▼DesiresQueen 第五話・ニ

彼女の名前は小笠原エミ、美神と共にトップクラスのGSと評される人物である。
以前に横島の能力に興味を持ち引き抜きを駆けたが失敗しており
「オタクが居るって事は…」
「私も居るわよ!エミ」
これはお馴染みの展開かと思われたが
「令子、百樹が来てる服って?」
「そうよ、エミに紹介を頼んで作って貰った物よ!」
「令子…GJ!褒めてやるワケ!」
「ツテって、アンタやったんかい!」
彼女は美神の百樹育成計画の協力者であった。
「お二人はお知り合いだったんですか?」
「ええそうよ、エミとは強敵(トモ)なの。」
「利害が一致したワケ(でも百樹を手に入れれば、アンタはもう用済みなワケ!)」
その後、ドクターカオスと六道冥子が揃い、一同を乗せた飛行機は飛び立っていった。
機内では、ピートが横島にホノカな思いを寄せていることを知ったエミが「妹と分け合うのも悪くないわけ」と言う発言以外は、順調なフライトが続いていたが、突然機外が大量の黒いものに囲まれた。
「コウモリか!しまった、昼間と思って油断していた!」
ピートが窓から眺めていると、パイロットがパラシュートで脱出していた。
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