しばらくすると老師と小竜姫がやってきた

「横島よ 話は聞いた ワシが修行をつけてやろう お前専用の加速空間を作って１日で１年修行になる キツい修行だ覚悟してまいれ」


「お願いします。 老師」



そうして横島は
小竜姫の剣術と霊力

老師に体術と戦闘術をならい

加速空間で１年修行した


それからは横島は週に１日妙神山で１年の修行をする生活を続けた


ただ問題も起きた
その修行の中で
横島の魂のルシオラの霊気構造が、横島の霊気構造と融合して、人でも魔族でも無い人魔になってしまった……


半年が過ぎた頃には、人間の姿と人魔の姿に変身出来るようになり、人魔の力を完全に制御出来るようになった


そして老師が言った
「横島よ… とりあえずとりあえず免許皆伝だ。 よく頑張ったな だがお前はもはや人ではない 寿命も違う 人界で暮らすのはくれぐれも気をつけるのじゃ」

「老師 小竜姫さま。ありがとうございました。 これからも精進します」

「横島さん… 横島さんは私達の弟子ですが、家族も同じです。パピリオもいますし、いつでも遊びに来て下さいね」

小竜姫が少し寂しそうに話す

「どっちかと言うと小竜姫が寂しいだけでちゅ」

「パピリオ！」

小竜姫は真っ赤になりパピリオの口をふさぐ

「また遊びに来ますよ」

横島は笑顔で答えた

小竜姫は言った

「待ってますね…」



話は変わり
半年間の魔鈴とタマモはと言うと
横島と魔鈴とタマモの３人は評判も良く
レストランは大繁盛になっていた


しかも除霊の依頼も増え
魔鈴が基本的には断り内容次第で引き受けていた

それでも人手が足りなく雪之丞に協力を求めて、なんとかこなしていた

除霊が増えた理由は
近くの除霊事務所である美神事務所の評判の悪化にあった

美神は元々高い料金な上、

魔鈴のところに横島が行って急激に除霊の評判を上げた為

美神の性格の悪さに、横島が逃げ出したと評判が広まった為に客が魔鈴に流れた為である