑いしながら話した
横島はどったかと言えばおキヌがメインだった
おキヌには何度も助けてもらったから…
今回も美神1人で時間移動したなら、助けに行かなかったかもしれない…
人工幽霊が過去な美智恵が来た時の話をした
「うむ。 時間移動の能力は遺伝かの… しかし問題はどこに飛ばされたかだな… マリア、美神の移動先を特定するのじゃ!!」
「イエス・ドクターカオス」
マリアは令子が居なくなった場所を調べていた
横島、魔鈴、カオスはマリアの結果を静かに待っていた
「ドクター、移動先を特定してもどうしようもありません! 他の時間移動能力者が居なければ助けに行けません!」
西条は令子の危機に慌ててカオスに詰め寄った
カオスは横島をチラリと見る
横島は静かに頷いた
「西条さん… 普通は時間移動はその能力者じゃなければ出来ません。 しかし、例外はあります。 これを知ってますか?」
横島は西条に文珠を見せた
西条は横島の話に驚きを隠せなかったが、少しでも可能性があれば助けに行きたかった
「これは… なんの珠だい?」
西条は文珠を見つめてもわからなかった…
「これは文珠です。 これとマリアが協力してくれれば時間移動を出来ます。」
横島は静かに話した
「もっ…文珠だって!!」
西条は初めて見た文珠に驚きを隠せなかった
伝説にしか残ってなく、一部の神族の神器と呼ばれる能力
まかさ人間に使える人がいるとは思わなかった…
「これは最近俺が作れるようになった能力です。 これなら助けに行けます。 ですが条件があります。」
西条は横島の話に少し冷静になり聞いていた
「条件とは…?」
西条は恐る恐る聞いた
「簡単なことです。 文珠の存在を第三者に一切言わないこと。 Gメンの報告書にも書かない。 その2つです。」
横島は真剣な表情で西条を見つめた
文珠はいずれ人に知れ渡るだろう
だが出来るだけ隠し通さなければ…
その能力を利用しようとする人間は元より、対アシュタロスの切り札の一つなのだから
西条は横島の言いたいことを理解した
あまりに希少で危険な能力
それが知れれば彼は大変なことになる
「わかった。 令子ちゃん達を助けに行けるのなら… 一切他言はしない」
西条は強い言葉で言い切った
西条とて横島と魔鈴の幸せを害するつもりはない
令子を助けに行ければそれで良かった
「残念だが、西条さんは連れていけない」
横島は令子を救出に行きたい西条に少し申し訳なさそうに言い切った
「横島くん、なぜだ!」
西条は横島に詰め寄る
よほど令子が心配なのだろう
そんな時カオスが西条に説明する
「いいか、時間移動はかなり危険なのだ。 マリアが移動先を特定して、文珠で移動する。 この場ではそれが一番成功する可能性が高い… だが、いかに文珠でも、無事帰ってこれるかはわからん。 行動次第では平行世界を作ってしまう。 そうすれば帰ってこれん。 それに人数が増えれば難易度が上がり、失敗の可能性も増える。 横島にマリアに魔鈴の3人が一番じゃ。 帰りに2人増えるでの… 帰ってこれるかはギリギリじゃな…」
カオスの言葉に西条は悔しそうな顔になる
「西条先輩、美神さんとおキヌさんは私達が必ず連れて帰ってきますから…」
魔鈴が西条を励ますように話す
横島達が西条を連れて行かない理由は、カオスの言った他にもあった
横島達の秘密を知らない
西条が居れば横島や魔鈴が力を隠して戦わねばならないためである
「魔鈴君、横島君… すまない… 君達に危険なことをさせることになってしまう」
西条は自分の無力さを嘆き、申し訳なさそうに話した
「美神さんやおキヌちゃんは少し前まで一緒に仕事してました。 その2人を見捨てることは出来ませんよ。」
横島は苦笑いしながら話した
横島はどったかと言えばおキヌがメインだった
おキヌには何度も助けてもらったから…
今回も美神1人で時間移動したなら、助けに行かなかったかもしれない…