その一
横島は天照をスクナに投げた!!
ボァッ-ー!!
砕けたスクナは一瞬でエヴァの魔法で完全に凍っていたまま燃え尽きた
そして付近の湖の水も蒸発する
スクナと横島とエヴァは水蒸気に包まれて全く見えなくなった
ネギ達はエヴァと横島の力の凄まじさに思わず見とれていた…
「すげー あの二人が揃えばあんなに簡単に…」
カモはその圧倒的な力に信じられないようだった
「ネギ… エヴァちゃんも横島さんもすごいね…」
明日菜は唖然として呟いた
「まさしく最強の魔法の一つでしょう… スクナを一瞬で完全に凍り付かせて、それを横島さんの炎が消し去った…」
詠春も驚きに満ちた表情で説明した
「スクナの消滅を確認しました。 絶対零度の氷魔法とそれを消し去る炎… あれの前ではいかなる物も消滅するでしょう」
茶々丸も信じられない様子で言った
「あれが魔法ですか… すごいです…」
一連の戦いをずっと見ていた夕映はまさしく信じられない連続だった…
「ケッケッケッケ… 俺モ切リ刻ミタカッタゼ…」
一番驚きが少ないのは長年エヴァと共に生きたチャチャゼロだった
そんな中
驚きと共に憧れの視線を向けていたのはネギだった
自分もいつか横島やエヴァや…
父のようになりたい!
その目標の強さを見れて感動していた
付近の水蒸気が晴れていく中
横島とエヴァが降りてきた
そして刹那は気絶した千草を捕まえて来た
「横島さんもエヴァちゃんもすごいなー 一瞬で終わったなー」
木乃香はニコニコと横島とエヴァに話しかけた
「当然だ… 私は最強の魔法使いだ… だが私も驚いたぞ? まさか私の魔法ごと消し去るとは… なんて炎だ…」
エヴァは少し呆れた目線を横島に向けた
「あれは無くなった方がいい… またいつか利用しようとする馬鹿者が現れるからな…」
横島は悲しみに満ちた表情でスクナの消えた場所を見た
スクナに罪は無い…
だが自我も無く戦う為だけの存在なら消えた方がいい…
そう横島は考えた…
木乃香やエヴァ、そしてネギ達もそんな横島の姿が印象的だった…
「長……」
横島は詠春を見て何か言おうとした…
「わかってます。 『リョウメンスクナノカミ』はエヴァンジェリンさんと私達が力を合わせて倒した。 そうですよね」
詠春は横島を見て静かに言った
横島は詠春の言葉に頭を下げた
「頭をあげて下さい。 助けてもらったのはこちらですから…」
詠春は困ったように言って横島に頭を上げさせた
「坊や達も今日の事は他言無用だ! 学園長や魔法使い達にも絶対にもな… 万が一話したら…、記憶を消すからな!」
エヴァはネギとカモを睨んだ
「わかってます!」
「わかってるぜ… 話しても信じてもらえないだろうしな…」
ネギとカモは少し怯えながら返事した
そんな中刹那は文珠の光が収まり文字が消えた
刹那の髪は黒に戻り九本の尾も消えていた
「せっちゃんの髪元に戻ったなー?」
木乃香は首を傾げて刹那を見た
「私も何故だかわからないんですが… ただこれが光って…」
刹那はアーティファクトの文珠のネックレスを見た
「多分アーティファクトの能力と俺の力が混ざったんだろう… 刹那ちゃんが使ったのは俺の力の一つだからな…」
横島は刹那を見て複雑な表情で話した
「すごいなー ウチも同じこと出来るのかな?」
木乃香は自分のアーティファクトの文珠を見た
「多分出来るんじゃないか? 詳しい使い方はわからないがな…」
横島はそう言ったがあまり使って欲しくなかった
人間が使うには強力過ぎる力なのだから…
「とりあえず戻りましょう… 皆さん疲れたでしょうから」
詠春の言葉で横島達は本山に帰っていった
その頃フェイトは遠く離れた場所で月詠と一緒だった
「この後どうします~?」
月詠はフェイトに聞いた
「今回は引き上げよう… 予定外の邪魔者もいるしな… エヴァンジェリン・A・Kマクダウェル まさか奴まで居たとは… 横島忠夫と奴を二人相手にするのは分が悪いからね…」
そうして
横島達の長い夜は終わりを告げた…
ボァッ-ー!!
砕けたスクナは一瞬でエヴァの魔法で完全に凍っていたまま燃え尽きた
そして付近の湖の水も蒸発する
スクナと横島とエヴァは水蒸気に包まれて全く見えなくなった
ネギ達はエヴァと横島の力の凄まじさに思わず見とれていた…
「すげー あの二人が揃えばあんなに簡単に…」
カモはその圧倒的な力に信じられないようだった
「ネギ… エヴァちゃんも横島さんもすごいね…」
明日菜は唖然として呟いた
「まさしく最強の魔法の一つでしょう… スクナを一瞬で完全に凍り付かせて、それを横島さんの炎が消し去った…」
詠春も驚きに満ちた表情で説明した
「スクナの消滅を確認しました。 絶対零度の氷魔法とそれを消し去る炎… あれの前ではいかなる物も消滅するでしょう」
茶々丸も信じられない様子で言った
「あれが魔法ですか… すごいです…」
一連の戦いをずっと見ていた夕映はまさしく信じられない連続だった…
「ケッケッケッケ… 俺モ切リ刻ミタカッタゼ…」
一番驚きが少ないのは長年エヴァと共に生きたチャチャゼロだった
そんな中
驚きと共に憧れの視線を向けていたのはネギだった
自分もいつか横島やエヴァや…
父のようになりたい!
その目標の強さを見れて感動していた
付近の水蒸気が晴れていく中
横島とエヴァが降りてきた
そして刹那は気絶した千草を捕まえて来た
「横島さんもエヴァちゃんもすごいなー 一瞬で終わったなー」
木乃香はニコニコと横島とエヴァに話しかけた
「当然だ… 私は最強の魔法使いだ… だが私も驚いたぞ? まさか私の魔法ごと消し去るとは… なんて炎だ…」
エヴァは少し呆れた目線を横島に向けた
「あれは無くなった方がいい… またいつか利用しようとする馬鹿者が現れるからな…」
横島は悲しみに満ちた表情でスクナの消えた場所を見た
スクナに罪は無い…
だが自我も無く戦う為だけの存在なら消えた方がいい…
そう横島は考えた…
木乃香やエヴァ、そしてネギ達もそんな横島の姿が印象的だった…
「長……」
横島は詠春を見て何か言おうとした…
「わかってます。 『リョウメンスクナノカミ』はエヴァンジェリンさんと私達が力を合わせて倒した。 そうですよね」
詠春は横島を見て静かに言った
横島は詠春の言葉に頭を下げた
「頭をあげて下さい。 助けてもらったのはこちらですから…」
詠春は困ったように言って横島に頭を上げさせた
「坊や達も今日の事は他言無用だ! 学園長や魔法使い達にも絶対にもな… 万が一話したら…、記憶を消すからな!」
エヴァはネギとカモを睨んだ
「わかってます!」
「わかってるぜ… 話しても信じてもらえないだろうしな…」
ネギとカモは少し怯えながら返事した
そんな中刹那は文珠の光が収まり文字が消えた
刹那の髪は黒に戻り九本の尾も消えていた
「せっちゃんの髪元に戻ったなー?」
木乃香は首を傾げて刹那を見た
「私も何故だかわからないんですが… ただこれが光って…」
刹那はアーティファクトの文珠のネックレスを見た
「多分アーティファクトの能力と俺の力が混ざったんだろう… 刹那ちゃんが使ったのは俺の力の一つだからな…」
横島は刹那を見て複雑な表情で話した
「すごいなー ウチも同じこと出来るのかな?」
木乃香は自分のアーティファクトの文珠を見た
「多分出来るんじゃないか? 詳しい使い方はわからないがな…」
横島はそう言ったがあまり使って欲しくなかった
人間が使うには強力過ぎる力なのだから…
「とりあえず戻りましょう… 皆さん疲れたでしょうから」
詠春の言葉で横島達は本山に帰っていった
その頃フェイトは遠く離れた場所で月詠と一緒だった
「この後どうします~?」
月詠はフェイトに聞いた
「今回は引き上げよう… 予定外の邪魔者もいるしな… エヴァンジェリン・A・Kマクダウェル まさか奴まで居たとは… 横島忠夫と奴を二人相手にするのは分が悪いからね…」
そうして
横島達の長い夜は終わりを告げた…