▼竜神様はお年頃
「ヒャクメ、いつもいつも言っているでしょう。
むやみに人の心を覗くのは止めなさいと……
ふふふっ、どうやらあなたには口で言っても通じないようですね!?」
そう言いながら、ゆら~りゆら~りとヒャクメに近寄っていく小竜姫。
ヒャクメはこの時点でようやく己の失敗に気がついた。
が、時すでに遅しである。
「ガシッ!」と両肩を掴まれては逃げようが無い。
「ふふふっ、これですね!? 耳につけているこのアクセサリーみたいなものがいけないのですね……」
小竜姫はそう呟き、そして次の瞬間ヒャクメの耳にぶら下がっているピアスのような目玉のような何かをむんずと掴むと、
大きく振りかぶって全力で放り投げた。
「ヒャクメっ、仏罰です!一人で探してらっしゃい!!」
随分照れ隠しの入った仏罰ではあるが、仮にも竜神様の全力投球である。
はたして何処まで飛んでいったのか……
むやみに人の心を覗くのは止めなさいと……
ふふふっ、どうやらあなたには口で言っても通じないようですね!?」
そう言いながら、ゆら~りゆら~りとヒャクメに近寄っていく小竜姫。
ヒャクメはこの時点でようやく己の失敗に気がついた。
が、時すでに遅しである。
「ガシッ!」と両肩を掴まれては逃げようが無い。
「ふふふっ、これですね!? 耳につけているこのアクセサリーみたいなものがいけないのですね……」
小竜姫はそう呟き、そして次の瞬間ヒャクメの耳にぶら下がっているピアスのような目玉のような何かをむんずと掴むと、
大きく振りかぶって全力で放り投げた。
「ヒャクメっ、仏罰です!一人で探してらっしゃい!!」
随分照れ隠しの入った仏罰ではあるが、仮にも竜神様の全力投球である。
はたして何処まで飛んでいったのか……