転職
美智恵は娘のあまりの常識の無さに呆れつつ
横島に話かけた
「理由はわかったわ。 時給上げるように令子に言うから、これからもここで働かない?」
横島は少し驚いた
美智恵がわざわざそこまで言って引き止めるとは思わなかった
理由は
横島は自身気がついてないが
横島には人類唯一の能力。神器とも言われる文殊がある
それにアシュタロス戦の活躍により
神魔界とGS協会やオカルトGメン上層部での評価は高かった
あの戦いでルシオラとパリピオを仲間にしたこと。
そしてルシオラとの悲恋は
どれも神魔界では有名で、
今やデタントの象徴になりつつあった。
アシュタロス戦の後、神魔の崩れたバランスや混乱の中
神魔の過激派を抑えデタント推進の大きな力になっていた
美智恵はそれなどを知っていたが故に、横島をなんとか引き止めたかった
それに
令子は認めないが、娘を影から支え助けていたのは彼なのだから…
美智恵が
そんなことを考えてると、令子がまた怒りだしていた
「ちょっとママ! 勝手に決めないでよ! 絶対は時給上げないからね!!」
「令子! 本当に横島くんが辞めちゃうわよ!!」
美智恵と令子の口げんかに横島は呆れつつ
「美神さん、隊長も、俺はどっちにしても辞めますよ ここで働く気はないですから」
その言葉に
令子に睨みをきかせ美智恵が
「でも、これからどうするの? 横島くんはGS見習いだから令子の許可がないとGSとして活動出来ないわよ?」
「バイトはもう初めてます 魔鈴さんの店です GS免許はどっちでもいいです」
横島の冷静で冷めた目をみて
美智恵はもう手遅れだと思った
娘には彼が必要だが、彼には娘は必要ないとわかったから
しかし
令子の怒りは更に増した
「魔鈴ですって~~ あの女の色香に騙されたわね!! あのやろう~」
額に青筋を何個もだして神通鞭で横島に殴りかかった
横島が一撃を受けて額と腕から血を流したとこで
美智恵が止めた
「令子!! いい加減にしなさい!!」
美神は
「勝手にしなさい!!」
そう言って出て行ってしまった
美智恵は横島の傷を手当てしつつ
「ごめんなさいね 横島くん GS免許は私がなんとかするわ 魔鈴さんの店に移籍するようにするわね」
「お願いします」
横島は言葉少なく頭を下げた
「それはいいから、たまにでいいからGメンの仕事手伝ってね」
美智恵はもはや娘は諦めて
自分と横島の関係を気にしていた
このままではGメンと横島の関係は最悪になってしまう
それの原因が
自分と娘だと知れたら、とんでもないことになってしまう…
横島は
「Gメンの仕事は内容次第ですよ 正直あまり信用出来ませんしね」
横島の言葉に美智恵は
自分が横島と恋人を犠牲にして娘を助けたのに後ろめたさを持っていた
「じゃあ よろしくお願いします」
横島はそう言って静かに帰っていった
横島に話かけた
「理由はわかったわ。 時給上げるように令子に言うから、これからもここで働かない?」
横島は少し驚いた
美智恵がわざわざそこまで言って引き止めるとは思わなかった
理由は
横島は自身気がついてないが
横島には人類唯一の能力。神器とも言われる文殊がある
それにアシュタロス戦の活躍により
神魔界とGS協会やオカルトGメン上層部での評価は高かった
あの戦いでルシオラとパリピオを仲間にしたこと。
そしてルシオラとの悲恋は
どれも神魔界では有名で、
今やデタントの象徴になりつつあった。
アシュタロス戦の後、神魔の崩れたバランスや混乱の中
神魔の過激派を抑えデタント推進の大きな力になっていた
美智恵はそれなどを知っていたが故に、横島をなんとか引き止めたかった
それに
令子は認めないが、娘を影から支え助けていたのは彼なのだから…
美智恵が
そんなことを考えてると、令子がまた怒りだしていた
「ちょっとママ! 勝手に決めないでよ! 絶対は時給上げないからね!!」
「令子! 本当に横島くんが辞めちゃうわよ!!」
美智恵と令子の口げんかに横島は呆れつつ
「美神さん、隊長も、俺はどっちにしても辞めますよ ここで働く気はないですから」
その言葉に
令子に睨みをきかせ美智恵が
「でも、これからどうするの? 横島くんはGS見習いだから令子の許可がないとGSとして活動出来ないわよ?」
「バイトはもう初めてます 魔鈴さんの店です GS免許はどっちでもいいです」
横島の冷静で冷めた目をみて
美智恵はもう手遅れだと思った
娘には彼が必要だが、彼には娘は必要ないとわかったから
しかし
令子の怒りは更に増した
「魔鈴ですって~~ あの女の色香に騙されたわね!! あのやろう~」
額に青筋を何個もだして神通鞭で横島に殴りかかった
横島が一撃を受けて額と腕から血を流したとこで
美智恵が止めた
「令子!! いい加減にしなさい!!」
美神は
「勝手にしなさい!!」
そう言って出て行ってしまった
美智恵は横島の傷を手当てしつつ
「ごめんなさいね 横島くん GS免許は私がなんとかするわ 魔鈴さんの店に移籍するようにするわね」
「お願いします」
横島は言葉少なく頭を下げた
「それはいいから、たまにでいいからGメンの仕事手伝ってね」
美智恵はもはや娘は諦めて
自分と横島の関係を気にしていた
このままではGメンと横島の関係は最悪になってしまう
それの原因が
自分と娘だと知れたら、とんでもないことになってしまう…
横島は
「Gメンの仕事は内容次第ですよ 正直あまり信用出来ませんしね」
横島の言葉に美智恵は
自分が横島と恋人を犠牲にして娘を助けたのに後ろめたさを持っていた
「じゃあ よろしくお願いします」
横島はそう言って静かに帰っていった