「ちょっ、小竜姫様手加減して下さいよ！」

「これでも大分手加減していますよ、それに避けてばかりでなく、ちゃんと掛かってきなさい！」

「そーだぞ、でろー栄光の手ぇぇ何でこんな時に出んのじゃー！…こうなったら、せめてその胸で死なせて下さい小竜姫様!!」

小竜姫の剣撃を避けルパンダイブをする横島、ある意味凄い成長をしている。

「結局それですかー！」

だが残念ながら反撃は未遂となり、地面にめり込み沈黙する横島であった。

『小僧お主には集中力が致命的に足りん』

意識を取り戻すと、猿神による反省会と相成った。

『霊力と収束力は抜群の癖に細かいコントロールが絶望的にできとらん！』

因みに横島、岩に手を置いて所謂反省のポーズをさせられている。

「普通の高校生のワイにはもともとムリなんじゃー、それよりも頼むからそろそろオウチに帰してー！」