▼2010Wカップ記念
タマモがそう言い終わったときにちょうど審判の長いホイッスルの音が響き渡った。
「あ~、ところで俺のこの状況は…?」
「それは私が説明してあげるわ」
横島の問いに答えたのはルシオラだった。
「ゴール前に上がったクロスボールにヨコシマとキーパーが競り合ったの。
で、ヨコシマが一瞬早く頭で触れたんだけど、勢い余ったキーパーのパンチングが顎にゴツン。
ヨコシマを一発でKO出来るなんて、あのキーパーなかなかやるわね」
クスクス笑いながらルシオラが状況を伝える。
まぁ事故とはいえ殴られたのが人外の生命力を持つ横島なので、ルシオラとしては全く心配していないのだろう。
せっかく頑張ったのに、ルシオラのそんな言葉にちょっぴり落ち込む横島。
そこへすかさず横島限定悪戯大好き狐っ娘が追い撃ちをかける。
「あのまま最後までピッチに立ってたら間違いなくヒーローだったのに残念だったわね、忠夫?」
「ナ、ナンノコトデセウカ、たまもサン?」
疚しい事に心当たりが有りまくりの横島が、片言のおかしな日本語でタマモに問いかけた。
「あ~、ところで俺のこの状況は…?」
「それは私が説明してあげるわ」
横島の問いに答えたのはルシオラだった。
「ゴール前に上がったクロスボールにヨコシマとキーパーが競り合ったの。
で、ヨコシマが一瞬早く頭で触れたんだけど、勢い余ったキーパーのパンチングが顎にゴツン。
ヨコシマを一発でKO出来るなんて、あのキーパーなかなかやるわね」
クスクス笑いながらルシオラが状況を伝える。
まぁ事故とはいえ殴られたのが人外の生命力を持つ横島なので、ルシオラとしては全く心配していないのだろう。
せっかく頑張ったのに、ルシオラのそんな言葉にちょっぴり落ち込む横島。
そこへすかさず横島限定悪戯大好き狐っ娘が追い撃ちをかける。
「あのまま最後までピッチに立ってたら間違いなくヒーローだったのに残念だったわね、忠夫?」
「ナ、ナンノコトデセウカ、たまもサン?」
疚しい事に心当たりが有りまくりの横島が、片言のおかしな日本語でタマモに問いかけた。