アリアハンのオルテガ

「むー! 私も行く!!」

アリスは突然立ち上がり言い放つ


「ア…アリス、今回は無理だ。 ドラゴンも正確に確認された訳ではないし、何があるかわからない… 少し危険すぎる」

オルテガは少しオロオロしながらアリスを説得する


「ダメ! 嫌な予感するもん!」

アリスも引かない

どうやら何か感じるらしい


「何か感じるのか?」

横島は珍しくワガママを言うアリスに考えながら聞く


「うん…。 行かせちゃダメって気がするの…」

アリスは悲しそうに横島を見る

アリスの言葉は重い

オルテガも娘の不思議な力を知るだけに考え込んでしまう


「大丈夫だ。 何があろうと必ず帰って来る。 約束するよ」

横島は不安そうなアリスとシャオの頭を撫でて優しく話す


「……約束だよ」

アリスは心配そうに横島を見つめる


「ああ、大丈夫だ」

2人は不安そうだが、横島の言葉を受け入れる


「それじゃオルテガさん、そちらの都合のいい日に出発しましょう」

横島は考え込むオルテガにそう話して話を決めた


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