横島と魔鈴
横島は今日も
東京タワーで夕日を眺めていた
特に決めている訳ではない
ただ自然とそこに行っていた
そこなら彼女を感じることが出来る気がしたから…
(昼と夜の一瞬のすきま…… 短い時間しか見れないからこそきれい……か)
そして静かに語りかけた
「ルシオラ… 俺さ… お前との約束守る為にもう一度頑張ってみるよ」
そうして横島は新たな道を歩く決心をつける
夜も暮れ
横島は約束通り、魔法料理魔鈴に来た
「今晩わ~ 魔鈴さん もういいですかね?」
店に入ると厨房から魔鈴さんが出て来た
「いらっしゃい 横島さん もうすぐ出来ますから座ってて下さいね」
魔鈴は優しく微笑んで紅茶を持ってきた
しばらくして魔鈴は料理を運んできた
「あの~ 魔鈴さん? なんでこんなに豪華なんですか?」
横島は申し訳なさそうにたずねた
「新しいディナーのメニューですから。今日は仕事終わりなんで一緒に食べましょう」
魔鈴は微笑んで
二人で食べ始めた
「う…うまい! こんなうまいの久しぶりっす 最近ロクなもん食べてなかったんで」
横島は涙を流しながらがっついて食べていた
「そこまで喜んでもらうと嬉しいですね」
魔鈴はゆっくり食べながら微笑んだ
「おかわりはまだありますから、たくさん食べて下さいね」
結局
横島は2人分は食べていた
「魔鈴さん ごちそうさまでした 本当にうまかったっす」
横島は頭を下げて言った
「あっ でも試食なら細かい感想必要なのかな?」
それに魔鈴は笑顔で答えた
「いいですよ 横島さんが食べたのを見てたらわかりましたから」
「アハハ… 俺ってそんなわかりやすいですか?」
苦笑いの横島に
「ええ そうですね でも料理した人は嬉しいですよ」
横島にとって
魔鈴さんとの夕食は本当に楽しかった
食後横島と魔鈴は会話していた
「横島さん ちゃんとした食生活しないと体壊しますよ?」
横島は魔鈴の言葉に暗い顔しながら
「お金がないっす 仕送りは少ないですし、時給255円ですから…」
魔鈴は苦笑いしながら考え
「横島さん良かったら私の店で空いた時間バイトしませんか?」
「へっ?」
横島は驚いた
魔鈴は続ける
「店ももう少し人手が欲しいですしね。 時給は750円で賄いにご飯付けますよ。」
横島は悩んだ
(うーん こんなありがたい話は普通ないよな~ 正直、今は美神さんになんの感情も感じないし、あそこでバイトする意味って無いんだよな…)
「ぜひお願いします 近いうち美神さんとこ辞めますから…」
今度は魔鈴が驚いた
「横島さんいいんですか? 私は掛け持ちでもいいですよ」
横島は静かに話した
「元々、美神さんの色香に惑わされてバイトしてただけっすから。 別にお金の為に命かけたり、命を奪ったりはするは好きではないですし…」
横島は頭を下げた
「魔鈴さん 俺に霊能力の修行と勉強を教えてもらえませんか?」
魔鈴は笑顔で考え
「横島さん… いいですよ 私で出来ることならば。 なら店とGSのバイトにしましょうか 除霊の方は別に歩合制ということで」
そして少し躊躇して聞いた
「横島さんが頑張る理由はルシオラさんですか?」
横島は『ルシオラ』の名を聞いて心がズキっとした
「俺は… ルシオラを愛してます。 ルシオラを復活させて、幸せにしたい」
「難しいのはわかってます。でも… 今度こそ 俺はルシオラの為に全てをかけたいんです」
その横島のまっすぐで強い瞳と表情に
魔鈴は見とれてしまった…
「ルシオラさんは幸せですね… 横島さんにそこまで想ってもらって…」
そう静かに微笑み言った
「私も協力します。二人で頑張りましょう」
横島は心から感謝した
自分のような男にこんなに協力してくれるとは思ってもいなかった
「本当にありがとうございます。 よろしくお願いします。」
そう言って深く頭を下げた
東京タワーで夕日を眺めていた
特に決めている訳ではない
ただ自然とそこに行っていた
そこなら彼女を感じることが出来る気がしたから…
(昼と夜の一瞬のすきま…… 短い時間しか見れないからこそきれい……か)
そして静かに語りかけた
「ルシオラ… 俺さ… お前との約束守る為にもう一度頑張ってみるよ」
そうして横島は新たな道を歩く決心をつける
夜も暮れ
横島は約束通り、魔法料理魔鈴に来た
「今晩わ~ 魔鈴さん もういいですかね?」
店に入ると厨房から魔鈴さんが出て来た
「いらっしゃい 横島さん もうすぐ出来ますから座ってて下さいね」
魔鈴は優しく微笑んで紅茶を持ってきた
しばらくして魔鈴は料理を運んできた
「あの~ 魔鈴さん? なんでこんなに豪華なんですか?」
横島は申し訳なさそうにたずねた
「新しいディナーのメニューですから。今日は仕事終わりなんで一緒に食べましょう」
魔鈴は微笑んで
二人で食べ始めた
「う…うまい! こんなうまいの久しぶりっす 最近ロクなもん食べてなかったんで」
横島は涙を流しながらがっついて食べていた
「そこまで喜んでもらうと嬉しいですね」
魔鈴はゆっくり食べながら微笑んだ
「おかわりはまだありますから、たくさん食べて下さいね」
結局
横島は2人分は食べていた
「魔鈴さん ごちそうさまでした 本当にうまかったっす」
横島は頭を下げて言った
「あっ でも試食なら細かい感想必要なのかな?」
それに魔鈴は笑顔で答えた
「いいですよ 横島さんが食べたのを見てたらわかりましたから」
「アハハ… 俺ってそんなわかりやすいですか?」
苦笑いの横島に
「ええ そうですね でも料理した人は嬉しいですよ」
横島にとって
魔鈴さんとの夕食は本当に楽しかった
食後横島と魔鈴は会話していた
「横島さん ちゃんとした食生活しないと体壊しますよ?」
横島は魔鈴の言葉に暗い顔しながら
「お金がないっす 仕送りは少ないですし、時給255円ですから…」
魔鈴は苦笑いしながら考え
「横島さん良かったら私の店で空いた時間バイトしませんか?」
「へっ?」
横島は驚いた
魔鈴は続ける
「店ももう少し人手が欲しいですしね。 時給は750円で賄いにご飯付けますよ。」
横島は悩んだ
(うーん こんなありがたい話は普通ないよな~ 正直、今は美神さんになんの感情も感じないし、あそこでバイトする意味って無いんだよな…)
「ぜひお願いします 近いうち美神さんとこ辞めますから…」
今度は魔鈴が驚いた
「横島さんいいんですか? 私は掛け持ちでもいいですよ」
横島は静かに話した
「元々、美神さんの色香に惑わされてバイトしてただけっすから。 別にお金の為に命かけたり、命を奪ったりはするは好きではないですし…」
横島は頭を下げた
「魔鈴さん 俺に霊能力の修行と勉強を教えてもらえませんか?」
魔鈴は笑顔で考え
「横島さん… いいですよ 私で出来ることならば。 なら店とGSのバイトにしましょうか 除霊の方は別に歩合制ということで」
そして少し躊躇して聞いた
「横島さんが頑張る理由はルシオラさんですか?」
横島は『ルシオラ』の名を聞いて心がズキっとした
「俺は… ルシオラを愛してます。 ルシオラを復活させて、幸せにしたい」
「難しいのはわかってます。でも… 今度こそ 俺はルシオラの為に全てをかけたいんです」
その横島のまっすぐで強い瞳と表情に
魔鈴は見とれてしまった…
「ルシオラさんは幸せですね… 横島さんにそこまで想ってもらって…」
そう静かに微笑み言った
「私も協力します。二人で頑張りましょう」
横島は心から感謝した
自分のような男にこんなに協力してくれるとは思ってもいなかった
「本当にありがとうございます。 よろしくお願いします。」
そう言って深く頭を下げた