▼DesiresQueen 十三話

『オウ!みんなに宜しく言っておいてくれユリコ…それじゃあな姫さんまた会おうぜ!』

そう言い残し男は立ち去って行った。

“うん楽しみにしてる…ナギ……”

そしてその光景はブラックアウトしていく。


「…お…おい…おいユキ大丈夫か?」

再び意識が覚醒するとエヴァが心配そうに横島の顔を覗いていた。

「エヴァちゃん?大丈夫だよ、ちょっと夢を見てただけだから」

「夢?どんな夢だったんだ?」

「ん~どんな夢だったけ?でもいやな夢じゃなかった気がする」

そう言いながらも自然と笑みを浮かべる横島。

「そうなのか?」

「心配してくれたの?」

「ま、まあな///隣で寝てたらうなされていたし」

エヴァはソッポを向きながらそう答えるのであった。
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