▼狐の夢・第2話の参

頭に?マークを浮かべながらもタマモは鏡を見る。

鏡を見たタマモは

(あぁ、ルシオラさんのプレゼントってこれのことね。
超回復だっけ… ふふっ、この姿ならアイツのジャスティスもイチコロね)

と心の中でルシオラに感謝しつつ、にっこりと微笑んだ。

その時、ようやくフリーズから再起動をはたした美神の絶叫が響き渡った。

「ち、ちょっとアンタそれどういうことよーーーーーーーっ!!!」

そう、美神の目の前にはB89、W56、H85(誤差±0¸5 ヨコシマスカウター調べ)というとんでもない戦闘力を持った金髪の超サ○ヤ人、もとい二十歳くらいの絶世の美女が立っていたのだった。

…………

……


場所をリビングに移して、美神とタマモは向かい合って座っていた。

おキヌとシロは横島の容態を見に行っており不在のため、自分で淹れたコーヒーを飲みながら美神がタマモに訊ねる。

「で、なにがあったわけ?」

あくまでも口調は冷静だが、タマモを見つめる視線はなぜか厳しい。
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