▼狐の夢・第3話の壱
『狐の夢』第3話の壱
横島とタマモが意識を取り戻してから3日後、この日は久しぶりに事務所メンバー全員で除霊に出かけた。
内容は新築マンションに集まった数百体の悪霊退治。
オカGや並みのGS達では梃子摺るような内容も、このメンバーにはたいして難しい内容ではなかった。
作戦はいつもの通り、おキヌのネクロマンサーの笛で先ずは雑魚霊を祓う。
そして前衛担当のシロが突っ込み、横島が遊撃手を担う。
その間に美神が結界札を貼り、更に霊が集まるのを防ぐ。
そして最後に全員で掃討に移るというものだ。
除霊は順調に進み、残すは最上階のみ。
ただ、ここにいたヤツはちょっとだけ頭を使ってきた。
散々痛い目を見た巫女娘の笛を狙ってきたのだ。
ここまで37階を歩いて登り、尚且つ除霊作業も行っていたメンバーは疲労困憊であった。
ある二人を除いてではあるが…
その疲労が一瞬の隙を生んでしまい、数体の悪霊がおキヌ目掛けて突っ込んできた。
横島とタマモが意識を取り戻してから3日後、この日は久しぶりに事務所メンバー全員で除霊に出かけた。
内容は新築マンションに集まった数百体の悪霊退治。
オカGや並みのGS達では梃子摺るような内容も、このメンバーにはたいして難しい内容ではなかった。
作戦はいつもの通り、おキヌのネクロマンサーの笛で先ずは雑魚霊を祓う。
そして前衛担当のシロが突っ込み、横島が遊撃手を担う。
その間に美神が結界札を貼り、更に霊が集まるのを防ぐ。
そして最後に全員で掃討に移るというものだ。
除霊は順調に進み、残すは最上階のみ。
ただ、ここにいたヤツはちょっとだけ頭を使ってきた。
散々痛い目を見た巫女娘の笛を狙ってきたのだ。
ここまで37階を歩いて登り、尚且つ除霊作業も行っていたメンバーは疲労困憊であった。
ある二人を除いてではあるが…
その疲労が一瞬の隙を生んでしまい、数体の悪霊がおキヌ目掛けて突っ込んできた。