▼狐の夢・第2話の弐
「横島の場合、純粋な魔族にはならないわ。反対に純粋な人間でもなくなってしまうけど。
寿命は神魔族と同じくらいかしら…」
そう言いながらルシオラはチラッと横島を見ると、なぜか小さくガッツポーズをしている。
何を考えているのか大体想像はつくが…
(寿命が神魔族並み!?てことはいよいよ神様と人間の禁断の恋が…
小竜姫さま~っ、待っててくだ…さ……い…!?」
ギギギッと軋む音が聞こえそうな動きで後ろを振り返る横島。
そこには素敵な笑顔を貼り付けた般若が一人。
「もしかして、声に出て……?」
大量の汗を流し、血の気の引いた顔色でルシオラに問いかける。
「えぇ……」
にっこりと微笑むルシオラ。
そして…
「ヨコシマの……、バカーーーーーーっ!!」
お仕置きという名の私刑が執行された。
やはり横島はいつまで経っても横島ということか…
しかしルシオラはどこと無く嬉しそうだった。
寿命は神魔族と同じくらいかしら…」
そう言いながらルシオラはチラッと横島を見ると、なぜか小さくガッツポーズをしている。
何を考えているのか大体想像はつくが…
(寿命が神魔族並み!?てことはいよいよ神様と人間の禁断の恋が…
小竜姫さま~っ、待っててくだ…さ……い…!?」
ギギギッと軋む音が聞こえそうな動きで後ろを振り返る横島。
そこには素敵な笑顔を貼り付けた般若が一人。
「もしかして、声に出て……?」
大量の汗を流し、血の気の引いた顔色でルシオラに問いかける。
「えぇ……」
にっこりと微笑むルシオラ。
そして…
「ヨコシマの……、バカーーーーーーっ!!」
お仕置きという名の私刑が執行された。
やはり横島はいつまで経っても横島ということか…
しかしルシオラはどこと無く嬉しそうだった。