その二
タマモは不思議に思うが、横島の瞳を見ると疑う気持ちは無くなっていた
そして、自分はこの人に会いに来て良かったと心から感じている
そんな時、ネギが戻って来た
「お邪魔します」
ネギは肩にカモを乗せて、手には京都でもらった地図のコピーを持っている
ネギが微妙なタイミングで戻って来た為、部屋は沈黙に包まれた
「なんかあったんですか?」
ネギは不思議そうに横島に聞く
「ああ、こいつはタマモ。 今日からここに住むんだ」
横島は膝に乗って寄りかかるように座っている、タマモをネギ達に紹介する
「兄貴、あいつは妖怪でっせ!」
カモはタマモを警戒しながらネギに話す
「そうなんだ。 狐の妖怪って初めて見るよ」
ネギは興味深そうにタマモを見る
「カモ、タマモをイジメるなよ? イジメたらお仕置きだからな」
横島はカモに一瞬睨みを効かせて見る
「やっ…、やだな~ 兄さん! 俺っちがそんなことする訳ないっすよ」
カモはネギの後ろに隠れて冷や汗を流している
「ねえ、タマちゃん抱かせてよ」
まき絵は先ほどからタマモを見て目を輝かせている
「うーん、タマモどうだ?」
横島は考えてタマモを見て聞いた
タマモは少し困ったように横島とまき絵を交互に見つめる…
二人の関係から判断して、まき絵を仲間と判断したタマモはトコトコと歩み寄りまき絵の膝に乗る
「可愛いね~」
まき絵はタマモを抱き上げて撫でている
「ク~ン…」
タマモは少し恥ずかしそうだ
これに続き、タマモは古や楓にも抱かれたり撫でられたりしていく
「お食事の用意が整いました」
ワイワイガヤガヤ賑やかに騒いでる中、茶々丸と木乃香が夕食を運んで来る
たくさんのおかずがテーブルに並び、タマモの前にはいなり寿司や煮物など、油揚げの料理が並ぶ
キュピーン!!
タマモの目が輝き、耳がピクピクしている
「さあ、召し上がれ。 狐さんの味覚はわからんから不安やけど…」
木乃香と茶々丸はタマモが食べるのを見つめていた
タマモの口に合うか気になっているのだ
「コン!!」
タマモは元気よく返事して、食べ始める
パク…
モグモグ
タマモは一口目を味わうように食べる
ピクッ!
タマモが一瞬止まる
そして、一気に食べ始める
パクパク…
モグモグ…
凄まじいスピードで食べていく
「お腹が空いてたんですね」
茶々丸は優しく見つめている
猫にもよくエサをあげているし、動物が好きなようだ
「生まれて数日だから。 ご飯を食べる前にここに来たんだよ」
タマモが食べてるのをみんな優しく見ていた
「美味しい?」
木乃香がタマモに聞く
タマモはコクリと頷いて食べ続ける
「じゃあ、みんなもご飯にしようか」
タマモが美味しそうに食べるのに安心した横島達は、自分達も夕食にする
横島、木乃香、刹那、夕映、まき絵、エヴァ、明日菜、のどか、楓、古、ネギ、カモ、茶々丸、チャチャゼロ
大人数の夕食は賑やかに過ぎていく
横島、エヴァ、チャチャゼロ、カモは酒を飲みながら食事をするが……
「ところで…、なんで人形が酒を飲んでるアルカ?」
古は当然のように食事に混ざってるチャチャゼロを見ている
「そう言えば、そうだね! なんでお酒飲んでるの!?」
まき絵も言われて気が付いたようで、チャチャゼロを見つめる
「人形ガ酒ヲ飲ンダラオカシイノカヨ…」
チャチャゼロは不満そうに二人を見る
(人形が動いてるのはスルーして、何故酒を飲むのに突っ込むんだ?)
周りのメンバーは、不思議そうに古とまき絵を見る
「ダメだよ! 未成年がお酒飲んじゃあ!」
まき絵はチャチャゼロに説教をするように言った
(人形に年を言うか?)
周りのメンバーは心で突っ込む
「この方はチャチャゼロ姉さんです。 私と同じくマスターの従者です」
放っておけば、いつまでもかみ合わない会話になりそうなので、茶々丸が説明する
そして、自分はこの人に会いに来て良かったと心から感じている
そんな時、ネギが戻って来た
「お邪魔します」
ネギは肩にカモを乗せて、手には京都でもらった地図のコピーを持っている
ネギが微妙なタイミングで戻って来た為、部屋は沈黙に包まれた
「なんかあったんですか?」
ネギは不思議そうに横島に聞く
「ああ、こいつはタマモ。 今日からここに住むんだ」
横島は膝に乗って寄りかかるように座っている、タマモをネギ達に紹介する
「兄貴、あいつは妖怪でっせ!」
カモはタマモを警戒しながらネギに話す
「そうなんだ。 狐の妖怪って初めて見るよ」
ネギは興味深そうにタマモを見る
「カモ、タマモをイジメるなよ? イジメたらお仕置きだからな」
横島はカモに一瞬睨みを効かせて見る
「やっ…、やだな~ 兄さん! 俺っちがそんなことする訳ないっすよ」
カモはネギの後ろに隠れて冷や汗を流している
「ねえ、タマちゃん抱かせてよ」
まき絵は先ほどからタマモを見て目を輝かせている
「うーん、タマモどうだ?」
横島は考えてタマモを見て聞いた
タマモは少し困ったように横島とまき絵を交互に見つめる…
二人の関係から判断して、まき絵を仲間と判断したタマモはトコトコと歩み寄りまき絵の膝に乗る
「可愛いね~」
まき絵はタマモを抱き上げて撫でている
「ク~ン…」
タマモは少し恥ずかしそうだ
これに続き、タマモは古や楓にも抱かれたり撫でられたりしていく
「お食事の用意が整いました」
ワイワイガヤガヤ賑やかに騒いでる中、茶々丸と木乃香が夕食を運んで来る
たくさんのおかずがテーブルに並び、タマモの前にはいなり寿司や煮物など、油揚げの料理が並ぶ
キュピーン!!
タマモの目が輝き、耳がピクピクしている
「さあ、召し上がれ。 狐さんの味覚はわからんから不安やけど…」
木乃香と茶々丸はタマモが食べるのを見つめていた
タマモの口に合うか気になっているのだ
「コン!!」
タマモは元気よく返事して、食べ始める
パク…
モグモグ
タマモは一口目を味わうように食べる
ピクッ!
タマモが一瞬止まる
そして、一気に食べ始める
パクパク…
モグモグ…
凄まじいスピードで食べていく
「お腹が空いてたんですね」
茶々丸は優しく見つめている
猫にもよくエサをあげているし、動物が好きなようだ
「生まれて数日だから。 ご飯を食べる前にここに来たんだよ」
タマモが食べてるのをみんな優しく見ていた
「美味しい?」
木乃香がタマモに聞く
タマモはコクリと頷いて食べ続ける
「じゃあ、みんなもご飯にしようか」
タマモが美味しそうに食べるのに安心した横島達は、自分達も夕食にする
横島、木乃香、刹那、夕映、まき絵、エヴァ、明日菜、のどか、楓、古、ネギ、カモ、茶々丸、チャチャゼロ
大人数の夕食は賑やかに過ぎていく
横島、エヴァ、チャチャゼロ、カモは酒を飲みながら食事をするが……
「ところで…、なんで人形が酒を飲んでるアルカ?」
古は当然のように食事に混ざってるチャチャゼロを見ている
「そう言えば、そうだね! なんでお酒飲んでるの!?」
まき絵も言われて気が付いたようで、チャチャゼロを見つめる
「人形ガ酒ヲ飲ンダラオカシイノカヨ…」
チャチャゼロは不満そうに二人を見る
(人形が動いてるのはスルーして、何故酒を飲むのに突っ込むんだ?)
周りのメンバーは、不思議そうに古とまき絵を見る
「ダメだよ! 未成年がお酒飲んじゃあ!」
まき絵はチャチャゼロに説教をするように言った
(人形に年を言うか?)
周りのメンバーは心で突っ込む
「この方はチャチャゼロ姉さんです。 私と同じくマスターの従者です」
放っておけば、いつまでもかみ合わない会話になりそうなので、茶々丸が説明する