▼貴方とみる世界 第二話

横島と小竜姫が猿神の加速空間に入って体感時間にして3ヶ月が経つ。

その頃には霊力がなかった彼だったが霊気の盾や霊波刀、霊波砲を使えるようになっていた。

―因みに何故霊波刀を使えるようになったかと言うと

その日横島忠夫は断崖を登っていた

命綱など何もなく登る姿は流石斉天大聖の修行と言ったところであろうか…

「グフフ、この上では小竜姫様が…やるやったる、ワイは斉天大聖の弟子の名に誓って未知の境地にたどり着くんや!」

訂正、彼は自主トレ(?)をしていた。

彼の努力が実り遂に天辺へとたどり着く。

「(グビビ、それではお宝拝見!)…何だと!?」

彼がそこで見たものは

『さー老子一献どうぞ』

『おっとすまぬな右のよ、なんじゃ小僧そんな所でお主も一杯どうじゃ?』

『何を固まってるのだ、ヨコシマ?…あ、落ちた。』

ものごっつ未知の世界だった。
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