真の歴史へ
横島はおキヌをしばらくゆっくりさせて、六道女学院の普通科に入れるつもりだった
おキヌはネクロマンサーの能力があり、ヒーリングなど…
GSの才能がある
だが、本人が望まない限り、GSにする積もりは無かった…
300年も苦労して孤独を生きた
そのおキヌには普通に幸せになって欲しかったのだ
その為、一応聞いたのだ
「おキヌちゃん! 一緒に学校行かない? たくさん友達出来て楽しいわよ!」
突然話し出したのは、青春妖怪愛子だった…
横島達は愛子らしい言葉に笑って聞いていた
「学校ですか~ 行ってみたいですね~ 私学校って行った事ないんですよ」
おキヌは興味津々な様子で愛子と話していた
おキヌの生きた時代に学校は無い
おキヌは令子の事務所に来てから、読み書きや計算を令子に習ったが…
現代の高校に行く基礎学力には不足だった…
「おキヌちゃんはちょうど高校生くらいよね… でも高校に行くなら、もう少し勉強しないとつらいわよ」
ルシオラが少し困ったようにおキヌに話した
「そうですね… しばらく私達が勉強を教えてあげますよ。」
小竜姫は優しく微笑んだ
「はい、お願いします! 勉強して学校に行ってみたいです」
おキヌは元気よく返事をした
「高校に入る前に勉強をしながら、ゆっくりいろいろ経験したらいいよ」
横島が話して、おキヌの今後が決まった
幽霊として現代の生活を送ってはいたが、生き返るとまた違ってくる
おキヌは日常生活にゆっくりなれながら、ルシオラ達に勉強を教わることになった
ちなみに、愛子も頭は悪くない為、一緒に教える気満々だった…
横島は…
昔に比べれば、格段に賢くなってるが…
人に勉強を教えるのは苦手なようだ
こうしておキヌの人生は、横島達に見守られながら始まった……
なお、タマモは横島に撫でられながら気持ちよくお昼寝をしていた…
それからしばらくしたある日…
横島達全員がルシオラの研究室に呼ばれた
そこの異界は魔界に近い景色で、不思議な植物がたくさん生えていた…
最も、魔界ではないので、普通の人間や神族が来ても問題は無かった
ルシオラの研究室はそこに建っており、逆天号内部と同じ作りだった…
ちなみに横島達がいつも修行をしているのは、そこの隣にある…
ルシオラは白衣を着て、自信満々な笑みを浮かべて、どこぞのマッドサイエンティストのようだった…
「ルシオラ… また何か作ったのか?」
横島は少し不安そうにルシオラを見ていた
小竜姫、タマモ、愛子、雪之丞も顔には出さないが内心少し不安だった…
少し前に来た愛子は、ルシオラが魔族なのを知って驚いたが…
普段の優しいルシオラを見てると忘れそうだった
だがここの研究室に来れば、やっぱり彼女は魔族なんだと、シミジミ実感していた……
ただ一人おキヌは、何がでるのか楽しみな様子でワクワクしてルシオラを見ていた…
((おキヌちゃんはやっぱり天然ね…))
タマモと小竜姫は心の中で呟いた
一方ルシオラは横島達を目の前に、テンション高くなっていた……
「そうよ! 今の私達に必要な物が、いよいよ出来たわ!!」
ルシオラは目を輝かせて話した
部屋の中にはルシオラの発明品がたくさんあり、作成中の物も合わせればかなりの数があった…
そして奥には、小さな箱に白い布がかけられていた…
ルシオラはゆっくり奥に歩き白い布をとった!!
「…………」
小竜姫達は現れた箱を恐る恐る覗き込む……
ただ、横島は一人顔が引きつっていた…
その箱は虫かごで、中にはクワガタが入っていた…
小竜姫達はとりあえず危険は無いと判断し覗き込むが、普通のクワガタにしか見えなかった…
「ルシオラ…… まさか…… 逆天号か?」
横島は複雑な表情でルシオラを見た
横島は未来で知っていた
逆天号が兵鬼なのを…
大きさが自由に変わることに…
そして、逆天号を知るもう一人…
小竜姫は横島の腕につかまって、顔をひきつらせていた…
おキヌはネクロマンサーの能力があり、ヒーリングなど…
GSの才能がある
だが、本人が望まない限り、GSにする積もりは無かった…
300年も苦労して孤独を生きた
そのおキヌには普通に幸せになって欲しかったのだ
その為、一応聞いたのだ
「おキヌちゃん! 一緒に学校行かない? たくさん友達出来て楽しいわよ!」
突然話し出したのは、青春妖怪愛子だった…
横島達は愛子らしい言葉に笑って聞いていた
「学校ですか~ 行ってみたいですね~ 私学校って行った事ないんですよ」
おキヌは興味津々な様子で愛子と話していた
おキヌの生きた時代に学校は無い
おキヌは令子の事務所に来てから、読み書きや計算を令子に習ったが…
現代の高校に行く基礎学力には不足だった…
「おキヌちゃんはちょうど高校生くらいよね… でも高校に行くなら、もう少し勉強しないとつらいわよ」
ルシオラが少し困ったようにおキヌに話した
「そうですね… しばらく私達が勉強を教えてあげますよ。」
小竜姫は優しく微笑んだ
「はい、お願いします! 勉強して学校に行ってみたいです」
おキヌは元気よく返事をした
「高校に入る前に勉強をしながら、ゆっくりいろいろ経験したらいいよ」
横島が話して、おキヌの今後が決まった
幽霊として現代の生活を送ってはいたが、生き返るとまた違ってくる
おキヌは日常生活にゆっくりなれながら、ルシオラ達に勉強を教わることになった
ちなみに、愛子も頭は悪くない為、一緒に教える気満々だった…
横島は…
昔に比べれば、格段に賢くなってるが…
人に勉強を教えるのは苦手なようだ
こうしておキヌの人生は、横島達に見守られながら始まった……
なお、タマモは横島に撫でられながら気持ちよくお昼寝をしていた…
それからしばらくしたある日…
横島達全員がルシオラの研究室に呼ばれた
そこの異界は魔界に近い景色で、不思議な植物がたくさん生えていた…
最も、魔界ではないので、普通の人間や神族が来ても問題は無かった
ルシオラの研究室はそこに建っており、逆天号内部と同じ作りだった…
ちなみに横島達がいつも修行をしているのは、そこの隣にある…
ルシオラは白衣を着て、自信満々な笑みを浮かべて、どこぞのマッドサイエンティストのようだった…
「ルシオラ… また何か作ったのか?」
横島は少し不安そうにルシオラを見ていた
小竜姫、タマモ、愛子、雪之丞も顔には出さないが内心少し不安だった…
少し前に来た愛子は、ルシオラが魔族なのを知って驚いたが…
普段の優しいルシオラを見てると忘れそうだった
だがここの研究室に来れば、やっぱり彼女は魔族なんだと、シミジミ実感していた……
ただ一人おキヌは、何がでるのか楽しみな様子でワクワクしてルシオラを見ていた…
((おキヌちゃんはやっぱり天然ね…))
タマモと小竜姫は心の中で呟いた
一方ルシオラは横島達を目の前に、テンション高くなっていた……
「そうよ! 今の私達に必要な物が、いよいよ出来たわ!!」
ルシオラは目を輝かせて話した
部屋の中にはルシオラの発明品がたくさんあり、作成中の物も合わせればかなりの数があった…
そして奥には、小さな箱に白い布がかけられていた…
ルシオラはゆっくり奥に歩き白い布をとった!!
「…………」
小竜姫達は現れた箱を恐る恐る覗き込む……
ただ、横島は一人顔が引きつっていた…
その箱は虫かごで、中にはクワガタが入っていた…
小竜姫達はとりあえず危険は無いと判断し覗き込むが、普通のクワガタにしか見えなかった…
「ルシオラ…… まさか…… 逆天号か?」
横島は複雑な表情でルシオラを見た
横島は未来で知っていた
逆天号が兵鬼なのを…
大きさが自由に変わることに…
そして、逆天号を知るもう一人…
小竜姫は横島の腕につかまって、顔をひきつらせていた…