GS魔鈴 新しき絆・番外編愛子の日記
~×月〇日~
12月に入り街はクリスマス一色だ
恒例の横島君のアパートでの勉強会をしたが、台所に見知らぬ食器が綺麗に洗われていたのを見つける
おキヌちゃんか小鳩ちゃんの差し入れだろうか?
差し入れしてくれる女の子が居るのに、何故そちらを見ないのだろう?
冷静に考えると不思議である
~×月〇日~
横島君宅の勉強会の合間に夜食を作ってあげた
横島君・ピート君・タイガー君が美味しいと言って食べてくれてうれしかった
思い返してみると家庭科以外で料理をしたのは始めてだったりする
長年学校の妖怪をしてるから家庭科も知ってるし料理の腕には結構自信あるが、それでもドキドキしてしまったのは秘密だ
~×月〇日~
冬休みに入りクリスマスまで後少し……
妖怪の私には関係ないのだろうけど、ワクワクする街の空気は好きだった
~×月〇日~
クリスマスイブまで後二日、今日はちょっと早いクリスマスパーティーの為に横島君のアパートに行った
微妙に日にちが早い訳を聞いたらイブはタイガー君が彼女とデートらしいし、ピート君は明日から教会で行われるクリスマスミサの準備で忙しいらしい
いつもの四人にタマモちゃんとシロちゃんを加えて楽しく騒いだ
意外だったのはケーキやチキンなどの料理が全て横島君の奢りだった事
少し前から仕送りが増えたらしい
流石に三年は学校に通う為に仕送りが増えたのだろう
~×月〇日~
クリスマスも終わり今年も後少し
流石に年末年始は学校に来る人も居なく暇だった
~×月〇日~
今日で今年も終わる
この一年を振り返ってみるといろいろあったが、本当に楽しかった思い出がいっぱいだ
来年はどうなるのかと考えると胸が苦しくなるが、いい年になってほしい
~×月〇日~
年も明けて三日が過ぎたが、正月は宿直室でテレビを見るしかする事がなかった
いわゆる寝正月というやつだ
基本的に私は学校が機能しないとやる事がない
~×月〇日~
正月期間も過ぎてようやく学校に生徒が来るようになった
部活や先生の手伝いなどをするが、横島君が見知らぬ年上美人と一緒に居たとの噂が流れる
誰だか気になるけど、横島君の知り合いは美人が多いし……
ただ美神さんじゃない事は確かなようだ
~×月〇日~
今朝、夜明け前から東京に雪がちらついていた
ふわりふわりと舞い降りる雪を見つめながら、私は過去を思い出す
かつて山奥にあった学校に居た私は、窓の外で楽しそうに遊ぶ子供達がまるで別世界のように見えた……
そんな時、夜明けと共に学校にやって来たのはシロちゃんだった
雪が降った事を喜び散歩に来たらしい
積もったら雪だるまを作ろうと約束したけど、雪は積もるほどではなかった
いつの日か私もあの頃の子供達のようにみんなと遊びたい
~×月〇日~
3学期が始まった
一人一人と集まっていくクラスメートに、私はホッとして温かい気持ちを感じる
みんなが家に帰る気持ちはこんな気持ちなのかもしれない
12月に入り街はクリスマス一色だ
恒例の横島君のアパートでの勉強会をしたが、台所に見知らぬ食器が綺麗に洗われていたのを見つける
おキヌちゃんか小鳩ちゃんの差し入れだろうか?
差し入れしてくれる女の子が居るのに、何故そちらを見ないのだろう?
冷静に考えると不思議である
~×月〇日~
横島君宅の勉強会の合間に夜食を作ってあげた
横島君・ピート君・タイガー君が美味しいと言って食べてくれてうれしかった
思い返してみると家庭科以外で料理をしたのは始めてだったりする
長年学校の妖怪をしてるから家庭科も知ってるし料理の腕には結構自信あるが、それでもドキドキしてしまったのは秘密だ
~×月〇日~
冬休みに入りクリスマスまで後少し……
妖怪の私には関係ないのだろうけど、ワクワクする街の空気は好きだった
~×月〇日~
クリスマスイブまで後二日、今日はちょっと早いクリスマスパーティーの為に横島君のアパートに行った
微妙に日にちが早い訳を聞いたらイブはタイガー君が彼女とデートらしいし、ピート君は明日から教会で行われるクリスマスミサの準備で忙しいらしい
いつもの四人にタマモちゃんとシロちゃんを加えて楽しく騒いだ
意外だったのはケーキやチキンなどの料理が全て横島君の奢りだった事
少し前から仕送りが増えたらしい
流石に三年は学校に通う為に仕送りが増えたのだろう
~×月〇日~
クリスマスも終わり今年も後少し
流石に年末年始は学校に来る人も居なく暇だった
~×月〇日~
今日で今年も終わる
この一年を振り返ってみるといろいろあったが、本当に楽しかった思い出がいっぱいだ
来年はどうなるのかと考えると胸が苦しくなるが、いい年になってほしい
~×月〇日~
年も明けて三日が過ぎたが、正月は宿直室でテレビを見るしかする事がなかった
いわゆる寝正月というやつだ
基本的に私は学校が機能しないとやる事がない
~×月〇日~
正月期間も過ぎてようやく学校に生徒が来るようになった
部活や先生の手伝いなどをするが、横島君が見知らぬ年上美人と一緒に居たとの噂が流れる
誰だか気になるけど、横島君の知り合いは美人が多いし……
ただ美神さんじゃない事は確かなようだ
~×月〇日~
今朝、夜明け前から東京に雪がちらついていた
ふわりふわりと舞い降りる雪を見つめながら、私は過去を思い出す
かつて山奥にあった学校に居た私は、窓の外で楽しそうに遊ぶ子供達がまるで別世界のように見えた……
そんな時、夜明けと共に学校にやって来たのはシロちゃんだった
雪が降った事を喜び散歩に来たらしい
積もったら雪だるまを作ろうと約束したけど、雪は積もるほどではなかった
いつの日か私もあの頃の子供達のようにみんなと遊びたい
~×月〇日~
3学期が始まった
一人一人と集まっていくクラスメートに、私はホッとして温かい気持ちを感じる
みんなが家に帰る気持ちはこんな気持ちなのかもしれない