その一
横島と土偶羅の話を聞いていたエヴァは、機械に弱くあまり意味が理解出来ていない
茶々丸でさえ、魂を使ったプロテクトなどどうなるかわからなかった
「娘… 名前は?」
作業をしていた土偶羅が茶々丸を見て聞いた
「絡繰茶々丸です」
茶々丸は緊張した様子で答えた
「お主にかけるプロテクトは魂の反応を鍵にする。 お主が魂からプロテクト解除を言わなければ、解除出来ない 無論外からのアクセスは不可能だ…」
土偶羅は画面を見せて説明したが茶々丸には半分しかわからなかった
「このプロテクトは半分プログラムに半分呪術じゃ、元々の技術の系統が違うから、これを外から解除出きるのはわしか横島だけだ… 良ければかけるが…?」
土偶羅は茶々丸に最終判断をさせた
エヴァは口出しせずに見守っている
技術の内容はさっぱりだが、本人か横島以外外せないプロテクトなら問題ないと考えていた
「茶々丸ちゃんのシステムや魂に負担はかからないから大丈夫だよ」
横島は笑顔で茶々丸に話した
茶々丸が多少不安そうな表情をしていたためだ
「はい… お願いします」
茶々丸は決心した表情になりはっきりと言った
土偶羅はすぐにキーボードを打ち込み、作業を始めた
「プロテクトの解除には魂からの言葉が必要だ。『記憶開示・絡繰茶々丸』が呪文じゃよ…」
土偶羅は作業しながらも説明した
「横島、魂からの言葉とはなんだ?」
エヴァはあまり理解出来なかったらしい…
「簡単に話すと、声に声紋があるように、魂もそれぞれに反応があるんだ… 声だけだと、プロテクト解除される危険性があるからな… 魂の反応を合わせれば、誰にも操れないんだよ」
横島は簡単に説明した
その方法は横島のアジトへのアクセスコードでもある
現在あるアジトへの扉は横島の声と魂の反応で開くのだ
エヴァは不思議な顔で聞いていた
いかに魔法使いでも、魂まで関わる魔法などあるかわからないのだから…
もっとも…
魂に関しては神魔の領域である
並の人には関わることさえ無理なのだ…
しばらく土偶羅が作業をしていた
「ふむ… 終わったぞ… これで大丈夫だ!」
土偶羅は作業を終えて満足そうに笑っていた
「ありがとうございます」
茶々丸は土偶羅に頭を下げた
「お主の戦闘プログラムじゃが、随分無駄が多いの… あまり戦闘用ではないようじゃが、必要ならバージョンアップ出来るぞ? 考えておくがいい…」
土偶羅は茶々丸にそう話して、部屋を後にした
「戦闘プログラムですか…」
茶々丸は少し考えるように呟いた
「うーん… 戦闘データが足りなかったんじゃないか? 魔法なんかに対応するとこが特に不十分だぞ?」
横島はパソコンらしき物の画面を見ていた
「こっちに入ってる茶々丸ちゃんのデータは消しとくな…」
横島はそう話して、キーボードを打ち込みだした
「いえ… 横島さんなら残してもらって結構です」
茶々丸は横島を止めるように話した
「ん… そうか? じゃあ、一応バックアップとっとくな…」
横島はそう話して作業をした
「横島、茶々丸の戦闘力が上がるのか?」
エヴァは画面を見ても理解出来ない為、横島に聞いた
「ああ、今より動きはかなり改善出来るだろうさ… ここには戦闘データなんて山のようにあるからな… ただ武器を増やすんじゃないから、戦闘力の大幅アップって訳じゃないがな…」
横島は作業を終えて一休みした
「そうですか…」
茶々丸は考えている
エヴァのパートナーとしてなら必要では…?
と考えていた
「まあ、焦る必要はないよ。 基本的に麻帆良は平和だし…」
横島は笑いながら話した
その後、エヴァ達は夜遅くなった為自宅に帰った
酒盛りした部屋は茶々丸が素早く片付けて帰った
茶々丸でさえ、魂を使ったプロテクトなどどうなるかわからなかった
「娘… 名前は?」
作業をしていた土偶羅が茶々丸を見て聞いた
「絡繰茶々丸です」
茶々丸は緊張した様子で答えた
「お主にかけるプロテクトは魂の反応を鍵にする。 お主が魂からプロテクト解除を言わなければ、解除出来ない 無論外からのアクセスは不可能だ…」
土偶羅は画面を見せて説明したが茶々丸には半分しかわからなかった
「このプロテクトは半分プログラムに半分呪術じゃ、元々の技術の系統が違うから、これを外から解除出きるのはわしか横島だけだ… 良ければかけるが…?」
土偶羅は茶々丸に最終判断をさせた
エヴァは口出しせずに見守っている
技術の内容はさっぱりだが、本人か横島以外外せないプロテクトなら問題ないと考えていた
「茶々丸ちゃんのシステムや魂に負担はかからないから大丈夫だよ」
横島は笑顔で茶々丸に話した
茶々丸が多少不安そうな表情をしていたためだ
「はい… お願いします」
茶々丸は決心した表情になりはっきりと言った
土偶羅はすぐにキーボードを打ち込み、作業を始めた
「プロテクトの解除には魂からの言葉が必要だ。『記憶開示・絡繰茶々丸』が呪文じゃよ…」
土偶羅は作業しながらも説明した
「横島、魂からの言葉とはなんだ?」
エヴァはあまり理解出来なかったらしい…
「簡単に話すと、声に声紋があるように、魂もそれぞれに反応があるんだ… 声だけだと、プロテクト解除される危険性があるからな… 魂の反応を合わせれば、誰にも操れないんだよ」
横島は簡単に説明した
その方法は横島のアジトへのアクセスコードでもある
現在あるアジトへの扉は横島の声と魂の反応で開くのだ
エヴァは不思議な顔で聞いていた
いかに魔法使いでも、魂まで関わる魔法などあるかわからないのだから…
もっとも…
魂に関しては神魔の領域である
並の人には関わることさえ無理なのだ…
しばらく土偶羅が作業をしていた
「ふむ… 終わったぞ… これで大丈夫だ!」
土偶羅は作業を終えて満足そうに笑っていた
「ありがとうございます」
茶々丸は土偶羅に頭を下げた
「お主の戦闘プログラムじゃが、随分無駄が多いの… あまり戦闘用ではないようじゃが、必要ならバージョンアップ出来るぞ? 考えておくがいい…」
土偶羅は茶々丸にそう話して、部屋を後にした
「戦闘プログラムですか…」
茶々丸は少し考えるように呟いた
「うーん… 戦闘データが足りなかったんじゃないか? 魔法なんかに対応するとこが特に不十分だぞ?」
横島はパソコンらしき物の画面を見ていた
「こっちに入ってる茶々丸ちゃんのデータは消しとくな…」
横島はそう話して、キーボードを打ち込みだした
「いえ… 横島さんなら残してもらって結構です」
茶々丸は横島を止めるように話した
「ん… そうか? じゃあ、一応バックアップとっとくな…」
横島はそう話して作業をした
「横島、茶々丸の戦闘力が上がるのか?」
エヴァは画面を見ても理解出来ない為、横島に聞いた
「ああ、今より動きはかなり改善出来るだろうさ… ここには戦闘データなんて山のようにあるからな… ただ武器を増やすんじゃないから、戦闘力の大幅アップって訳じゃないがな…」
横島は作業を終えて一休みした
「そうですか…」
茶々丸は考えている
エヴァのパートナーとしてなら必要では…?
と考えていた
「まあ、焦る必要はないよ。 基本的に麻帆良は平和だし…」
横島は笑いながら話した
その後、エヴァ達は夜遅くなった為自宅に帰った
酒盛りした部屋は茶々丸が素早く片付けて帰った