その一
「いえ、前に小竜姫さまに頂いた心眼に鍛えられましたから。 それに小竜姫さまの竜神の装備のおかげですよ」
横島は笑顔で小竜姫に話した
「我は自分の役目を果たしたまで、我の生みの親と言うべき小竜姫さまの役に立てて本望です」
横島の記憶を持つ心眼も話を横島に合わせてくれた
「そうですか… すいませんが私はもう戦えません。 風水盤と勘九朗達はお願いします。」
小竜姫の残り時間はすくなかった為、申し訳なさそうに話した
「いえ、後はまかせて下さい。 一応小竜姫さまの弟子ですから」
横島は照れたように話す
そうして小竜姫はまた角に戻り眠りについた
横島が風水盤に戻るとすでにゾンビは無く
カオス、マリア、魔鈴により風水盤が守られていた
「忠夫さん! 大丈夫ですか!!」
ずっと心配だった魔鈴が不安な顔で横島に抱きついた
「ああ、こちらは大丈夫ですよ。 メドーサには逃げられましたが深手の怪我をおわせたので今日はもう来ないでしょう」
横島は優しい笑みを浮かべて魔鈴を抱きしめて頭をそっと撫でた
「良かった…」
魔鈴も横島の実力は知っているが、それでも油断出来ないメドーサが相手な為不安だった
魔鈴は横島に抱きしめられて、その優しさと暖かさに幸せそうな顔になった
二人は周りを無視して甘い世界を作っていた
見つめ合う二人の唇が近づくが……
「横島に魔鈴よ… すまんが先に風水盤と勘九朗を片づけてくれんかの…」
しばらく見守っていたカオスだったが
甘い世界はどんどん深まるばかり…
無粋だと理解しつつ止めに入った
二人はハッとした顔になり、顔が真っ赤になった
「すまんカオス…」
「カオスさん、申し訳ありません」
二人は困ったような顔のカオスに誤った
「それより風水盤を解体する。 これはうかつに壊せば地脈が狂うでな… 魔鈴は手伝ってくれ。 横島は勘九朗の方に行った方がよかろう…」
「わかった」
「はい」
話が決まり魔鈴とカオスが風水盤の解体に入りマリアが警戒していた
横島はすぐに走って勘九朗の元に向かった
唐巣達と勘九朗の戦いは終盤にさしかかっていた
ピート、雪之丞、令子に囲まれ唐巣が後ろから狙っていた
「勘九朗君、もう降参したまえ… この状況では勝ち目はない」
唐巣は最後に勘九朗を説得しようとした
「もうすぐ元始風水盤が作動するわ。 そうすればこの辺りは一瞬で魔界よ。 そうなれば形勢は逆転するわ!」
勘九朗は余裕がなくなっていたが、それでもあきらめなかった
「無駄よ! 風水盤は小竜姫さま達が止めるわ!」
令子は神通混を構えて勘九朗に迫る
「さて、どうかしら? 時間制限のある小竜姫がメドーサ様に勝てるわけないわ…」
膠着した戦いが決着しようとしていた
その時勘九朗の背後から声がした
「いや、メドーサは小竜姫さまに負けたよ。 傷を負い逃げていった。 風水盤はカオスが解体している もうお前の負けだよ」
その声と存在に皆驚いた…
この場の誰にも悟られずに勘九朗の後ろに回ったためだ
「「「「横島!(君)(さん)」」」」
令子達は驚きで声をかけた
「みんな遅くなったな… 後は勘九朗だけだ!」
横島は令子達に笑顔で話した横島がいきなり現れたのは文珠で【隠/遁】を使ったためだった
少し前までの横島を知る唐巣やピート、そして令子は横島の変わりように驚きを隠せなかった
「また、あなたか… どうやら最初にあなたを殺してあげるべきだったようね…」
勘九朗は悔しそうに話した
「勘九朗! 本当にもうお前の負けだ! 降参しろ!! 死んじまったら強いも何も無いだろ!!」
雪之丞が勘九朗に叫ぶ!
「ふふ… 雪之丞… 私は魔族なのよ。 最後までね… 貴様達にはわからないさ! 永遠にね…」
勘九朗の顔は完全に魔族になっていた
そして手に霊力を込める…
「カタをつけましょう。 今回は逃げられないわよ!」
「マズいわ! 火角結界を使う気だわ!」
いち早く気がついた令子が叫ぶ
「もう遅いわ…」
勘九朗は令子達や横島を警戒しながら、洞窟に穴を開けて逃げよいとした…
ザシュッ!!
令子達は攻撃を仕掛けようとしていて、勘九朗は牽制に霊波砲を放とうとしていたが…
横島は笑顔で小竜姫に話した
「我は自分の役目を果たしたまで、我の生みの親と言うべき小竜姫さまの役に立てて本望です」
横島の記憶を持つ心眼も話を横島に合わせてくれた
「そうですか… すいませんが私はもう戦えません。 風水盤と勘九朗達はお願いします。」
小竜姫の残り時間はすくなかった為、申し訳なさそうに話した
「いえ、後はまかせて下さい。 一応小竜姫さまの弟子ですから」
横島は照れたように話す
そうして小竜姫はまた角に戻り眠りについた
横島が風水盤に戻るとすでにゾンビは無く
カオス、マリア、魔鈴により風水盤が守られていた
「忠夫さん! 大丈夫ですか!!」
ずっと心配だった魔鈴が不安な顔で横島に抱きついた
「ああ、こちらは大丈夫ですよ。 メドーサには逃げられましたが深手の怪我をおわせたので今日はもう来ないでしょう」
横島は優しい笑みを浮かべて魔鈴を抱きしめて頭をそっと撫でた
「良かった…」
魔鈴も横島の実力は知っているが、それでも油断出来ないメドーサが相手な為不安だった
魔鈴は横島に抱きしめられて、その優しさと暖かさに幸せそうな顔になった
二人は周りを無視して甘い世界を作っていた
見つめ合う二人の唇が近づくが……
「横島に魔鈴よ… すまんが先に風水盤と勘九朗を片づけてくれんかの…」
しばらく見守っていたカオスだったが
甘い世界はどんどん深まるばかり…
無粋だと理解しつつ止めに入った
二人はハッとした顔になり、顔が真っ赤になった
「すまんカオス…」
「カオスさん、申し訳ありません」
二人は困ったような顔のカオスに誤った
「それより風水盤を解体する。 これはうかつに壊せば地脈が狂うでな… 魔鈴は手伝ってくれ。 横島は勘九朗の方に行った方がよかろう…」
「わかった」
「はい」
話が決まり魔鈴とカオスが風水盤の解体に入りマリアが警戒していた
横島はすぐに走って勘九朗の元に向かった
唐巣達と勘九朗の戦いは終盤にさしかかっていた
ピート、雪之丞、令子に囲まれ唐巣が後ろから狙っていた
「勘九朗君、もう降参したまえ… この状況では勝ち目はない」
唐巣は最後に勘九朗を説得しようとした
「もうすぐ元始風水盤が作動するわ。 そうすればこの辺りは一瞬で魔界よ。 そうなれば形勢は逆転するわ!」
勘九朗は余裕がなくなっていたが、それでもあきらめなかった
「無駄よ! 風水盤は小竜姫さま達が止めるわ!」
令子は神通混を構えて勘九朗に迫る
「さて、どうかしら? 時間制限のある小竜姫がメドーサ様に勝てるわけないわ…」
膠着した戦いが決着しようとしていた
その時勘九朗の背後から声がした
「いや、メドーサは小竜姫さまに負けたよ。 傷を負い逃げていった。 風水盤はカオスが解体している もうお前の負けだよ」
その声と存在に皆驚いた…
この場の誰にも悟られずに勘九朗の後ろに回ったためだ
「「「「横島!(君)(さん)」」」」
令子達は驚きで声をかけた
「みんな遅くなったな… 後は勘九朗だけだ!」
横島は令子達に笑顔で話した横島がいきなり現れたのは文珠で【隠/遁】を使ったためだった
少し前までの横島を知る唐巣やピート、そして令子は横島の変わりように驚きを隠せなかった
「また、あなたか… どうやら最初にあなたを殺してあげるべきだったようね…」
勘九朗は悔しそうに話した
「勘九朗! 本当にもうお前の負けだ! 降参しろ!! 死んじまったら強いも何も無いだろ!!」
雪之丞が勘九朗に叫ぶ!
「ふふ… 雪之丞… 私は魔族なのよ。 最後までね… 貴様達にはわからないさ! 永遠にね…」
勘九朗の顔は完全に魔族になっていた
そして手に霊力を込める…
「カタをつけましょう。 今回は逃げられないわよ!」
「マズいわ! 火角結界を使う気だわ!」
いち早く気がついた令子が叫ぶ
「もう遅いわ…」
勘九朗は令子達や横島を警戒しながら、洞窟に穴を開けて逃げよいとした…
ザシュッ!!
令子達は攻撃を仕掛けようとしていて、勘九朗は牽制に霊波砲を放とうとしていたが…