▼狐の夢・第2話の参
その問いに対して、タマモはルシオラのことは隠しながら実際にあったことを淡々と説明する。
しかしタマモの説明の間も、美神はどこか上の空だ。
美神はタマモを観察しながら
(くっ、まさかこんなことになるなんて… 手強いわね…
しかも横島クンのストライクゾーンど真ん中じゃないっ!!)
そんなことを考えていたのであった。
そして勢いよく立ち上がったかと思ったらいきなりこんなことを言い出した。
「タマモっ、あんたその格好禁止!前の姿のままでいなさい、いいわねっ!!」
「なんでよ…」
ジト目でタマモが美神を見つめる。
「そ、それはアレよ……。そ、そうあんたの為なのよっ。
そんな格好でいたらあのバカにセクハラされるに決まってるもの。
事務所の中でセクハラなんてされたらたまんないわ」
そんな苦しい言い訳が返ってきた。
(そんなに焦るならもっと素直になればいいのに…)
しかしタマモの説明の間も、美神はどこか上の空だ。
美神はタマモを観察しながら
(くっ、まさかこんなことになるなんて… 手強いわね…
しかも横島クンのストライクゾーンど真ん中じゃないっ!!)
そんなことを考えていたのであった。
そして勢いよく立ち上がったかと思ったらいきなりこんなことを言い出した。
「タマモっ、あんたその格好禁止!前の姿のままでいなさい、いいわねっ!!」
「なんでよ…」
ジト目でタマモが美神を見つめる。
「そ、それはアレよ……。そ、そうあんたの為なのよっ。
そんな格好でいたらあのバカにセクハラされるに決まってるもの。
事務所の中でセクハラなんてされたらたまんないわ」
そんな苦しい言い訳が返ってきた。
(そんなに焦るならもっと素直になればいいのに…)