▼竜神様はお年頃
相手の冷たい声に唇を噛み締めながらも、剣の間合いの外からの正確無比な射撃により
徐々に小竜姫は追い詰められていく。
そしてついに
「ガキャンッ!」
という音と共に小竜姫の唯一の武器である神剣が銃弾により弾き飛ばされた。
「くうぅっ…」
手首に受けた衝撃に苦痛の声を漏らしつつ、地面を転がりながらなんとか追撃の
弾丸を避けることに成功する。
勢いよく立ち上がり直ぐさま構えを取る小竜姫であったが、
「お前はよく戦った。だがここまでだ……」
不意に聞こえた声と共に小竜姫の後頭部に銃口が突き付けられた。
「どうやらそのようですね……」
悔しそうにつぶやきながらも、己の負けを認めた小竜姫は竜気を纏っていた身体からその力を抜いた……
「流石ですね、ワルキューレ…」
と言おうとした瞬間、結界を突き破って何者かが小竜姫とワルキューレの間に飛び込んできた。
「大丈夫か、シャオっ!!!」
徐々に小竜姫は追い詰められていく。
そしてついに
「ガキャンッ!」
という音と共に小竜姫の唯一の武器である神剣が銃弾により弾き飛ばされた。
「くうぅっ…」
手首に受けた衝撃に苦痛の声を漏らしつつ、地面を転がりながらなんとか追撃の
弾丸を避けることに成功する。
勢いよく立ち上がり直ぐさま構えを取る小竜姫であったが、
「お前はよく戦った。だがここまでだ……」
不意に聞こえた声と共に小竜姫の後頭部に銃口が突き付けられた。
「どうやらそのようですね……」
悔しそうにつぶやきながらも、己の負けを認めた小竜姫は竜気を纏っていた身体からその力を抜いた……
「流石ですね、ワルキューレ…」
と言おうとした瞬間、結界を突き破って何者かが小竜姫とワルキューレの間に飛び込んできた。
「大丈夫か、シャオっ!!!」