その一

横島と魔鈴はカオスの協力の元美神を監視はじめた

具体的には事務所の周囲と、美神に遠くから付いていく二種類用意した

監視モニターを魔鈴の家に付けて

マリアも同時に監視するシステムにした

これでほぼ24時間監視出来る

マリアから横島には、携帯電話を改造した通信機で報告出来る


一週間後
ある嵐の日
マリアから通信が入った
美神美智恵が現れたのだ


美神は相変わらず、機嫌が悪かったがそれでも仕事をする毎日を送っていた


横島と魔鈴は
いつでも行けるように家で待機したが、魔族ハーピーは事務所の結界に入れず、逃げた以外は美神は動かなかった


次の日美神は一人出かけた
魔鈴が
カオス特製霊波迷彩服を着て美神を尾行していた


横島は
美神事務所近くで同じく霊波迷彩服を着て見張っていた



美神は
東都大でハーピーに襲われてたが自力で追い返し

魔鈴は
美神が車で移動したので空から飛んで追跡した


一方事務所では
おキヌが令子ちゃんの相手に疲れはてていた……

人間に変装したハーピーは、事務所の前で令子ちゃんが出てくるのを待っていた

遊び飽きた令子ちゃんは
おキヌの隙をみて外に出てしまった


ハーピーは魔族の姿になって
フェザー・ブレットを投げた!!


しかし
車で駆けつけた美神が防いだ


ハーピーは次の攻撃をしようとしたが

横島が影から撃った銀の銃弾によって、ダメージを少し受けて攻撃出来なかった

バン!!


「誰ジャン 邪魔したのは!!」

美神はハーピーを車でひき殺そうとしたが、ハーピーは空に逃げ出した


ハーピーは美神を後回しをして
令子ちゃんを探しに行った

美神は車で、おキヌは空から令子ちゃんを探しに行った


ハーピーは令子ちゃんを見つけて狙うがまた銃撃された

バン!!

「うっ! さっきから誰ジャン! 邪魔してるのは」

ハーピーに
銀の銃弾をかすった

撃ったのは空からハーピーを尾行していた魔鈴だった


横島と魔鈴が使ってるのはカオスが改良した銀の銃弾入りの銃だった

銃にした理由は
霊力を使った攻撃では、ハーピーや美神にバレる可能性があるため、わざわざ霊波迷彩服を着て銃で戦っていた


おキヌがハーピーと令子ちゃんを見つけて叫ぶ

「令子ちゃん逃げてーー!!」

令子ちゃんは走って逃げる

追いかけようとするハーピーは、また銃撃された

バン!

今度は羽に当たった

「ちっ!! 誰かは知らないが随分邪魔してくれるジャン!」

辺りを見渡すが誰もいない

美神が車で駆けつけた

令子ちゃんを庇うように抱きかかえる

ハーピーはその隙にフェザー・ブレットを投げた!

美神の背中のセラミックアーマーに当たった


地上の横島と空の魔鈴がたまらず銃撃する

複数の銃撃にハーピーは一旦逃げた

「おねえちゃん!!、おねえちゃん!! 」

令子ちゃんは美神を心配する


美神は気力を振り絞って令子ちゃんを連れて逃げる


美神は大きなショッピングセンターの中に逃げた


ハーピーも美神達を見つけて追いかけて中に入った

「出てこい、美神令子!! さもないと無関係な人間を一人ずつ狙撃してくよ!!」

ハーピーは叫ぶ

店の中の人は少ないが、逃げ出してパニックになっていた

令子ちゃんは心配するが美神が言った

「甘いのよ 関係無い人間がどうなろうと私が知ったこっちゃないわよ!」


近くには横島と魔鈴が合流して影から美神達を見ていた

横島は小声で

「あの人は… ここで死んだ方人間の為かもな…」

魔鈴は

「美神親子は、未来でもアシュタロス戦で、美神さんの命を優先して他は犠牲にしましたからね……」

ハーピーはしびれを切らした

「3つ数えるうちにでてこないなら、無関係な人間を殺す!」

「1」

「2」

「3」

「死ね!!」

ハーピーは無関係な女性に攻撃しようとした

「あぶない!!」

令子ちゃんが叫ぶ

ハーピーは美神達を発見した

「見つけたジャン!」

その時美神が令子ちゃんを隠して走って現れた

「ハーピー!! 私はここよ!!」

ハーピーは、フェザー・ブレットを投げて美神は神通混で受け止めた


「クッ!!」

美神は倒れる
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