▼DesiresQueen 第七話

即戦力部隊が綿密な作戦をたてている中、残りの二名はというと

「あ~、おキヌちゃん見て~、そこのしげみで何か~動いたわ~ウサギかしら~?」

「あっ!本当ですね、でも冥子さん話に加わらなくていいんですか?」

「え~っと…冥子~よく分かんない~、あら?さっきの動物がコッチに向かって来てるわ」

それを聞いたエヴァが、冥子が指差す方向からいくつかの邪悪な気配に気づく

「馬鹿者、その気配は敵だ!その場から早く離れろ!」

その言葉におキヌと冥子はエヴァたちのもとへと戻る
それと同時に、しげみから、吸血鬼化させられた美神たちが現れた

「あら?冥子たちだけなら楽勝と思ったけど、その子真祖の吸血鬼かしら?」

『美神さん!(令子ちゃん!)』

「ふふふっ、でも全員倒さずとも、百樹さえ私のものにできれば問題ないワケ…」

『エミさん!(ちゃん!)』
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