▼竜神様はお年頃
「ワ、ワルキューレ、まさかあなたも……!?」
ヒャクメの言葉に驚いた様子の小竜姫。
ヒャクメはめずらしく真剣な表情でワルキューレを見つめていた。
(その気持ちはとってもよく解るのね。私もいっしょなのね~)
しかし、そんなヒャクメの気持ちなど今の戦乙女に解るはずが無い。
小竜姫の肩に置かれていた手も今や血が滲みそうなくらいきつく握りしめられ、
俯いているため顔の表情は窺い知ることは出来ないが、身体が小刻みに震えている。
「ヒャクメ、き、貴様という奴はっ! まぁいい、小竜姫も含めて私たちもちょっ
と向こうでOHANASHIしようか。主に拳で……」
「「ヒィッ!!」」
俯いていたワルキューレはおもむろに顔を上げ、とってもいい笑顔(目は笑って
いないが)で爽やかに私刑を宣告するのであった………
-それから一時間後-
かつて横島であっただろう赤い肉の塊を引きずりながらルシタマの二人が結界の
中に戻ってみると、そこには何故かボロボロになっている竜っ娘、戦乙女、覗き
魔がいた。
「な、なにやってたの、あんたたち……」
ヒャクメの言葉に驚いた様子の小竜姫。
ヒャクメはめずらしく真剣な表情でワルキューレを見つめていた。
(その気持ちはとってもよく解るのね。私もいっしょなのね~)
しかし、そんなヒャクメの気持ちなど今の戦乙女に解るはずが無い。
小竜姫の肩に置かれていた手も今や血が滲みそうなくらいきつく握りしめられ、
俯いているため顔の表情は窺い知ることは出来ないが、身体が小刻みに震えている。
「ヒャクメ、き、貴様という奴はっ! まぁいい、小竜姫も含めて私たちもちょっ
と向こうでOHANASHIしようか。主に拳で……」
「「ヒィッ!!」」
俯いていたワルキューレはおもむろに顔を上げ、とってもいい笑顔(目は笑って
いないが)で爽やかに私刑を宣告するのであった………
-それから一時間後-
かつて横島であっただろう赤い肉の塊を引きずりながらルシタマの二人が結界の
中に戻ってみると、そこには何故かボロボロになっている竜っ娘、戦乙女、覗き
魔がいた。
「な、なにやってたの、あんたたち……」