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横島のGS免許取得も終わり
横島達は平和な毎日を送っていた


横島とタマモと魔鈴は除霊よりも修行に中心を置いて生活していた
小竜姫の指導の元
魔鈴の家がある異界で修行して

横島も魔鈴もすでに人間では無いため
力はすでに人間を超えていた

ちなみに
妙神山に修行者がくれば、鬼門が横島の事務所まで呼びにくる手はずになっていた



そして
半年ほどした夏に、横島達は人骨温泉に来ていた。

理由はもちろんおキヌと死津喪比女

前回はたまたま
美神達が来るまでおキヌは無事だったが、他のGSに出会えば除霊されて当たり前だからだ


「ふー 相変わらず山奥だよな~ よく人が来るな」

横島は疲れた顔で話す
「横島は前は荷物背負って来たんでしょ? よくやったわよね」

タマモが呆れたように話した

「そろそろじゃないですか?」

魔鈴は問いかける

「そうだな。」

横島は神眼を使って霊視をすると
ガケの近くにおキヌらしい霊がいた


横島達はそのまま進む

「えい!!」

おキヌは横島を押してきた「ごめんなさい。私ったらドジで…」

「君は幽霊だろ? こんなとこでどうしたんだい?」

横島は優しく話しかけた

「あぁ~ いきなりバレちゃった!」

おキヌはオドオドしている


「私達は霊能者です。 困ってるなら相談にのるわよ」

魔鈴が話す


「ごめんなさい。 ごめんなさい。 私あなたを殺そうとしました。」


おキヌはひたすら誤っていた


横島は優しい笑顔を浮かべて
「気にしなくていいから 理由を話してよ」

横島はおキヌの頭を撫でた


おキヌは話した
自分は300年前の幽霊で、山の火山を鎮める生け贄として死に、才能が無くて神様になれなかった。

横島に変わってもらえば成仏出来ると思ったと

横島達は
おキヌをなだめて

「生け贄として死んだなら、何か理由があるかもしれない。近くに神社があるみたいだから行ってみよう」

そうして横島一行は氷室神社に来た


すると年配の男性が一人で庭を掃除していた。 男性はこちらに気が付き

「どちらさまでしょうか?」

魔鈴はGS免許を見せて
「私達は東京のGSです。 この近くでちょっとこの幽霊に会って話を聞いてみたら、彼女にはなにか秘密がありそうなので、この近くで一番古いこちらの神社なら何かご存じではないかと伺いました」

神主の男性は中に案内して古文書を出して見て説明していた
「そのおキヌという娘は神社の由来と一致します。 300年前この地に強力な地霊が棲み地震や噴火をひきおこしてました。その名を死津喪比女。 当時の道士は退治出来なく地脈に堰を作って死津喪比女を封じ込める堰を作ったとあります。」


「では付近の森を調査してみます。 死津喪比女
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