その一
木乃香は横島の腕にしがみついて月詠を見ていた
あの人は何かおかしい…
自分でもわからないが、何か嫌な感じがしていた
月詠はゆっくりと手袋を脱いだ
「そーおすかー ほな仕方ありまへんなー」
そうして手袋を刹那に投げつけた
「えーい」
「このか様をかけて決闘を申し込ませて頂きますー 30分後場所はシネマ村正門横『日本橋』にてー」
月詠は目線を刹那から横島に向けた
「本当はあんさんとも手合わせしてほしいんやけど…… 今回は別に相手を用意してますから、よろしゅうー」
月詠は残念そうに横島に話した
「俺は美少女とは仲良くする方好きなんだがな…」
横島は笑顔で月詠に話していた
木乃香、刹那、エヴァ、茶々丸は演技とわかっているがムッとした
「うふふ… ご迷惑と思いますけど、ウチ… 手合わせさせて頂きたいんですー 逃げたらあきまへんえー」
月詠は危ない目になった!
それは狂っている目だった
狂気にとりつかれた目…
「横島さん… 刹那センパイ」
月詠はそう話して馬身に乗って居なくなった
月詠の目を見て木乃香は怯え、
刹那、エヴァ、茶々丸は嫌悪の表情を見せた
横島は木乃香の頭をそっと撫でてやった
「大丈夫だ… 俺を信じろ。」
木乃香は横島の声と温もりに安らぎの表情を見せていた
「面倒な奴だな… 刹那、殺す気でやれ! でなければ勝てないぞ!」
エヴァは月詠の狂気を見抜き、甘い刹那では勝てないと理解していた
刹那と月詠の戦いは実力の問題ではない…
殺し合うに喜びを感じる月詠と
人を殺せないだろう刹那
その気持ちが決定的に不利だった
「はい… わかってます」
刹那もエヴァの考えを理解していた
だが自分に出来るかわからなかった…
横島はそんな刹那を見て刹那に微笑んだ
「殺す覚悟は難しい。 今は、絶対負けない覚悟をしておけばいいよ…」
横島の言葉に刹那は頷き目に力がこもる
「敵が監視してなければ逃げるんだがな~」
横島は困ったように言った
「あの調子なら次は人質でもとるぞ?」
エヴァは横島の言葉に苦笑いして話した
「だよな~」
横島はため息をついた
そんな横島達を見ていたあやか達は
いつの間にか決闘に付き合う、とか応援すると言い出して話をややこしくした
エヴァは呆れて
刹那と茶々丸は困ったような顔をしていた
あやか達は
横島と木乃香と刹那の三角関係がどうとか…
小百合がどうとか盛り上がっていた
30分後
横島達は大人数で決闘場所に向かった
決闘場所には月詠とフェイトがいた
「ぎょーさん連れて来ておーきに。 楽しくなりそうですなー ほな始めましょうか… センパイ」
「横島忠夫… 君の相手は僕だよ。」
刹那の前には月詠が、横島の前にはフェイトが来た
「エヴァちゃん、後頼むな…」
横島はエヴァを見て呟いた
エヴァと茶々丸は静かに頷いた
木乃香はエヴァと茶々丸の間に守られていた
月詠は低級妖怪を召還してあやか達の相手をさせる
妖怪はあやか達を傷つけることなく、混乱をさせていた
横島達の周りには観光客が集まり、イベントと勘違いをして見物していた
刹那と月詠は一気に間合いを詰めて戦闘を開始した
月詠の二刀流と刹那の夕凪がぶつかり合う
キン!キン!キン!……
ガキッ!ゴキン!
両者共一目を気にせずに戦いを続ける…
「俺の相手はお前か… お前ほどの力があるのに人さらいか? 酔狂だな~」
横島とフェイトはお互いに動かない
「僕には僕の考えがある… それに君の力にも興味がある…」
そこだけ空気が違った
二人の周りだけ時が止まったような…
そんな空間だった
たくさんの妖怪も横島とフェイトの周りには近寄らない
そんな二人が突然動いた!
フェイトは中国拳法のような動きで横島を攻撃する
横島はフェイトのように特別決まってないが、綺麗な動きでフェイトに攻撃をする
横島の格闘は流派は無かった
横島自身が習ったのは斉天大聖老師から習った物
それは老師が自分で使う体術であり、流派として確立はしていなかった
横島はそれに
小竜姫とベスパの格闘能力をアレンジしていた
あの人は何かおかしい…
自分でもわからないが、何か嫌な感じがしていた
月詠はゆっくりと手袋を脱いだ
「そーおすかー ほな仕方ありまへんなー」
そうして手袋を刹那に投げつけた
「えーい」
「このか様をかけて決闘を申し込ませて頂きますー 30分後場所はシネマ村正門横『日本橋』にてー」
月詠は目線を刹那から横島に向けた
「本当はあんさんとも手合わせしてほしいんやけど…… 今回は別に相手を用意してますから、よろしゅうー」
月詠は残念そうに横島に話した
「俺は美少女とは仲良くする方好きなんだがな…」
横島は笑顔で月詠に話していた
木乃香、刹那、エヴァ、茶々丸は演技とわかっているがムッとした
「うふふ… ご迷惑と思いますけど、ウチ… 手合わせさせて頂きたいんですー 逃げたらあきまへんえー」
月詠は危ない目になった!
それは狂っている目だった
狂気にとりつかれた目…
「横島さん… 刹那センパイ」
月詠はそう話して馬身に乗って居なくなった
月詠の目を見て木乃香は怯え、
刹那、エヴァ、茶々丸は嫌悪の表情を見せた
横島は木乃香の頭をそっと撫でてやった
「大丈夫だ… 俺を信じろ。」
木乃香は横島の声と温もりに安らぎの表情を見せていた
「面倒な奴だな… 刹那、殺す気でやれ! でなければ勝てないぞ!」
エヴァは月詠の狂気を見抜き、甘い刹那では勝てないと理解していた
刹那と月詠の戦いは実力の問題ではない…
殺し合うに喜びを感じる月詠と
人を殺せないだろう刹那
その気持ちが決定的に不利だった
「はい… わかってます」
刹那もエヴァの考えを理解していた
だが自分に出来るかわからなかった…
横島はそんな刹那を見て刹那に微笑んだ
「殺す覚悟は難しい。 今は、絶対負けない覚悟をしておけばいいよ…」
横島の言葉に刹那は頷き目に力がこもる
「敵が監視してなければ逃げるんだがな~」
横島は困ったように言った
「あの調子なら次は人質でもとるぞ?」
エヴァは横島の言葉に苦笑いして話した
「だよな~」
横島はため息をついた
そんな横島達を見ていたあやか達は
いつの間にか決闘に付き合う、とか応援すると言い出して話をややこしくした
エヴァは呆れて
刹那と茶々丸は困ったような顔をしていた
あやか達は
横島と木乃香と刹那の三角関係がどうとか…
小百合がどうとか盛り上がっていた
30分後
横島達は大人数で決闘場所に向かった
決闘場所には月詠とフェイトがいた
「ぎょーさん連れて来ておーきに。 楽しくなりそうですなー ほな始めましょうか… センパイ」
「横島忠夫… 君の相手は僕だよ。」
刹那の前には月詠が、横島の前にはフェイトが来た
「エヴァちゃん、後頼むな…」
横島はエヴァを見て呟いた
エヴァと茶々丸は静かに頷いた
木乃香はエヴァと茶々丸の間に守られていた
月詠は低級妖怪を召還してあやか達の相手をさせる
妖怪はあやか達を傷つけることなく、混乱をさせていた
横島達の周りには観光客が集まり、イベントと勘違いをして見物していた
刹那と月詠は一気に間合いを詰めて戦闘を開始した
月詠の二刀流と刹那の夕凪がぶつかり合う
キン!キン!キン!……
ガキッ!ゴキン!
両者共一目を気にせずに戦いを続ける…
「俺の相手はお前か… お前ほどの力があるのに人さらいか? 酔狂だな~」
横島とフェイトはお互いに動かない
「僕には僕の考えがある… それに君の力にも興味がある…」
そこだけ空気が違った
二人の周りだけ時が止まったような…
そんな空間だった
たくさんの妖怪も横島とフェイトの周りには近寄らない
そんな二人が突然動いた!
フェイトは中国拳法のような動きで横島を攻撃する
横島はフェイトのように特別決まってないが、綺麗な動きでフェイトに攻撃をする
横島の格闘は流派は無かった
横島自身が習ったのは斉天大聖老師から習った物
それは老師が自分で使う体術であり、流派として確立はしていなかった
横島はそれに
小竜姫とベスパの格闘能力をアレンジしていた