▼DesiresQueen 第三話

月曜、それは学生にとって陰鬱な週の始まりである
ここは横島が通う高校で、学生達が揃って登校している極平和な風景であった
その時けたたましいエンジン音と共に一台のコブラが学内へと侵入してきて、美少女と美女が口論を始めていた
「美神さん、俺まだ心の準備が出来てないっすよ!」
「いい加減に諦めなさい!此処まで来たんだから、もう覚悟を決めんかい!」
そう言うと助手席から横島を蹴り飛ばした、姉馬鹿といっても基本は美神である
「イヤヤ~、美神さん置いていかんといて~!」
「校長先生には事情は話してあるし、問題ないと思うから頑張ってね、それと帰りは襲われると危ないから迎えに来るから待っててね合樹ちゃん♪」
と言い残し颯爽と走り去った
「なんか此処までの流れが計画的すぎるぞ~美神さんのアホ~!」
兎に角横島合樹の学校生活が始まる
ー第三話横島合樹の憂鬱・助けて~SOS団!前編ー
「と言うわけで、俺は教室の前まで来ている!」
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