▼竜神様はお年頃
だか二人が指している指先を視線で辿り、その人物と目が合った瞬間に己の敗北を認めるしかなかった。
「またお前か、この覗き魔駄目神がーっ!!!」
自分の行動を棚に上げ叫ぶ横島。
前にも言ったが、彼女に対してなんの対策もしなかった自分が悪いんだぞ。
横島は現状が理解出来ていなかった。いや、「理解したくなかった」が本音か……
先程までは小竜姫に命の危険が迫っていたはずだ。
だか実際はどうだろう。
目の前には小竜姫とワルキューレが目を丸くしながらこちらを見つめている。
「……あ~、もしかして、戦闘訓練?」
横島の問いにワルキューレが答えた。
「そうた。互いに武器は一つづつ、超加速抜きの制限つきでな」
小竜姫の命の危険が無い事に安心し、横島はホッと一息ついた。
しかし、
「「へぇ、ヨコシマは小竜姫さんの事が心配であんなに焦ってたんだぁ……」」
逆に自分の命の危険度がレッドゾーンに突入した事に気付いたが、既にどうしようもない状況のようだ。
「「ねぇヨコシマ、ちょーっと向こうでOHANASHIしましょうか……」」
「またお前か、この覗き魔駄目神がーっ!!!」
自分の行動を棚に上げ叫ぶ横島。
前にも言ったが、彼女に対してなんの対策もしなかった自分が悪いんだぞ。
横島は現状が理解出来ていなかった。いや、「理解したくなかった」が本音か……
先程までは小竜姫に命の危険が迫っていたはずだ。
だか実際はどうだろう。
目の前には小竜姫とワルキューレが目を丸くしながらこちらを見つめている。
「……あ~、もしかして、戦闘訓練?」
横島の問いにワルキューレが答えた。
「そうた。互いに武器は一つづつ、超加速抜きの制限つきでな」
小竜姫の命の危険が無い事に安心し、横島はホッと一息ついた。
しかし、
「「へぇ、ヨコシマは小竜姫さんの事が心配であんなに焦ってたんだぁ……」」
逆に自分の命の危険度がレッドゾーンに突入した事に気付いたが、既にどうしようもない状況のようだ。
「「ねぇヨコシマ、ちょーっと向こうでOHANASHIしましょうか……」」