▼狐の夢・第2話の壱
「まずっ…!」
横島が思った瞬間
「横島ーーーーっ!!」
それを見たタマモの行動は素早かった。
彼女自身の妖力もほとんど残っていないにも係わらず、特大の狐火を作り出し横島に迫る魔力砲に投げつける。
「ズガガッ!!!」
特大の魔力と妖力がぶつかり合い、すさまじい爆発音と衝撃波が当たり一面を襲った。
「はぁっ、はぁっ……」
妖力を使い果たした彼女は立っているのが精一杯という様子であった。
「タマモ、大丈夫かっ!?」
よろける足を引き摺りながら横島が駆け寄り、彼女を優しく抱き寄せる。
横島のぬくもりを感じ安心したのか
「よかっ…、横島……」
笑顔でそう呟くとともに、彼女は瞼をゆっくりと閉じるのであった。
「タマモっ、おいしっかりしろっ!待ってろ、今文珠で… え?」
横島が思った瞬間
「横島ーーーーっ!!」
それを見たタマモの行動は素早かった。
彼女自身の妖力もほとんど残っていないにも係わらず、特大の狐火を作り出し横島に迫る魔力砲に投げつける。
「ズガガッ!!!」
特大の魔力と妖力がぶつかり合い、すさまじい爆発音と衝撃波が当たり一面を襲った。
「はぁっ、はぁっ……」
妖力を使い果たした彼女は立っているのが精一杯という様子であった。
「タマモ、大丈夫かっ!?」
よろける足を引き摺りながら横島が駆け寄り、彼女を優しく抱き寄せる。
横島のぬくもりを感じ安心したのか
「よかっ…、横島……」
笑顔でそう呟くとともに、彼女は瞼をゆっくりと閉じるのであった。
「タマモっ、おいしっかりしろっ!待ってろ、今文珠で… え?」