その一

「そのくらいならいいだろう。 茶々丸もいるしな」

エヴァが答えた

「茶々丸ちゃんもすまないが頼むな。」

横島は苦笑いしながら話した

「わかりました。」

「私もわかりました。 ではこのちゃんのとこに行きます。」


そして話は終わった

その後
刹那とアスナと木乃香はお風呂に入った

刹那はとっさに怪しい気配を感じて斬りかかる

「斬岩剣!!」


露天風呂の岩が真っ二つになる

相手はその隙に刹那の剣をはじく!


「風花 武装解除!!」


パシッ!

刹那はそのまま間合いを詰めて
相手の首と急所を抑える

「刹那さん 大丈夫! ってネギじゃないの!!」

アスナは刹那に声をかけた

刹那は相手がネギなのをそこで初めてしった


「先生! すいませんでした… てっきり敵だと思って…」

刹那が誤るとカモが刹那に言ってきた

「やい桜咲刹那! てめえ 関西呪術協会のスパイだな!!」

「私は敵ではありません! 一応先生の味方です。」

刹那はネギとカモに言った

「そうよ刹那さんは木乃香の親友なんだから、スパイな訳ないでしょ?」


アスナも刹那を援護した


「キャー!!」

その時後ろで悲鳴が上がった


小さな猿の式神が木乃香を攫おうとしていた…

「このちゃん! おのれ~ 斬る!」

刹那が式神を斬ろうとしたらネギが止める


「だめですよおさるを斬ったら可哀想ですよ!」


その隙にこのからさらわれていった


「このちゃん!」

「このか!」

刹那とアスナは後を追う


「狐火!!」


木乃香の周りが炎で包まれる
おさるの式神が燃えていった

横島はその隙に木乃香を取り戻して抱きかかえていた


「木乃香ちゃん 大丈夫?」

横島の笑顔に木乃香は本当に嬉しかった


「横島さん… 助けに来てくれたんやな…」


「「横島さん!?」」

刹那とアスナは横島がいたことに驚いた

ちなみに横島は風呂に入ろうと浴衣を着て、変化を解いていた…


「無事で良かった… ってみんな裸やん!! ここは混浴だったんかー!!」

横島は顔を赤くして目を背けた


「横島さん~ 見んといて~」

恥ずかしそうな木乃香を横島はおろした

刹那とアスナも
顔を真っ赤にして手で胸と股間をかくしていた


そうして
お風呂上がりに
ネギとアスナとカモと刹那と横島で、ロビーで話をすることになった


「いや~ ごめんね。 悲鳴が聞こえたから助けに行ったんだけど… まさか裸だとは…」


横島は顔を赤くしながら謝った

みんな顔を赤くして言葉が出ない

そこでネギが話を始めた

「それよりなぜ横島さんがいるんですか?」

ネギが横島に聞いた

「俺は刹那ちゃんと一緒に木乃香ちゃんの護衛だよ。 学園長に頼まれてな」

横島はネギとアスナに説明した


「すまねぇ 俺としたことが目一杯疑っちまった」

カモが刹那に謝った

「アスナちゃんもにも黙っててすまなかったな。 せっかくの修学旅行なんで普通に楽しんでほしくてな~」

横島は苦笑いしながらアスナに謝った


「とりあえず俺も修学旅行中はいるからなんかあれば話してくれ、 ただ他の人には仕事で偶然来た、ってことにするからよろしくな」


「敵の狙いはこのかなの?」

アスナが聞いてきた

横島は刹那を少し見て

「敵の狙いは親書と木乃香ちゃんだよ。 ちょっと事情があってな… 親書はネギがしっかり守って、アスナちゃんと刹那ちゃんで木乃香ちゃんから目を離すなよ。」


「はいわかりました」

ネギは見回りに行くと行って走っていった

「もう少し落ち着いてほしいんだがな…」

横島は困ったように刹那に話した

「そうですね…」


それからしばらくして夜中になった

刹那から横島に電話があった

「このちゃんがさらわれました!!」

刹那から焦った声で電話があった


「刹那ちゃん落ち着いて、さらわれました木乃香ちゃんは身代わりだよ。 敵にバレないように追いかけて正体を探るんだ! 俺もすぐいく」


「そうでした! わかりました。 敵を追跡します。」


横島はすぐに追いかけて
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