GS魔鈴 新しき絆・番外編愛子の日記
~×月〇日~
日記を読み返してみて気付いたが、以前悪霊が大量発生した事件の前後で横島君の行動が僅かに変化している
人は成長するものだし、それは横島君でも変わらない
それはわかっているのに不安になるのは、私のわがままなのだろうか?
~×月〇日~
最近の横島君は美神さんの話題をあまり口にしなくなった
以前は自分の自慢も含めて面白おかしくみんなに話してくれたのに……
GSのバイトがつまらないのだろうか?
~×月〇日~
今日から私たちは三年になり、いよいよ最後の一年になる
横島君は三年を真面目に通う事を条件に、なんとか進級する事が出来ている
横島君の出席日数は壊滅的で進級には賛否両論あったらしいが、どこからか配慮して欲しいとの要請があったと校長先生が漏らしていた
それ以上は私には教えてくれなかったが、横島君の出席をわざわざ校長先生に頼めるなんて誰なのだろう?
~×月〇日~
今日、タイガー君と話す機会がありタイガー君の給料を聞いたらビックリ
横島君と違いお金持ちだった
何故食べ物に困るのか聞いたら、タイガー君は両親が居なく海外の孤児院で育ったらしく、収入のほとんどがそこの運営費に寄附してるとコッソリ教えてくれた
恥ずかしいから言わないで欲しいと頼まれたが、恥ずかしがる事じゃないと思う
相変わらずタイガー君の感覚はズレている
~×月〇日~
また横島君が夕日を見つめて無言になっている
私が知るだけで三回目だし、この時の横島君はどこか人を寄せつけない雰囲気がある
僅かな時間なので誰も気付かないが、夕日には特別な何かがある気がする
~×月〇日~
今日クラスの友人に誘われてカラオケに行って来た
横島君やピート君も誘ったのに来なかった
せっかくタダ券があり無料で行けたのに……
思えば横島君はクラスの友人達と学校外で遊ぶ事がまるでなかった
バイトがあるから仕方ないのだろうが、どこか横島君とクラスメートには壁がある気がする
~×月〇日~
この日記の半分は横島君の話題ばかりだ
それは私の中のでの横島君の存在の大きさが関係あるのだろう
横島君と一緒に居るだけで私は幸せを感じている
はたして横島君は学校で幸せを感じてるのだろうか?
願わくば、横島君の高校生活が幸せである事を願う
~×月〇日~
今日、銀髪に赤のメッシュが入った少女が慌てて教室にやって来た
妖怪なのはわかるが、私は初めて見る妖怪だった
彼女が多分、横島君を師匠と呼ぶシロちゃんなのだろ
彼女の言葉に横島君は滅多に見せない険しい表情になり、あっと言う間に帰ってしまった
横島君のあんな表情は初めて見た気がする
クラスメートも驚きの表情で見ており、横島君が帰った後しばらく教室は静まり帰っていた
~×月〇日~
昨日三年に入って初めて横島君が欠席をした
先生は半ば呆れた表情で気にもしてなかったが、私は一昨日の帰った問題が心配だった
しかし今日登校してきた横島君はいつもと変わらない感じである
一昨日の話を聞くとたいした事なかったと笑うが、ならば何故昨日休んだのだろう
ただ今日の横島君はいつもより多少顔色が良く見える
問題はシロちゃんとの関係をクラスの男子に吊るし上げにされた事か……
何故、あれほど横島君が人に好かれるのを騒ぐのだろう?
私にはわからない
日記を読み返してみて気付いたが、以前悪霊が大量発生した事件の前後で横島君の行動が僅かに変化している
人は成長するものだし、それは横島君でも変わらない
それはわかっているのに不安になるのは、私のわがままなのだろうか?
~×月〇日~
最近の横島君は美神さんの話題をあまり口にしなくなった
以前は自分の自慢も含めて面白おかしくみんなに話してくれたのに……
GSのバイトがつまらないのだろうか?
~×月〇日~
今日から私たちは三年になり、いよいよ最後の一年になる
横島君は三年を真面目に通う事を条件に、なんとか進級する事が出来ている
横島君の出席日数は壊滅的で進級には賛否両論あったらしいが、どこからか配慮して欲しいとの要請があったと校長先生が漏らしていた
それ以上は私には教えてくれなかったが、横島君の出席をわざわざ校長先生に頼めるなんて誰なのだろう?
~×月〇日~
今日、タイガー君と話す機会がありタイガー君の給料を聞いたらビックリ
横島君と違いお金持ちだった
何故食べ物に困るのか聞いたら、タイガー君は両親が居なく海外の孤児院で育ったらしく、収入のほとんどがそこの運営費に寄附してるとコッソリ教えてくれた
恥ずかしいから言わないで欲しいと頼まれたが、恥ずかしがる事じゃないと思う
相変わらずタイガー君の感覚はズレている
~×月〇日~
また横島君が夕日を見つめて無言になっている
私が知るだけで三回目だし、この時の横島君はどこか人を寄せつけない雰囲気がある
僅かな時間なので誰も気付かないが、夕日には特別な何かがある気がする
~×月〇日~
今日クラスの友人に誘われてカラオケに行って来た
横島君やピート君も誘ったのに来なかった
せっかくタダ券があり無料で行けたのに……
思えば横島君はクラスの友人達と学校外で遊ぶ事がまるでなかった
バイトがあるから仕方ないのだろうが、どこか横島君とクラスメートには壁がある気がする
~×月〇日~
この日記の半分は横島君の話題ばかりだ
それは私の中のでの横島君の存在の大きさが関係あるのだろう
横島君と一緒に居るだけで私は幸せを感じている
はたして横島君は学校で幸せを感じてるのだろうか?
願わくば、横島君の高校生活が幸せである事を願う
~×月〇日~
今日、銀髪に赤のメッシュが入った少女が慌てて教室にやって来た
妖怪なのはわかるが、私は初めて見る妖怪だった
彼女が多分、横島君を師匠と呼ぶシロちゃんなのだろ
彼女の言葉に横島君は滅多に見せない険しい表情になり、あっと言う間に帰ってしまった
横島君のあんな表情は初めて見た気がする
クラスメートも驚きの表情で見ており、横島君が帰った後しばらく教室は静まり帰っていた
~×月〇日~
昨日三年に入って初めて横島君が欠席をした
先生は半ば呆れた表情で気にもしてなかったが、私は一昨日の帰った問題が心配だった
しかし今日登校してきた横島君はいつもと変わらない感じである
一昨日の話を聞くとたいした事なかったと笑うが、ならば何故昨日休んだのだろう
ただ今日の横島君はいつもより多少顔色が良く見える
問題はシロちゃんとの関係をクラスの男子に吊るし上げにされた事か……
何故、あれほど横島君が人に好かれるのを騒ぐのだろう?
私にはわからない