▼狐の夢・第2話の弐
『狐の夢』第2話の弐
SIDE:タマモ
「…マ………ん、タマ…ちゃん」
「……んぅ…!?」
「起きて、タマモちゃん」
「…誰?」
「はじめまして、私はルシオラよ。よろしくね、タマモちゃん」
「えぇ、よろしく。ところで此処はドコ?」
自分を呼ぶ声で目を覚ましたタマモは目の前の女性に返事をしながら辺りを見回す。
「あら、思ったより驚かないのね、もっとびっくりするかと思ったのに。
まぁいいわ。ここはね、アナタの夢の中のようなものよ」
「…ようなもの、と言うことは正確には夢ではないってこと?」
「さすがに鋭いわね。えぇそうよ、正確にはアナタの精神世界の「ストップ!夢の中でいいわ…」あら、そぉ?」
SIDE:タマモ
「…マ………ん、タマ…ちゃん」
「……んぅ…!?」
「起きて、タマモちゃん」
「…誰?」
「はじめまして、私はルシオラよ。よろしくね、タマモちゃん」
「えぇ、よろしく。ところで此処はドコ?」
自分を呼ぶ声で目を覚ましたタマモは目の前の女性に返事をしながら辺りを見回す。
「あら、思ったより驚かないのね、もっとびっくりするかと思ったのに。
まぁいいわ。ここはね、アナタの夢の中のようなものよ」
「…ようなもの、と言うことは正確には夢ではないってこと?」
「さすがに鋭いわね。えぇそうよ、正確にはアナタの精神世界の「ストップ!夢の中でいいわ…」あら、そぉ?」